この動画を見れば、発達障害・グレーゾーンの小学校低学年のお子さんが読書感想文を書く時にお勧めの本がわかります!
低学年のお子さんにお勧め!読書感想文が書きたくなる本
レッスンスクリプト
この動画を見れば、発達障害・グレーゾーンの小学校低学年のお子さんが、読書感想文を書く時にお勧めの本がわかります!
読書感想文全国コンクールの課題図書には興味を持たないし、うちの子にはちょっと内容が難しいし…と思ったことはありませんか?もし本選びで困ったときには、もっと視野を広げて自由に選んでみてほしいと思います!
発達障害・グレーゾーンのお子さんは、読書感想文が苦手な子が本当に多いです。書籍やインターネット等で調べれば、読書感想文にお勧めの本はたくさん見つかると思います。
でも、発達障害・グレーゾーンのお子さんにこそ読んで欲しいようなお勧めの本を教えてくれる書籍やサイトは、まだあまりないんじゃないかなと思います。
そこで、発達障害・グレーゾーンのお子さんを育てているお母さんが集まっている、発達科学ラボが選んだ、小学校低学年のお子さんの読書感想文にもぴったりの、お勧めの本3冊を紹介したいと思います!
お子さんの興味によってヒットするかしないかは分かれるかもしれませんが、ぜひ参考になさってくださいね。
まず、低学年のお子さんにお勧めの本、1冊目はこちらです。 くすのきしげのりさん作の「おこだでませんように」です。
この本は、学校や家でいつも怒られてばかりいる子どもの心の中を描いた作品で、七夕さまの短冊に願いごとを書くシーンが印象的です。 発達障害・グレーゾーンのお子さんには、「それわかる~!」と思ってもらえるところがあるんじゃないかな?と思います。
自分と似ているところに注目したり、お話を読みながら、そのとき自分はどんな気持ちになるのか、自分の体験と比べていると、自分の気持ちも考えられ、心が動くこと間違いなしです。
七夕は終わってしまいましたが、お子さんと、「今年の短冊には何を書いたの?」「どうしてそう書いたの?」などで、今のお子さんの「願い」を知れるいいきっかけにもなりますよ!
低学年のお子さんにお勧めの本、2冊目はこちらです! アメリカの絵本作家バージニア・リー・バートンさんの「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」です。
こちらの本は、モノトーン絵本の代表作として有名な絵本で、ダイナミックに描かれた機関車の挿絵も迫力満点で、子どもの心をとらえます。
そして、中の絵も線路が続くように描かれていて文章も線路のように描かれていたりなど、目で見ても楽しい作品となっています。
表紙と裏表紙の裏には、唯一カラーで、いつもちゅうちゅうが走っている線路や街並みが描かれていて、乗り物が好きなお子さんにはそちらも見所となっています!
小さな機関車のちゅうちゅうが、ある日、毎日重い客車を引くのが嫌になってかってに逃げだしてしまうお話です。
威勢よく逃げ出して大騒動を引き起こしてしまいますが、ちゅうちゅうの機関士のジムの対応がとても素敵なんです! 子を持つ親として見習いたいポイントが見つかります!
低学年のお子さんにお勧めの本、3冊目はこちらです! 山口進さんの「トマトのひみつ」です。
こちらの本は、大きな写真と少ない文章で構成されているので、お子さんにもとても分かりやすいのが特徴です。
トマトって、とても不思議なにおいがしますよね?トマトのひみつって何だろう?と気になったら、ひとつ物知りになれるチャンスです!
クモやよく見かける昆虫たちとのドラマもあり、昆虫の視点で見てみるのもおもしろいかもしれません。
いかがでしたか?今回は発達障害・グレーゾーンの小学校低学年のお子さんが読書感想文を書く時にお勧めの本を紹介しました。
お母さんは、お子さんの感想を引き出せるように、「それってどんな感じ?」「そっか~、それいいね!」など、お子さんがどんどん話したくなるような声かけをしていってくださいね。 そこでお母さんの意見は挟まずに、ひたすら聞いていってあげてくださいね!
次の動画では、小学校中学年向けにお勧めの本を紹介します!
夏休みの宿題対策について詳しくお伝えしています
講師:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)