ゴミをゴミ箱に捨てられない子どもにイライラしていませんか?その原因は、目の前のことに惹かれる好奇心旺盛な特性かもしれません。この記事では、子どもの好奇心をくすぐりながら、ゴミ捨てを習慣化してママもラクになる対応策をご紹介します!
【目次】
1.ゴミをゴミ箱に捨てられないのは病気?原因とママのモヤモヤの正体
2.ゴミを分別しないとどうなる?好奇心旺盛な子の『気づけない理由』
3.ママがラクになる!やりきる力を育てる“ゴミ捨て習慣”3つのコツ
1.ゴミをゴミ箱に捨てられないのは病気?原因とママのモヤモヤの正体
お菓子を食べた後のゴミ、口を拭いて丸めたティッシュ、工作後の紙切れをおきっぱなしゴミをゴミ箱に捨てられない子どもは病気?と悩んでいませんか。
ゴミをゴミ箱に捨てられない原因は、目の前にあるゲームや漫画に注意が向く好奇心旺盛なことから起こります。
我が家の息子も私が 仕事を終えて帰宅すると、部屋の各所に点々と置いてあるお菓子の袋や折り紙の切れ端。
食べ終えた袋や紙切れが置きっぱなしなので、 この場所でおやつ食べていたんだな、ここで工作してたんだな、というのがわかるのです。
ゴミが散らかっていて気にならないの? と聞いたことがありますが、「ああ、うん。あんまり気にならないかも?」 と驚きの回答。

気にならないとはいえ、 自分で出したゴミくらい自分で片づけて欲しいですよね?
なぜゴミが気にならないのか?捨てられないのか? 次の項目で説明しますね。
2.ゴミを分別しないとどうなる?好奇心旺盛な子の『気づけない理由』
『何度言ってもゴミを捨てない…うちの子ワザと?病気?』と疑問を持つことはありませんか?
注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どものゴミをゴミ箱にすてられない理由は、ADHDの特性から目の前の関心事に興味を奪われゴミのことを忘れてしまうからなんです。
ADHDの子どもは、不注意の特性が強く関心の強い方へ注意が向いてしまいがちという特性があります。
そのため目の前の興味ある方へ関心がいくためゴミが目に入らなかったり、ゴミ箱が見えていなかったりということが起こります。
子どもはワザとしてるわけでも怠けているわけではありません。
私の息子もADHDで、不注意の特性が強いため、忘れものが多く、関心の強い方へ注意が向いてしまいがちです。
ゴミをゴミ箱に捨てない息子に「ゴミがでたらゴミ箱に捨ててね」と注意しても 耳からの情報を処理することが苦手なため、注意されたことをすぐに行動に移したり覚えていることが難しいようです。
また、関心のないことを後回しにしがちなため、ゴミを捨てることが優先されることがなかなかありません。
そのため、ゲームをしながらおやつを食べたりすると、ゲームの方に注意が向いてしまい、食べ終わった袋をゴミ箱に捨てるということが後回しになってしまうのです。
そしてゴミをゴミ箱に捨てられないだけでなく、「ゴミを分別しないとどうなるの?」という視点も、子どもにとってはピンと来ていないことが多いんです。
「興味のないことへの関心、ゴミ捨て、分別をしない」という意識が薄いため、ゴミの存在を忘れてしまい、ゴミが置きっぱなしになってしまうんですね。
捨てられないのではなく、ゴミの存在を忘れてしまうのだそうです。

私の息子は比較的ゴミを捨てることができていますが、ADHD当事者の中には 「ゴミ箱を認識できない」という人もいるそうです。
ゴミ箱を認識できないから、ゴミを捨てられない。
他にも「ゴミが気にならない」という人もいるようで、諦めた家族の方が見つけたゴミをゴミ箱へ捨てているのだとか。
ですが、ゴミ箱を認識できない、ゴミが気にならないからと言って、一生家族の方や周りにいる人がゴミを捨て続けるわけにもいかないですよね。
ママだっていつまでも子どもの後始末をするのはモヤモヤしますよね。
だからこそ親はできないことを叱ってイライラするのではなく、子どもの興味関心のあることを見つけ好奇心をくすぐる対応をすることでゴミを捨てられるようになります。
そして、「できた」の経験を通じて「やりきる力」を育むことができます。
ではどうすれば好奇心をくすぐる対応ができるか、そのヒントをお伝えしますね。
3.ママがラクになる!やりきる力を育てる“ゴミ捨て習慣”3つのコツ
ゴミをゴミ箱に捨てない子どものゴミ捨てを習慣化させるコツは、ゴミを捨てやすい環境に整え楽しく捨てられる工夫をし「ゴミ捨てできた!」を褒めることで習慣化させることができます。
他の家族やともに過ごす人たちに負担かけママもラクになる!そんな「やりきる力」を育てるゴミ捨て習慣のコツを3つをご紹介します。
◆①ゴミ箱を各部屋に1個ずつ置く
子どもは“見えない”“気づかない”ことが多いため、物理的に捨てやすい環境を作るのが第一歩です。
その環境作りとして、ゴミ箱を各部屋に1個ずつ置くことでゴミ捨てのハードルが下がります。
ゴミ箱を置く位置は子どもがいつも座る場所の近くに置くといいでしょう。
そして子どもがいつも座る場所から見える位置に「ゴミを捨てる」という張り紙をすることも効果的です。
ゴミ箱が近くにあることで目にも入りやすく、すぐ見える場所に張り紙もあるので、視覚的に気づきやすくなります。
ポイントは「蓋のないゴミ箱を置くこと」です。
フタがないのでポイっとゴミを捨てやすいんです。
また、チラシなどで作った簡易ゴミ箱をストックしておくことで、消しゴムのカスや工作の紙クズなどの細かいゴミをサッと捨てられます。
我が家は猫のトイレ掃除で活用しているので大量にストックがあり、ぽろぽろと崩れやすいお菓子を食べるときや果物の皮をむくときにも活用しています。
◆②ゴミを捨てる理由を説明する
子ども自身がゴミ捨ての 理由がわかれば行動も変わります。
納得することで習慣化につながります。
だから「なぜ、ゴミをゴミ箱に捨てなければいけないのか?ゴミを分別しないとどうなるのか?」という理由を丁寧に説明します。
たとえば、
「お菓子のクズに虫が寄ってきたりするからゴミ箱に捨てようね」
「腐ったりすると、嫌なにおいがするからゴミ箱に捨てようね」など、丁寧に説明することでゴミを捨てることへの理解が深まります。
子どもが自らすすんでゴミを捨てたら、「捨ててくれてありがとう」「きれいになって嬉しい」と、子どもを褒めてあげることも大切です。

◆④ゴミ捨てをお願いする
ゴミ箱にゴミを捨てることができないのなら、ゴミステーションにゴミ捨てをお願いしてみましょう。
おうちの中で出たごみをステーションまで運ぶことでゴミ出しのマナー社会性を身につけることが、家以外でも“捨てる力”につながります。
そして外でのマナーやルールを学ぶことで、「ゴミはゴミ箱へ捨てる」 ということが理解できるようになります。
ゴミの分別も一緒にやることで、ゴミと資源の区別ができるようになったりするので一石二鳥です。
ゴミの分別をするときは 、 楽しくすることがポイントです。
楽しく分別することで、ゴミを捨てることへのめんどくささや苦手感が軽減されるのでオススメですよ。
我が家では、①②③を実施していて、ゴミを捨てることへの意識が変わってきたように思います。
学校の授業でSDGsを学んだこともあり、ゴミの分別はしっかり行うようになりました。
地域のゴミの日も覚えたようで「〇曜日は燃えるゴミの日だね」 とすすんでゴミ捨てに行くようになりました。
このようにゴミを捨てる事に楽しさをプラスして興味関心を持たせることで、ゴミをゴミ箱に捨てることができるようになりました。
家の中ではゴミ箱に捨て忘れることもありますが、声かけひとつですぐに捨てるようになったので、実施した対応策に効果があるのだと実感しているところです。
ゴミ箱にゴミを捨てないお子さんでお困りのママ、 ぜひ試してみてくださいね。
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執筆者:村上 惠子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)