頭のいい子に育てたい!親子の会話で子どもの脳をぐんぐん鍛える質問テクニックをご紹介

 

夏休み子どもと家でいると園の様子を聞くこともなく「お昼何食べる?」「テレビ面白い?」と親子の会話が減りがちに…もったいないです!頭のいい子に育てるために、親子で会話をして脳を鍛えることは将来勉強する力にもつながります。その方法をお伝えします。
 

【目次】

1.夏休みは親子の会話が少なくなっちゃう…頭のいい子に育てたい
2.なぜ楽しく親子の会話をするだけで脳を鍛えることができるの?
3.道具は不要!今すぐできる!脳を鍛える質問方法
①ことばの意味を聞いてみる
②理由を聞いてみる
③人の気持ちを聞いてみる
④好きなことをいっぱい話す

 
 

1.夏休みは親子の会話が少なくなっちゃう…頭のいい子に育てたい

 
 
ついに夏休みが始まり、子ども達がお家にいる時間が増えましたね。
 
 
普段、幼稚園から帰宅すれば「今日は幼稚園で何をしたの?」「お友達と何をして遊んだの?」などと会話することは沢山。
 
 
けれど、夏休みはになるとそんな会話もなくなり、元気な幼児とお家で過ごしている時間は長く、持て余してしまいがちですね。
 
 
ついついテレビやスマートフォンを見たり、ゲームをする時間が増えませんか?
 
 
それにともない、親子の会話やコミュニケーションは減ってしまいますね。
 
 
子どもの会話といえば「今日のお昼何食べる?」「TV面白かった?」などと日常会話をするくらい。家での楽しい会話は少なくなりますよね。
 
 
しかし、子どもの成長過程で親子の会話はとても重要なのです。
 
 
なぜなら、お母さんとたくさん楽しい会話をすることで、脳を鍛えることができ、将来勉強する力につながったり、他人とのコミュニケーションが上手になったりします。
 
 
 
 
頭のいい子に育てるためには子どもにとって「親子の会話」は重要で、教育や社会性の土台を作ります。
 
 
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2.なぜ楽しく親子の会話をするだけで脳を鍛えることができるの?

 
 
なぜ「楽しい親子の会話」で脳を鍛えることができるのかについて、説明していきますね。
 
 
外出もなくお家で過ごしていると
 
 
母「今日何食べる?」
 ↓
子「〇〇食べる」
 
 
母「テレビはどんな内容だった?」
 ↓
子「〇〇と〇〇が戦ってた」など
 
 
こんな会話になりますよね。
 
 
このように普通の会話をしているだけでは脳を鍛えられません。
 
 
大人でも「いつもお世話になっております」「すみません、よろしくお願いいたします」というような事務的な会話をしているときは、脳を使っていません。
 
 
脳を鍛えるには、脳で酸素を使うコミュニケーションをすることがポイントです!
 
 
脳で酸素を使う?ってどういうこと…なんか難しそう、と思われるかもしれませんが大丈夫です!
 
 
子どもと会話をしていると以下のようなことってありませんか?
 
 
お母さんが「〇〇って、△△なんだよ」と言った後に、子どもに間があって「てっことはさ、△△は何々ってこと?」っと言うことはありませんか?
 
 
何かを聞いたときに、「ん?」って考えている間ってありませんか?
 
 
この間が大切なのです!
 
 
このほんの少しの間で、脳は酸素を使っています。
 
 
「脳で酸素を使っている」このときに、脳がぐんぐんと鍛えられています。
 
 
 
 
脳がぐんぐんと鍛えられるような会話ができると、子どもに指示が通りやすくなったり、日常生活がしやすくなったり、学習面でも将来使える脳になります。
 
 
嫌々プリント学習をするよるも、親子で楽しく会話をする方が将来の勉強にもつながりますよ!
 
 
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3.道具は不要!今すぐできる!脳を鍛える質問方法

 
 
幼児と家にいながら、脳をぐんぐんと鍛えられる質問方法をご紹介します。
 
 
お母さんの質問する力で脳を鍛えて、頭のいい子に育てることができますよ。
 
 

◆①ことばの意味を聞いてみる

 
 
電車が好きな子どもが、「特急電車って速いんだね」と言ったら、「特急電車と普通電車は何が違うの?」と聞いてみます。
 
 
TVをみながら「海って広いんだね」と言ったら、「海と池は何が違うの?」と聞いてみます。
 
 
すると、ことばの意味の違いについて考えます。
 
 
間違ったことを言っても構いません。大事なことは「脳で酸素を使う=う~ん?と考えること」です。
 
 

◆②理由を聞いてみる

 
 
子どもって「何で〇〇なの?」とよく聞いてきませんか?
 
 
親は反射的に理由を考えて答えようとしますが、ちょっと待ってください!
 
 
例えば「なんで夜は暗いの?」と聞かれたら、
「〇〇ちゃんはどうして夜が暗いと思う?」と聞いてみます。
 
 
「夕日ってなんで赤いの?」と聞かれたら、
「〇〇ちゃんはどうして夕日って赤いと思う?」と子どもに聞きます。
 
 
親が何でも答えるのではなく、せっかく子どもが疑問に思ったことを自分で考えさせてみましょう。毎回でなくてもいいですよ。
 
 
親でもわからないことは「お母さんもわからないから、一緒に調べてみようか」と一緒に調べることも勉強になります。
 
 
身近なことに常に「なぜ?」と考える癖がつき、自分で答えを出そうとします。
 
 

◆③人の気持ちを聞いてみる

 
 
「人の気持ち」を理解することは、国語の勉強やコミュニケーションの土台となります。
 
 
絵本や普段の出来事の中から、気持ちを聞いてみましょう。
 
 
絵本読んだあとに「〇〇(登場人物)はどんな気持ちだったかな?」「〇〇ちゃん(子ども)はどんな気持ちになった?」と質問します。
 
 
家で子どもが喧嘩をしたあとには「〇〇ちゃん(妹)はどんな気持ちだったかな?」「お母さんはどんな気持ちがしたと思う?」と質問します。
 
 
お母さんの気持ちを素直に伝えてみるのもいいですよ。より深く毎日の生活を考えるようになります。
 
 

◆④好きなことをいっぱい話す

 
 
好きな30分アニメを見たあとに「面白かった?」「どういうところが?」意味づけができ会話できるように質問しましょう。
 
 
最後に「次はどうなったかまた教えてね」と言っておくと、次回TVアニメを見るときに、内容を覚えたり意味づけしながら見れるようになります。
 
 
子どもが電車が好きならお母さんが「この電車ってなんでこうなってるの?」と聞いてみましょう。
 
 
「これはね、〇〇が△△でね~。ぼくは、ここがかっこいいと思うんだ~。なんでかっていうと…」
 
 
お母さんは相槌を打ったり、質問したり、一つの話題について可能な限り長く話させてみましょう。
 
 
1つの会話について、あーでもない、こーでもないと話しをすることは、記憶を鍛えるトレーニングにもなります。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
親子でたくさん会話をすると、机の上で勉強をゴリゴリしなくても脳は鍛えられます。
 
 
親子の会話は道具は不要、口を動かすだけなので今すぐに試してみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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