ご褒美作戦で宿題の計画ができるようになる! ―発達障害&グレーゾーン(パステル)の子どもの夏休みー

発達障害&グレーゾーン(パステル)の子どもは、因果関係を理解するのがあまり得意ではありません。ご褒美作戦を上手に使うと「なぜそうなったのか?」が分かり、先のことを見通す力がつきます。ママの対応で、夏休みの宿題もバッチリ乗りきりましょう。
 

【目次】

 

1.発達障害&グレーゾーン(パステル)の子どもが、ご褒美作戦で「なぜ怒られたのか?」が分かるようになる!

 
 
ご褒美をチラつかせて行動させるのは、実はある点でとても有効なのです!
 
 
ご褒美をチラつかせて指示することは、やり方さえ間違わなければ全然OKなんです。詳しくは、こちらの記事を読んでくださいね!
 
 
 
今回は、このご褒美作戦が、なんと計画する力や見通しをもつ力を強くしますよ!というお話です。
 
 
まず、何か子どもが行動したらご褒美がもらえるように言うわけですが、大切なことは「行動したら、ご褒美がもらえる」という因果関係を子どもが理解しているということです。
 
 
パステル(グレーゾーン)の子どもは、因果関係を理解するのがあまり得意ではありません。つい目の前の状況や目の前のものに反応してしまうからです。
 
 
ところが、「行動したら、ご褒美がもらえる」という関係性は、脳のプラスの感情を高めるので理解しやすいのです。
 
 
 
 
「今、このご褒美がもらえているのはさっき〇〇を頑張ったからだ!」ということを認識しやすいので、目に見えない因果関係を理解するきっかけとして、ご褒美作戦を使うのが有効です。
 
 
・なぜ怒られたのか分からない
 
・なぜ仲間に入れてもらえないか分からない
 
・いつも考えなしに動いている
 
 
こんなお子さんには、ご褒美を有効に使って因果関係をマスターして欲しいですね。
 
 
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2.ご褒美のあげ方で、子どもの計画力をつける方法とは?

 
 
ご褒美の効き目は、実はこんなモノではないのです!なんと、夏休みにお母さんを悩ませるアレが上手く行くかもしれませんよ!
 
 
ごほうびのスゴイ効果、それは夏休みにすご〜く関係があるのです。
 
 
ごほうび作戦を上手に使えると、子どもが計画力を身につけることができちゃうのです!!
 
 
なぜ、ごほうびで計画する力が養われるか?と言うと、行動してからご褒美がもらえるまでの時間を、因果関係を理解したまま過ごせるからです!
 
 
例えばですね、「今おふろに入ったらアイスあるよ〜!」と言えば、おふろから出てからアイスがもらえるまでその間の時間は数分ですね。つまり、行動と結果との間が数分の因果関係なら理解できるということです。
 
 
これが、「朝○○したら、夜○○できるよ!」と言えば、行動と結果の間が数時間空いても、因果関係が理解できるということです。「今日○○したら、日曜日に○○するよ!」と言えば、数日間の因果関係がわかります。
 
 
ここで何が言いたいか?というと、このご褒美が待てる日数よりも長い計画は立てにくいということ!
 
 
夏休みに入ったら、お母さんは「宿題の計画を立てよう!」と言うと思うのですが、その時にお子さんに1ヶ月半もの長期の計画が立てられるのか?を考える必要があるのです!
 
 
そもそも、1ヶ月半後のご褒美(楽しみ)が待てない子どもに、1ヶ月半に渡って好きでもない勉強をする計画が立てられるはずがないのです。
 
 
 
 
そう!つまりご褒美作戦は、子どもが理解できる時間の範囲を広くしていくのに使える魔法の作戦なのです!
 
 
ご褒美作戦を上手に使って先のことを見通せるチカラを養うことができます。子ども目線に立つと、子どもが楽しいと思うことの中で様々な能力が育つのがわかります。
 
 
ご褒美作戦を上手に使って子どもに新たなチカラを授けていきましょうね。
 
 
一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。
 
 
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執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー 学術博士,臨床発達心理士)
 

 

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