3歳児は思い通りにならないと、すぐに癇癪を起しませんか?叩いてくる、泣け叫ぶ子の対応は大変ですよね。癇癪の原因と子どもの気持ちを理解した対処法をお伝えします。大丈夫!正しい対応でひどい癇癪は解消します。
【目次】
1.3歳思い通りにならないとすぐ癇癪を起こす娘の対応に疲れました
2.癇癪の原因と落ち着く時期
3.癇癪がエスカレートする親のNG対応
4.叩いてくる泣け叫ぶ癇癪を解消する対応2つ
①子どもの癇癪には取り合わない
②子どもの意識を違うことにチェンジ!
1.3歳思い通りにならないとすぐ癇癪を起こす娘の対応に疲れました
「魔の3歳児」という言葉の通り、3歳頃の子どもは、思い通りにならないことがあると、すぐに泣け叫んだり叩いたり癇癪を起しますよね。
それは、大事な成長過程の1つで自我が芽生えてきた証拠です。
子どもの気持ちを汲み取り、癇癪ではなく、「言葉で伝えられるように促していく対応」がポイントなのです。
子どもが癇癪を起したら、どのように対応していますか。
始めは優しく諭しても、一向に治まらない癇癪にお母さんも疲れて我慢の限界…
「いい加減に、泣くのやめなさいよ!」
「ダメっていっているでしょう」
なんて、最後には怒鳴って泣き止ませるお母さんも多いのではないでしょうか。

我が家の娘も、感情のコントロールが苦手です。
お友達と遊んでいても、自分のほしいおもちゃで友達が先に遊んでいると、すぐに怒り狂います。
「順番だよ」と話しても自分の欲求を抑えられず、ずっと私のことを強く叩いたり泣け叫び続けます。
私は、起きている間中、娘の地雷を踏まないように、外出している時は特にビクビクしながら娘の機嫌をとり過ごす生活に疲れ果てていました。
ところが、そんな辛い癇癪を治める対応を、見つけることができたんです!
一生癇癪持ちの娘と付き合わないといけないのか…
ずっと、先が見えない状況に不安でたまりませんでした。
それが、今では私が子どもの気持ちを言葉で表すよう促す対応法を手に入れたから、子どもがみるみる素直になり、毎日心穏やかに過ごすことができています。
この記事では、子どもが癇癪を起す原因と、癇癪を治していく対応について、お伝えしますね。
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2.癇癪の原因と落ち着く時期
なぜ、3歳児はこんなにも育てにくいのでしょうか。
先程少し触れましたが、発達段階と密接に関係しているためで、必ず終わりもきます!
この時期の子ども達は、「自分でやってみたい!」と自我が芽生えてくる時期です。
しかし、自我が発達する一方、自分の感情や要求を言葉で表現する能力が未熟なために、そのうまくいかなくてイライラする気持ちが癇癪という形で現れるのです。
また、3歳児は感情の脳も未熟なので、自分の感情をうまく処理できないために、急な感情の爆発が見られるのです。

大体3歳を過ぎた子どもは言語能力が大きく発達して、感情を言葉で表現できるようになります。
4歳頃には、他人の感情も理解し始めることができるようになるため、癇癪が自然と減っていくと言われています。
癇癪は、発達段階によるもので成長のためには必要なもの、そして必ず終わりが来るということが分かると、安心ですね。
しかし、間違った対応を続けてしまうと、癇癪がエスカレートしたり、なかなか卒業できないこともあるので、注意が必要です。
次項では、誤ったNG対応をお伝えします。
▼▼子どもの癇癪の原因は、親のせいなのでしょうか?▼▼
3.癇癪がエスカレートする親のNG対応
癇癪を長引かせてしまう、親が絶対にやってはいけないNG対応をお伝えします。
ズバリ、「子どもの癇癪に応戦する」ことです。
ついつい毎日起こる癇癪に、ママもイライラして自分の気持ちを抑えられず、叱責して鎮めようとしてしまいますよね。

しかし、それは、子どもにとっては、「ママが相手をしてくれた」のご褒美になるのです。
自分が思い通りにならないことがあって、ムシャクシャする気持ちを癇癪を起こせば、怒られるけど、ママが反応してくれることになります。
自分の欲求が通らずとも、何だかスッキリした気持ちになるのです。
そして、「嫌なことがあったら、癇癪を起せばいいんだ」と脳が誤学習して、このような親子バトルを繰り返していくと、癇癪が強化されていくばかりなのです。
では、どのような対応が良いのでしょうか。次項でお伝えしますね。
4.叩いてくる泣け叫ぶ癇癪を解消する対応2つ
3歳児の思い通りにならないとすぐ怒る子の子育てを早く卒業する方法をお伝えします!
それは、癇癪には「取り合わない」こと、そして「子どもの意識チェンジ」をはかることです。
この対応で、我が娘のひどい癇癪がみるみる解消し、今では笑顔の多い娘になりましたよ。
◆ ①子どもの癇癪には取り合わない
子どもの癇癪が起きてしまったら、どんなことがあっても取り合ってはいけません。
ママは叩かれたり、ひどく泣き叫ばれると辛くて、理不尽な要求に答えてあげたり、叱責してしまいそうになりますが、ぐっと我慢です!
すると、子どもは「あれ?」と癇癪を起してもママが反応してくれないことに気づき、少しずつ癇癪を起しても意味がないこを理解します。
そして、別な手段で伝えようとします。
そうです。少しずつ言葉で伝えるようになるのです。
言葉で伝えられた時は、「ちゃんと言葉で伝えることができたね!」とママが褒めてあげることも大切です。
癇癪ではなくて言葉で伝えると、ママが反応し褒めてくれるんだと認識していきます。
そして、「私できてる!」と自信を持ち、だんだんと癇癪が治まっていくのです。

◆ ② 子どもの意識を違うことにチェンジ!
しかし、ママの精神状態が持たない!というときもありますよね。
そんな時のテクニックとして、早く癇癪を治める方法があります。
それは、脳のギアチェンジです。
癇癪を起している時は、子どもは何とか自分の欲求を叶えようとして、感情の脳がヒートアップしています。
どんなに穏やかに話しても、聞く耳すら持たない状態ですよね。
だったら、そこに別な刺激を与えて、意識をチェンジさせます。
例えば、公園遊びをしている時に、順番が待てなくて怒りだしたとします。
子どもの脳の中は、「早くブランコに乗りたい!」の気持ちでいっぱいです。
そんな時、こんなふうに声かけをしてみましょう。
「あ、あっちから、トコトコわんこが歩いてくるね~」
と視覚に違う情報を入れます。
すると、子どもの意識は可愛い犬にシフトして、にっこりしてくれます。
ブランコに乗りたかった気持ちは、どこに行ってしまった?!となります。
この対応を続けると、娘の癇癪が少しずつ治まっていきましたし、自分でも上手に気持ちの切替えができるようになってきました。
ぜひ、実際に癇癪が起きたときに、この二つの対応を試してみて下さいね。
正しい対応をすれば、絶対に癇癪は卒業できます!一緒に頑張りましょう。
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♡小冊子のご感想
癇癪や暴力を起こす息子に、「なんでそんなことするの」と思っていましたが、原因がわかったことで、子どもを見る目が変わりました。これからは冷静に対応できそうです。
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執筆者:松あき子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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