発達科学コミュニケーションリサーチャーの大西ゆかです。
時間のある夏休み、スッキリ早起きするためには、「朝活」がおすすめです。 朝30分、子どもの好きなことをして、脳をしっかり目覚めさせましょう。
夏休みは「朝活」で、スッキリ早起き!ゲームも「朝活」!
レッスンスクリプト
発達科学コミュニケーションリサーチャーの大西ゆかです。
時間のある夏休み、スッキリ早起きするためには、「朝活」がおすすめです。 朝30分、子どもの好きなことをして、脳をしっかり目覚めさせましょう。
そもそも、人は起きたら、脳の中が、寝ている状態から起きている状態に切り替わります。でも朝、起きても、ぼーっとしている時間が続く子は、その切り替わりがうまくいかず、覚醒できなくなっているのです。
朝の光を浴びたり、一杯の水を飲んだりするのもいいですが、子どもが好きなことなら効果抜群!ワクワクすることであれば、眠くても取り組みやすいですね。
また体を動かすことで、脳はだんだん起きてきます。なので、起きたらまず着替えて、それから30分程度「朝活」、朝ごはんを食べる前にするのをおすすめします。順番は、様子を見て変えてもかまいません。
「朝活」には、どんな内容を選べばいいのでしょうか?
ラジオ体操のある地域だと、体操もできて友だちとも遊べて、最高です。でも、なかったり行けない子には、「朝、30分ワクワクタイムを作るとしたら、なにがしたい?」と聞いてみましょう。
想像するのが苦手な子であれば、すぐには答えが帰ってこないかもしれません。そんなときは「一緒に料理しない?」「お絵描き好きだったよね」と、その子の興味に合わせて提案してみましょう。体全部を使わなくても、手先を動かすものでもOKです。
反対に「ゲーム!」と即答してきた子には、「いいね!」と賛同してあげましょう。大人が「朝活」と言われて連想する活動よりも、子どもがやりたい!と思うことの方が、効果があります。
とはいえ、ゲームに遊ばれている状態だと脳は働きません。親は忙しいと思いますが、30分を確保して、一緒に「特別ゲームタイム」なんていかがでしょうか?
コントローラーを持って動くスポーツ系のゲームで体を動かしてもいいですし、いつものゲームでも、親子で対戦したり協力したり、やり取りを楽しめるといいですね。
子どもの方がゲームがうまくて参加させてくれない場合は、なりきり動画実況者として解説してもらいましょう。親は「今のすごい!」「次は何狙うの?」と短いコメントを入れて、口と脳を動かす手助けをしましょう。
参加していると、切り上げ時も見計らいやすいかもしれません。「もっとやりたい」とぐずっても、「ご飯だからダメよ」ではなく、「楽しかったね、明日もやろうね」と、期待感を持たせて、次の活動に移りましょう。
楽しいことをしているとき脳は働きます。そこに、親との楽しいやり取りが加われば、脳の発達はうなぎのぼり! ゲーム以外でも子どものやりたいことを、ぜひ一緒に楽しんでみてくださいね。
「朝活」で、脳が目覚めて、日中を活動的に過ごせれば寝つきもよくなります。次回の動画では、安心して寝付くためのこつをお伝えします。
講師:大西ゆか
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)