学校に馴染めなかった我が子がどうやって居場所を作ったのかお伝えします。
どうしたかというと、母親である自分が積極的に先生たちを巻き込んだんです!
学校に馴染めなかった我が子は、こうして学校に居場所を作りました
レッスンスクリプト
私の娘は2年前に小学校に入学しましたが、学校に馴染めず、1学期の間ほとんど授業に出られませんでした。
私は、先生たちはじめいろいろな人に相談をし、話を聞いてもらって救われました。
でも、居場所ができたわけではありません。私が本当にほしかったのは、具体的な手立てでした。
2学期に入っても、学校は「様子見」のスタンスでした。
まだ入学して間もないから慣れないだけ…
お母さん、心配しすぎ!
でも、もう2学期です。子どもも苦しんでいます。
ここでようやく私は気がつきました。子ども本人が感じている辛さと先生たちから見える子どもの状況には、大きなギャップがあるときがあるということです。
子どもの辛さを理解している自分が動かないといけないんだと思いました。
先生たちもどうしていいかわからないときがあるんです。
だから、ここぞというとき、お母さんはどのような支援を望むのか具体的な希望を伝えてみてください。
娘のケースでは、人も勉強も怖くなっていたので、先生とのマンツーマン授業が必要だと思いました。まず担任の先生にお話し、そして校長先生にお話することになりました。
校長先生は、「気持ちはわかりますが、う~ん…何とも言えません」と厳しい表情でした。でも、数日後いただいたお返事は、「1週間に9コマ、マンツーマン授業をします。4人の先生で担当します」というものでした!
先生たちが精一杯調整してくださったのが伝わってきて、希望の光が見えました。
マンツーマン授業はほとんど遊びだったんですけど、学校の活動に参加できているということで、子どもは少しずつ自信を取り戻していきました。
そして、少人数の学級や通常の学級でも参加できることが増えていきました。
学校だけが全てではありませんし、娘も今後、学校以外で居場所を見つけるかもしれません。
でも今、学校に可能性があるのであれば、お母さんが動き出しませんか?
学校によって対応にはバラつきがありますが、できるだけお子さんに合った居場所ができるよう願っています。
次の動画では、学校により良い支援に乗り出してもらうための秘訣をお伝えします。
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講師:水原沙和子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)