子どもが気持ちを言えないのは夫婦喧嘩が原因?家族の会話を増やすための対応とは

 

夫婦喧嘩が子どもの心に与える影響について、特に発達障害のある家庭に焦点を当てて解説します。喧嘩による脳への影響や、脳に届く声かけを使った対応方法を通じて、子どもや夫との会話を増やし、家族全体の雰囲気を改善する具体的な方法を紹介します。
 

【目次】

1.子どものイライラや口数が少なくなる原因は夫婦喧嘩 ?
2.夫婦喧嘩が子どもの脳に与える影響とは
3.今からでも間に合う、子どもへの対応ポイント
4.発達科学コミュニケーションで家族の会話を増やす方法

 
 

1.子どものイライラや口数が少なくなる原因は夫婦喧嘩 ?

 
 
子どもがイライラしやすく言葉が乱暴になったり、集中力が低下してぼーっとしているなということはありませんか?
 
 
これには、お子さんが家庭環境で受けた脳へのストレスに理由が隠されているかもしれません。
 
 
実は、子どもがイライラしやすかったり、口数が少なくなる原因の一つに、夫婦喧嘩があります。
 
 
特に、発達障害の子どもや配偶者がいる家庭では、夫婦喧嘩になる頻度が多いと言えます。
 
 
なぜなら、発達障害を持つ人は、感情のコントロールや相手の意図を読み取ることが難しい場合があります。
 
 
そのため、些細な言葉や行動が誤解を生みやすく、感情的なすれ違いが夫婦喧嘩の原因になることが多いです。
 
 
また、ストレスを感じやすいことからも、衝突が頻繁に起こりがちです。
 
 
 
 
私も発達障害の夫との喧嘩が度々ありました。
 
 
特に夕飯時に起こることが多く、子どもたちもその場にいるため、喧嘩しているところを見せてしまっていました。
 
 
言い争いが始まると、私が一方的に責められることが多く、少し言い返すことでさらにヒートアップしてしまうのです。
 
 
子どもの前ではやめてほしいと言っても、夫は抑えられない特性があるため、なかなか改善しませんでした。
 
 
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2. 夫婦喧嘩が子どもの脳に与える影響とは

 
 
子どもの目の前で夫婦喧嘩をすることで、子どもの脳に影響を与えることを知っていますか?
 
 
夫婦喧嘩を目撃すると、脳の後ろ側にある視覚野や言語処理に関わる脳の部分が小さくなることがわかっています。
 
 
視覚野は目で見た情報をそのまま受け取り、記憶する機能があるので、見て真似することや学習能力が低下、コミュニケーションの難しさに影響する可能性があります。
 
 
 
 
また、身体的な暴力よりも、言葉の暴力の方が6倍も影響力が大きいそうです。
 
 
もちろん、恐怖心や無力感、不安感などの感情を引き起こしやすくなります。
 
 
お子さんが発達障害の場合、感情のコントロールが苦手なので、親の激しい言い争いは大きなストレスとなります。
 
 
そのため、子どもがイライラしやすくなったり、口数が少なくなったりするのです。
 
 
私は、何としてでも子どもの前での夫婦喧嘩はやめたいと思っていました。
 
 
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3.今からでも間に合う、子どもへの対応ポイント

 
 
こんな影響があるなんてとショックを受けた方もいるかもしれません。
 
 
でも、傷ついた脳の機能は再生・回復の可能性があることもわかっています。
 
 
脳を回復させる声かけが、発達科学コミュニケーションのメソッドにあります。
 
 
ここで、私が実践した子どもへの対応ポイントをご紹介します。
 
 

◆五感で伝える

 
 
まず、五感を刺激するように、脳に届く声かけを心掛けました。
 
 
子どもとはたっぷり時間を取って話をするようにし、特に抱っこなどスキンシップも大切にしました。(触覚)
 
 
感覚を通じて、子どもに安心感を与えることができるのです。
 
 
「やって」という欲求にはできるだけ答えるようにし、優しい声で対応することを意識しました。(聴覚)
 
 
目を見て話すようにして、優しいまなざしも意識しました。(視覚)
 
 
 
 

◆肯定的な声かけを増やす

 
 
次に、否定的な声かけをやめました。
 
 
肯定することの具体的な方法は、「そうだね」と同意することを増やし、ちょっとしたことでも「ありがとう」と感謝の言葉も増やしました。
 
 
できるだけ肯定的な声かけの割合が多くなるように、人一倍褒めて、当たり前のことも認めるようにしました。
 
 
これにより、子どもは少しずつ心を開くようになり、私に対して突っかかることがなくなりました。
 
 
家族全体の雰囲気が明るくなり、笑顔で話せるようになったのです。
 
 

4. 発達科学コミュニケーションで家族の会話を増やす方法

 
 
家族の会話が増えるためには、夫婦間のコミュニケーションが整っていることが大切です。
 
 
私は、子どもだけでなく夫に対しても、穏やかな声かけと感謝の言葉を増やしました。
 
 
発達科学コミュニケーションのメソッドは、誰にでも効果があるメソッドです。
 
 
私が敵対心を持たずに接することで、夫との関係もだんだん改善されました。
 
 
ある時、家族一緒にいる時に子どもから、「パパ怒らなくなったね」と言われました。
 
 
すると夫から、「ママが変わったからパパも変わるって決めたんだ」と言ってくれました。
 
 
私が子どもに対する声かけの変化に、夫もその様子を何となく感じ取っていたようです。
 
 
 
 
そうは言っても、時には夫婦喧嘩になることもあります。
 
 
その時も、今までなら、「なんて言い返してやろう」が1番に思うことでしたが、今は「何でこう言ったのかな」と考えるようになりました。
 
 
また、喧嘩も長引かせず、一晩寝れば元通りになることが増え、子どもの前で仲直りする姿も見せるようにしました。
 
 
この結果、家族で話す機会がぐーんと増え、子どももやりたいこと、行きたい場所、食べたいものを素直に言うようになりました。
 
 
発達障害の夫との間でも、子育ての相談ができ、笑顔で話ができるようになったのです。
 
 
夫婦喧嘩が子どもに与える影響は大きく、子どもの成長や将来にも大きく関わる問題です。
 
 
今からでも遅くありません。
 
 
傷ついた脳は早めに対応することがポイントです。
 
 
1日でも早い対応が、早期の回復につながるのです。
 
 
優しい声掛けや感謝の言葉を増やし、家族全体でコミュニケーションを大切にすることで、子どもも夫も穏やかに会話ができるようになります。
 
 
家族全員が笑顔で過ごせるように、今日から実践してみてください。
 
 
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執筆者:林 花寿美
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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