ママが発達させる!療育とはちがう「お家療育おしゃべりメソッド」を届けたい思いとは

療育に通っていたのに効果が出ない…小学校入学したら療育に通えない…。と不安になっているお母さんはいませんか?同じように悩み、自身の対応を変えてお子さんとの会話を楽しめるようになったトレーナーからお家療育の魅力について伺いました。

【目次】

1.発コミュを実践して感じたメソッドと療育の違い
2.同じように悩むお母さんを助けたい
3.できないができるに変わる!夢は前に進む姿を子どもに見せるのこと

 

1.発コミュを実践して感じたメソッドと療育の違い

 
 
我が子の言葉の遅れ悩み、療育に通っているのに効果がいまいち出ない…小学校に入学したら療育は通えなくなるしどうしたらいいの?と不安になるお母さんがたくさんいると思います。
 
 
そんな思いをして、発コミュの世界に飛び込み、「同じ思いをしているお母さんたちにお家でお母さんができる療育を届けたい!」という強い思いを持って活動を始めたのが発達科学コミュ二ケーショントレーナーの立花千明さんです。
 
 
 
 
自閉症と知的障害の診断を受けた息子さんの言葉の遅れに悩んでいた立花さん。療育に通っても効果を感じられずに悩んだ経験と、発コミュでのおしゃべり上達メソッドを実践して得た親子の成長をお話していただきました。
 
 
第1回と第2回の記事はこちらをご覧ください。
 
 
 
 
 
 
今回が第3回目、最後のインタビュー記事になります。立花さんから見た療育と発コミュの違いやトレーナーになろうと決意した思いを伺っていきます。
 
 

ーーー言葉の遅れが気になったときに選択肢として、言葉教室や言語療育があります。そういういわゆる”療育”と発コミュでのおしゃべり上達メソッドはどう違うのでしょうか?

 
 
ママが発達させる!ここがとにかく療育と違います。
 
療育は専門家がやるのが当たり前で、お母さんが専門家に頼るだけです。しかし、発コミュは、お母さんが我が子の専門家になれます。
 
私もたくさんの療育に通わせてきたからこそ、お母さんが我が子の発達のプロになるのが一番だと思っています!
 
週に1回と月に1回療育に行って、ちょっと先生に見てもらったとしても支援的に脳の発達からすると全然足りていないです。
 
大切なのは質よりも量なので、ママが毎日365日、声をかけていくことができる。それが、お家療育、おしゃべり上達メソッドの良さだと思います。
 
実際に発コミュに出会う前の療育に通っていた3年間と発コミュを実践した3ヶ月の成長を比べると全然違うと実感しています」
 
 

ーーー全然違う…というと具体的にお聞きしたくなります!療育に通っていた3年間と発コミュを実践した3ヶ月間、数字で表すとどんな感じでしょうか?

 
 
発コミュを実践した3カ月が100だとしたら、3年間の療育はもう50ぐらいだと思います。発コミュのほうが、やるべきことが明確でしんプルだったということもあり、取り組みやすかったです。
 
また、困ったことがあったらすぐにメールで答え合わせができる環境が大きな違いに影響したいたと思います。相談できる相手がいるということは一人で頑張らなくていいんだという安心感があり、伴走してくれる相手がいることは、私にとって心強かったです。
 
また、息子のできた!を報告すると自分の子のことのように喜んでくれ、私まで褒められて、さらに頑張ろうって思えました。」
 
 
 
 

ーーー3年間で50が、3ヶ月で100になった。何倍の速度!?という感じですよね。立花さんは小学校入学直前に発コミュを始められたわけですが、もっと早くにスタートしていたらもっと伸びたと思いますか?

 
 
「そうですね。息子は3歳で自閉症の診断が降りたのですが、私自身療育っていうもの自体をよくわかっていませんでした。自閉症について勉強して、それには療育が必要でというくらいの勉強段階だったんです。
 
3歳半ぐらいになってきて言葉だけじゃなくて、問題行動がどんどん増えてきたんですよね。
その時に私がこのおしゃべりメソッドに出会っていたら、もっと早く言葉はもちろん行動に関する困りごとも早くなくさせてあげられたと思います」
 
 

ーーーなるほど。やっぱり気づいたらすぐ動くっていうのが鉄則なんですよね。「もう少し様子を見てみよう」というママは多いと思いますが、そんなママにアドバイスはありますか?

 
 
「そうですね。様子見でもいいかと思っていたとしても、お子さんのことを心配していないママはいらっしゃらないじゃないですか。
 
脳の発達って待ったなしなので、若ければ若い方がもちろんいいんです。もう気づいたんだったらすぐに動くことが後の不安をなくすことになります。
 
だからこそ、今この瞬間が一番大切でお母さん自身でお子さんの発達を伸ばしてあげられるんだよ!ということを知ってほしいですね」
 
 

◆ポイント解説

 
 
もっと早く始めた方が良かったなってお母さんで世の中に溢れていて、みんなそういうふうに思ってると思います。これだけ情報が集まっていて、ありふれた社会だから探せば何かしら方法はあります。
 
 
しかし、探すだけで止まっている段階だというお母さんが多いと思うので、一歩進められるような情報発信が必要だと改めて感じました。
 
 

2.同じように悩むお母さんを助けたい 

 
 
発コミュを習ってお子さんの変化を目の当たりにした立花さん。
 
 
たった3ヶ月でお子さんとのコミュにケーションが上手くとれるようになり、子育てが楽しく感じられるようになったところで、発コミュトレーナーと言う新たなお仕事にチャレンジすること決められました。
 
 
 
 

ーーー発コミュを習って実践するだけでなく、教えるトレーナーとして活動しようと決めたきっかけはなんでしたか?

 
 
「3ヶ月実践した発コミュでの息子の成長がとても大きかったことは1つのきっかけになりました。しかし、それ以上に私と同じように悩んでいるお母さんを助けたいと思いトレーナーを目指しました。
 
障害児の親として、ずっと下を向いて残りの人生を歩んでいくんだと思っていた私でしたが、発コミュに出会えて、自閉っ子のママだって人生を楽しんでいいんだ!と思えるようになったんです!
 
そして、何より息子の好きをもっともっと伸ばせるママになりたい!そんな思いが強くなってきました。

発コミュを実践して、子どもどころか、私までが変わったんです。そんな、経験が私のチャレンジへの一歩に繋がりました。」
 
 

◆ポイント解説

 
同じ経験をしたからこそ、痛みとか辛さが分かる。だけど、その痛みや辛さはいずれ乗り越えられます。
 
 
乗り越える方法を知っている立花さんだからこそ、ママたちから共感されたよされるトレーナーとして活動していらっしゃると改めて思いました。
 
 

3.できないができるに変わる!夢は前に進む姿を子どもに見せること

 
 

ーーートレーナーというお仕事を始めてライフスタイルが大きく変わりましたよね?

 
 
「そうですね。今までは子どもの行事とか子ども学校の行事などは会社を休んでいたんです。忙しい時にはやっぱり申し訳なくて。
 
ですが、今ではすべて自分の時間なので、だれに気にすることもなく子どもたちの授業参観や行事に参加できたり融通が利くのはとてもうれしいですね。
 
また、私の息子は支援級なので毎日一緒に登校しなくてはいけないんです。きっと外の仕事をしてたらせかしちゃうと思うんですよね。せかすことがなくなったっていうのは大きいです」
 
 

ーーー毎日忙しいと思うんですけど、いいリフレッシュ方法はありますか?

 
 
「海を見に行くのがすごく好きで、時間を作って見に行きます。そして海の近くのカフェでご飯食べて帰ってくるっていうのが自分のご褒美なんです。
 
あと、温泉施設が好きで日帰り入浴にもよく行きます」
 
 

 
 

ーーー最後に立花さんのこれからの夢や目標を教えてください

 
 
「自分と同じように悩んで苦しい思いをしているお母さんたちを助けたいです!
 
発コミュを通して学んだ、
 
『自分も子どもも自信をつけて諦めないで前に進んでいけば、できないができるに変わる!明るい未来を掴めるんだということを証明する!』
 
という夢に向かって頑張る姿を子どもたちに見せていきたいと思っています」
 
 
 

◆ポイント解説

 
我が子の子育ての悩みを解決できたからこそ、同じように辛い思いをしているお母さんを助けたいという思いを強く持って活動している立花さん。
 
 
療育とおしゃべりメソッドの両方を経験しているからこそ、お家療育の効果や良さには説得力がありました。
 
 
自分自身の夢も見つけて前を見て進んでいる立花さんの活躍が期待されます。
 
 

 
 
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執筆者:さとう みな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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