年長登園しぶりが、たったの3ヵ月で解消!子育てうんざり怒ってばかりのママが視点を変えたことで、親子が成長できたストーリー

 

保育園行きたくない!登園しぶりのお子さんをもつママ、子育てに疲れていませんか?菅美結さんも、息子さんの登園しぶりにイライラ怒ってばかり、親子関係の危機にまで追い込まれてしまった過去があります。今回のインタビューでは、発コミュを実践してたったの3ヵ月で登園しぶりを解消できた方法と現在のお子さんについて伺いました。
 

【目次】

 

1.年長になってますます激しくなる登園しぶり…対応法が分からず怒ってばかりのヒステリックなママだった

 
 
 「保育園に行きたくない!」
 
毎朝続く子どもの登園しぶりの対応は、本当に大変ですよね。実は、ママが「子どものできていることを褒める」視点をもつだけで登園しぶりがみるみる解消するんです!
 
 
それを実際に叶えてこられたのが、発達コミュニケーションアンバサダーの菅美結さんです。菅さんは、ご主人、小学校4年生の息子さん、年長の娘さんの4人家族。
 
 
 
 
 
今回のインタビュー1回目では、息子さんの登園しぶりに苦しみ親子関係の危機状態から、発コミュと出会い実践し、登園しぶりを解消されたミラクルストーリーについてお伺いします。
 
 

ーーー息子さんの保育園時代の1番の困りごとはなんでしたか?

 
 
「本当に1番困ってたのが、年長になってから登園しぶりが激しくなったことです。
 
それまでは集団行動に参加しない等、自閉症スペクトラム(ASD)傾向の特徴は見られましたが、登園できていたので様子見をしていたんです。
 
いち早く息子のSOSに気づいて対応を変えていれば、登園しぶりは防げたかもしれないと思うと後悔でしかありません。
 
当時はよく行く行く詐欺にあっていて、車で5分の保育園に1時間近く遠回りのドライブして気持ちを整えてから登園する事もあったのですが 駐車場に着くと『やっぱり行かない』と言い出す。
 
これに私がブチギレるという状態でした。いま考えると可哀そうですが、泣きわめく息子の体を抱えて無理やり先生に引き渡すこともありました。」 
 

ーーー息子さんの登園しぶり大変でしたね。当時は、菅さんはどんなママでしたか?

 
 
「当時、私は息子の登園しぶりが理解できなくて子どもをガミガミ怒ってばかりの最恐ママでした。
 
周りの目を気にしていないふりをしていても実はとても気にしていたので、泣きわめく我が子を見られるのも嫌でそれがさらに私の怒りが爆発する原因になっていたのだと思います。
 
登園しぶりの対応よりも、自分が怒りでおかしくなってしまい本当の自分を見失うほどに精神状態が乱れていました。
 
ある日、『子どもたちを連れて、自分の実家に帰ろうか』って主人に言われたんです。主人は、私の怒り狂う様子に家族崩壊の危機を感じたのだと思います。
 
その言葉に、本当に私は自分を失っていることを再認識しました。 」
 
 
菅さんは、このままでは自分も息子さんもダメになるととても恐怖を抱いていましたが、どうしたら良いか分からず、誰かに助けてほしいという気持ちを抱いたそうです。
 
 
次の項ではそんな菅さんが発達科学コミュニケーション(発コミュ)に出会ってからの様子を伺っていきます。 
 
 

2.「保育園に行くべき」の考えを捨て、子どものできているところを褒める!

 
 

ーーー辛い登園しぶりでしたね。発コミュとはどのように出会いましたか。

 
 
「発コミュを始めて今年で4年目です。息子が年長の時に登園しぶりに悩み、ネット検索をしていた時に、パステル総研の記事に出会ったのがきっかけです。
 
おすすめの記事をどんどん読み進めていって、数日後に、吉野先生のメルマガに登録をしました。
 
二か月後くらいにメルマガで紹介されていたトレーナーさんのセミナーに申し込み、個別相談を受けて講座を受講することになりました。」
 
 
 

ーーーかなり早く受講を決められましたね。決め手はなんでしたか?

 
 
「パステル総研の記事も、発達障害の様々な内容のものがあってとても共感することができて自分の学びになると感じたからです。
 
 そして、記事を読み実践もしてみましたが、やっぱり相談を直接したい!っていう思いが一気に湧き上がってきたことが受講の後押しになったと感じています。」
 
 
 

ーーー発コミュを学んで、どのように子育ての視点が変化しましたか?

 
 
 「一般的な療育は子どもに何かしらアクションさせるやり方で、発コミュは『子どもを変えるのではなく、お母さんのコミュニケーションを変えよう』という考えがベースになっています。
 
当時の私は本来の自分を見失うほどに子育てでどん底な生活を送っていたので、まず自分が変わることが必要だととても腑に落ちたんです。
 
 そこで私は、発コミュを始めて子どもの肯定の仕方を学んだので褒めトレを本気で実践してみました。子どものできないところを指摘して親子関係を悪くするのではなく、すでにできていることを見つけて褒めるような対応をしていきました。
 
 すると、私は子どもの良いところをもっともっと見つけたい!と意識が自然と変わり、結果『全部ほめるとこばっかり!』と思えるようになりました。 息子の反応もとてもよくなって好循環になっていったと思っています。」
 
 

3.妹のお世話で褒めて認める!息子さんの自己効力感アップ

 
 

ーーー褒めトレを実践された菅さん。息子さんを実際にどのように褒めたのですか?

 
 
「一番効果があったのは、当時赤ちゃんだった娘のお世話をしてもらった時に沢山褒めてあげることでした。
 
妹に何かやってあげたことによって妹もお母さんも喜び、その自己効力感が育つような言葉がけがすごく息子に合っていたようです。
 
たとえば
息子に『本を渡してあげて、妹とっても喜んでいるよ』
妹に『お兄ちゃんが本を持ってきてくれて嬉しいね』
二人に『兄妹で仲良しだからお母さん嬉しいよ』
 
というように、妹の気持ちまで代弁して褒める声かけをしていました。妹に目の前でニコッて笑ってもらえる、ママにはベタ褒めされ息子にとっては最高に嬉しい対応ですよね。」 
 
 

ーーー褒めて認めてもらうと、息子さんはどんな反応でしたか?

 
 
「褒めトレを始めて最初の1カ月でぐんぐんやる気が出てきて、笑顔も増えていきました。その息子の表情から自信がどんどん溜まってきていることが分かりました。
 
 
◆ポイント解説
 
 
発コミュの基礎講座のステップ1では、子どもの肯定の仕方を学びます。
 
 
子どもを肯定して成功体験の記憶を積んであげることで、人生を生き抜くために必要な「自己肯定感」と「自己学習力」が育つという考え方です。
 
 
できないことをできるようにしようと指摘をすると自信をどんどんなくしていき、何も行動できない子どもになってしまいます。
 
 既にできているところを褒めていくと自信が積み重なって自分の力を信じることができるようになっていきます。
 
何を褒めたらいいの?と不安になるママもいらっしゃるでしょうが発コミュでは、簡単にできる肯定の10のテクニックもあり実生活に取り組みやすいようになっています。
 
 
また、パステル総研内でも先輩ママたちの実践記録もご紹介しています。
 
 

4.発コミュを実践して、たったの3ヵ月で登園しぶり解消!にこにこママに大変身

 
 

ーーー褒める対応で、息子さんはどのように変わりましたか。

 
 
「夏に発コミュを始めて、1ヶ月ほどで登園しぶりがすっかり解消して、3ヵ月ほどたった3学期からは、すんなり毎日登園できるようになりました。
 
息子は現在小学校4年生になりましたが、早寝早起きはできているし、宿題や部屋の片づけも指示なしでできます。Youtube視聴も時間を守れるようになり、日常生活での困りごとは一切ありません。
 
元々不器用で運動も苦手なのですが週2〜3回、朝ジョギングを始めて苦手を克服しようという向上心も育ってきています。元々の本来の息子の姿を出せているという感じです。
 
 

ーーー大きな変化成長を見せてくれた息子さんですね。では、菅さんは、どのように変わりましたか?

 
 
「息子のできていないところしか見えていなくてイライラ怒ってばかりいましたができているところ探しをするようになってからは、褒めポイントしか目に入らないようになりました。
 
 そうすると、私も自身も子育てが楽しく毎日笑顔で過ごすことができるようになりました。」
 
 
 

ーーーそんな穏やかな幸せな家族時間を過ごされている菅さんにお聞きします。最近一番嬉しかったことはなんですか?

 
 
「先日久しぶりに行った公園に行きましたが、兄妹で、大笑いしながらゴロゴロと芝滑りを楽しむ姿を見ることができたんです。
 
 『あ、これ、私が過去に思い描いていた未来だ!叶っている!』と思い感動しました。
 
当時の自分に教えてあげたいです。様子見なんてダメ!子育てに困りごとや違和感があるなら、今すぐ、ママ自身の対応を変えてみよう!と。」
 
いかがでしたか?
 
辛い子育ての暗黒時代を経験し、自分をコントロールできなくなるようなガミガミママだった菅さんが子どもを肯定する視点を持つことで親子のコミュニケーションが変わっていきました。
 
 
子どものSOSに気づきママ自身が対応を変えれば、親子で笑い合える未来が待っていることに希望をいただきましたね。
 
 
インタビュー二回目では、発達グレーゾーンの子どもの小学校入学時のクラス選びについて、お伺いしました。支援級?それとも普通級?の悩みを一発解決します!

 
 
菅美結さんのインタビュー2回目はこちらから▼▼
 
 
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執筆者:松あき子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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