ひらめきや発想力を思い切り発揮できる!子どもの脳を成長させた2024年夏の【いたずら万博】体験記

 

発達障害児のひらめきや発想力を思い切り発揮できる遊び。2024年夏、発コミュで子どもたちのリミッターを外す大イベントが開催されました。子どもの脳を成長させる体験や活動のヒントになれば幸いです。
 
 

【目次】

1.否定されない環境で没頭する体験をさせてあげたい
2.12歳男子もハマった!片栗粉の沼
3.この環境を活かしてパワーを次の考動へー子どものいたずらは脳を発達させる

 
 

1.否定されない環境で没頭する体験をさせてあげたい

 
 
発達障害の子は学校や習い事の場で、周りに違和感を感じられ、一緒に遊びたくても上手く中に入れなかったり、衝突してしまったりしますよね。
 
 
自分が否定されず楽しい!を実現できる環境を用意してあげられる機会が発達科学コミュニケーション(発コミュ)にはあります。
 
 
大人が発達科学コミュニケーション(発コミュ)を学び、実践し、その中で育った子ども達がリアルに集まっていたずらをする。
 
 
しかも大人の口出しは不要!いたずらし放題と聞いたら子どもがワクワクしないはずがありません。
 
 
この夏、発コミュで開催されたイベント、”いたずら万博2024”に子ども達とリアル参加して来ました!
 
 

 
 
 
我が家には注意欠陥多動症(ADHD)・自閉症スペクトラム(ASD)・繊細すぎる子(HSC)気質・衝動性強めの12歳の息子がいます。
 
 
幼稚園時代から周りとの捉え方、感じ方のズレで、友達との関わりにいつも違和感を感じていました。
 
 
その一つに度を超えた遊び方があります。
 
 
息子はお家でプールをしても、近所中に響き渡る大きな声と、何十、何百リットルの水を派手に使う遊びっぷり。
 
 
コロナ禍の水道代は5万円にも!大変でした。
 
 
息子の欲求は小さなことではなかなか満たされない。けれど、その欲求を満たす行動をすると周りから引かれてしまう。
 
 
もう12歳になり、さすがに家でそこまではしなくなりましたが、小さな器では無く普段はできないような、思いっ切った遊びをさせてあげたい!
 
 
なぜならそれは子どもの脳を育ててくれるから!
 
 
そう思い子ども達と参加したのです。
 
 
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2.12歳男子もハマった!片栗粉の沼

 
 
制限されずに楽しめること、ワクワク度合いが違うことは脳を育ててくれるので思い切りさせてあげたい。
 
 
その環境がこの発コミュ主催、いたずら万博にありました。
 
 
いたずら万博のことを子ども達に伝えるのに、パビリオンの一つである、WATERパビリオン企画にあった、「メントスコーラ」で気を引こうとするも、12歳の息子にはもう幼く、流行りも2年前と、失敗。
 
 
「ガリガリくんプール」も「ベタベタするだろ」との返事でしたが、「片栗粉の沼」がヒット!当日もずーっと楽しんでいました!
 
 
 
 
食器や洗面器でやっていたことがプールでできてしまう。何箱も積まれた片栗粉の段ボール箱に息子の目は輝き、興奮を抑えられない感じ。
 
 
その瞬間の子どはとてもいい表情をしています。それが何より子どもの脳が楽しい事により動いている証拠です。
 
 
このワクワク感と楽しい!やりたい!を体験してもらいたかったんです。
 
 
なぜならそれはとても脳の発達に良いから!
 
 
イベントが終わってもなかなか退散しようとしない、切り替え下手な特性が見られた息子でしたが、
 
 
当日、口出しはしない、子どもの好奇心を潰さない見守りを徹底しました。
関係者の皆様ありがとうございました。
 
 
ワクワクを止めずに、危険な時だけ注意を促す。
 
 
お昼ご飯も食べずに夢中になっていましたが、それもOK!何かに集中し、没頭している時間を体験させるために、息子の気の向くまま、好奇心がくすぐられる所へ向かうのを見守ることにしました。
 
 
地元に帰って友達と電話をしていた息子は、「クッ○楽しかったで!」と話していて、思いっ切り楽しんで欲しいという母の希望は叶いました。
 
 
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3.この環境を活かしてパワーを次の考動へー子どものいたずらは脳を発達させる

 
 
息子が夢中でしたいことをし、発散することは次の行動へのパワーを生み出す絶好のチャンスとなります。
 
 
その機会を作ってあげられるか、逃さず体験させてあげられかが鍵となります。
 
 
「やりたい!」気持ちが「どうやったらできる?」という気持ちを起こさせる。
 
 
脳が動くと次の行動を呼び起こす。
 
 
普段は何かと制限付きの生活を強いられる子ども達。発達障害の子ともなるとその感じ方は、定型発達の子たちより窮屈度合いが増します。
 
 
こだわりや特性を出してもOK!発コミュでコミュニケーション術を身につけた大人が発コミュにはたくさんいます。
 
 
また似たような特性を持った子達がいるので、気が合う友達ができるチャンスも!
 
 
実際、すでにオンラインゲームで知り合っていて、偶然会場で対面した息子とKくんはこのいたずら万博を機に友情が深まり、お互いに心の支えとなる存在になっています。
 
 
 
 
会場に居た子ども達が生き生きといたずらを楽しんでいる。いたずらを邪魔されないとこんなに夢中で楽しみ、良い顔をしている!
 
 
安心して子どもを伸び伸びと遊ばせてあげることができるんです。
 
 
こんな世界があるんだと、子どもの安心基地を作ってあげることは、発達障害の子達にもママにも大きな心の支えになるはずです。
 
 
学校でもない習い事先でもない、発コミュでママも子ども達も楽しい!を実現できるコミュニティに一緒に参加してみませんか。
 
 
 
 
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執筆者:五上亮子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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