○○をやめると、発達障害の子育てが楽になる~何度言っても止めない行動の秘密~

発達障害の子どもって、何度言っても不適切な行動をやめられないことってありますよね。どうやって叱ったらやめるだろう…そんな風に感じることはありませんか?今日は、「○○」をやめるだけで子どもが適切に行動できるようになる方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.突然ですが、あなただったらどうしますか?~触ってはいけない箱~

 
 
想像してみてください。
 
 
あなたは家で、見慣れない箱を見つけたとします!
 
「あれ〜?こんな箱あったかな?」最初は、そんな軽い気持ちで箱を開けてみることにしました。箱のフタをガチャガチャやりながら好奇心も刺激されていきます。
 
 
それを見たお母さんが「その箱は、開けないでね!」と言ってきました。
さて、どうしましょうか?
 
 
今のあなたなら、気になるけれど、ダメと言われたからそのまま置いておこうとしますよね。
 
 
では、あなたが人生で最も好奇心が旺盛だった頃ならどうしますか?大人しく箱には手を触れませんか?それとも、箱を開けたくなりますか?
 
 
 
 
ここでは仮に、子どもの感覚を想像するために箱を開けたくなったとしましょうね。
 
 
「何が入っているか見てみたいし、開けちゃおうかな〜」と箱に触れていると、「箱に触れちゃダメって言ったでしょ!」とお母さんに叱られてしまいました。
 
 
でも、あなたは好奇心旺盛で居ても立ってもいられない子どものような特性があります。
 
 
しばらくして、もう1度箱に触れていたら「もう!触っちゃダメ!この箱はね、大切なモノだから触らないでね。」
 
 
箱から離れたものの、1時間後。抑えきれない好奇心。
大切なもの…?何?
 
 
箱に触れられないのは分かっている。でも気になり箱をチラリと見てみる。すると、「こ〜ら!箱はダメでしょ!」と、見ていただけなのに言われる。
 
 
トイレに行く途中で、箱のフタをなでて通過すると、腕を掴まれて、「何度言ったらわかるの!」
 
 
箱を見るたび、通り際に箱のフタをなでるたび、「箱、箱」と言われる!
 
 
そんなに言われると、頭の中は箱でい〜っぱい!箱に注目が集まるほど意識が箱から離れません。
 
 
もともと、人よりも好奇心旺盛な子どもだったら?
 
行動の制御が苦手な子どもだったら?
 
お母さんがいつもより話してくれているとしたら?
 
 
分かっていても、やめられないとは思いませんか…?
 
 

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2.親からの「○○」は、発達障害の子どもにとってご褒美なんです。

 
 
発達障害の子どもにとっては、注目が与えられるほど、子どもの心はそこから離れ難くなります。
 
 
これが箱ではなく、ものを投げるとか蹴るとかの問題行動であったとしても、その行動は注目されるほど続いてしまうのです。
 
 
ましてや親からの注目は、子どもにとってはご褒美と同じ。
 
 
 
 
注目は「刺激」であり、発達障害の子どもたちや、低年齢の子どもたちは刺激に弱いもの。刺激に誘発されるように反応します。かゆいところを、掻き続けるから、かえってかゆみが引かないのと同じことです。
 
 
お母さんが箱を気にして見ているから、子どもの興味もそこに集まってしまう。お母さんが箱を気にしなければ案外、箱には興味を示さないこともあります。
 
 
「子どもの問題行動にいちいち取り合わない」という親の態度に、子どもの好ましくない行動を消去する効果があるんですよ。
 
 

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3.何度言ってもやめられない行動を、適切な行動に変えるには?

 
 
それでは、何度言っても子どもが好ましくない行動をやめないとき、どうすればいいのでしょうか。
 
 
それはずばり、「注目」をやめること!
 
 
注目や注意というのは、記憶に関係する脳機能です。つまり、注目されたものは記憶に残り、注目されないものは記憶に残りません。
 
 
注目するものと、しないものをお母さんが意図的に分けると、子どもに定着させたいことと、定着させたくないことをコントロールできます!
 
 
子どもに定着させたくないことには注目するのをやめて、気をそらすように定着させたい行動や会話に誘いましょう。
 
 
特に、注目を引きたい行動や、ちょっかいを出してくるような行動に対してはなおさら注目をやめます。
 
 
このテクニックは、コミュニケーションの主導権を取り戻す効果もあります。子どもに振り回されて、子どもの言うこと、やることに反応してばかりいると感じる方は注目を使い分けるワザを身につけてくださいね。
 
 
何度も叱るよりも楽に、子どもが良いこと・悪いことを学びやすい関係を保つことができます。
 
 
まずは、ご自身が何に注目してお子さんに話しかけているのか振り返って見てくださいね!
 
 
 
 
執筆者:吉野加容子
(発達科学コミュニケーショントレーナー、学術博士、臨床発達心理士)
 
 
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