小学校で支援学級を勧められたら?わが子が伸びる選択のヒント

 

小学校で支援学級を勧められてショック…そんな時は、まず見学へ行くことをお勧めします。わが子の「できた!」が増える環境を、体験談と脳科学の視点からわかりやすくお伝えします。
 

【目次】

1.小学校の先生から特別支援学級への転籍を勧められたらどうする?
2.境界知能の息子に支援学級を勧められた私の決断
3.百聞は一見に如かず!わが子が伸びる支援学級見学のポイント

 
 

1.小学校の先生から特別支援学級への転籍を勧められたらどうする?

 
 
担任の先生に「特別支援学級を考えてみませんか?」と言われた瞬間、頭が真っ白になった…そんなママは少なくありません。
 
 
そんなママこそ、まずは実際に見学に行ってみることをお勧めします。
 
 

◆先生が「支援学級」を提案する理由

 
 
先生が支援学級を勧めるとき、それはママやお子さんを否定しているからではありません。
 
 
「この子が安心して学べる環境を見つけてあげたい」という願いがあるのです。
 
 
実際には、次のような理由で提案されることが多いです。
 
 
・通常学級で、学習や集団生活に大きな負担を感じている
・「できた!」という達成感を積みやすくしたい
・学校生活全体で安心できる時間を増やしたい
 
 
とはいえ、提案を聞いて戸惑うのは当然のこと。
 
 
まずは、「先生もわが子のためを思って言ってくれたのかもしれない」と、少しだけ視点を変えてみるところから始めてみましょう。
 
 
 
 

◆迷って当然。だからこそ「知る」ことが第一歩

 
 
私は元小学校教員で、支援学級の担任もしていました。
 
 
それでもいざ自分の子のことになると、決断は簡単ではありませんでした。
 
 
・将来はどうなるの?
・友達と離れてしまう?
・周囲の目が気になる…
 
 
ですが、見学を通して感じたのは、 「支援学級=特別な場所」ではなく「わが子に合ったペースで学べるもう一つの選択肢」ということ。
 
 
ショックな気持ち、受け入れ難い気持ち…親として複雑な気持ちになるのはとてもよくわかります。
 
 
ですが、知らないことにはメリットもデメリットもわかりません。
 
 
まずは“見て・感じて・確かめる”ことが第一歩なんです。
 
 
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2.境界知能の息子に支援学級を勧められた私の決断

 
 
私は息子が小4に進級するときに、通常学級から特別支援学級へ転籍させました。
 
 
決め手は、次の2つです。
 
 
① 息子の「できた!」が増える場所だと思えたから
② 「学ぶって楽しい」という気持ちを取り戻せると感じたから
 
 
不安を持ちながらも私が決断できたのは、「どちらが息子が発達するか?」にフォーカスして考えたからです。
 
 

◆「わからない」が続く環境では、脳が育ちにくい

 
 
息子は小2の冬、勉強のつまずきから不登校に。
 
 
ADHDと境界知能という特性があり、通常学級では常に「わからない」が続いていました。
 
 
発達の困りごとは「性格」や「育て方」の問題ではなく、脳の発達スピードの違いによるものです。
 
 
脳は「できた!」「わかった!」「楽しい!」という体験を栄養にして育ちます。
 
 
逆に「できない」が続くと、脳の発達も自己肯定感も下がってしまうのです。
 
 
たとえ学年相当の学習から遅れても、「学ぶって面白い!」という気持ちを育てることができたら、それは一生の宝になります。
 
 
 
 

◆見学で確信した「ここなら伸びる」

 
 
見学をして感じたのは、「ここなら“できた!”を増やせる」という確信でした。
 
 
支援学級では、少人数での学習や個別対応があり、先生もその子に合わせた接し方をしてくれます。
 
 
体験で参加させてもらった授業では「わかったよ!」「できたよ!」と、息子の目がキラキラと輝いていました。
 
 
そして、いざ転籍。
 
 
不登校だった息子が「学校って楽しいかも!」と言えるようになったことは、何よりもかけがえのない変化です。
 
 
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3.百聞は一見に如かず!わが子が伸びる環境を確かめる見学のポイント

 
 
どんなに情報を集めても、やっぱり実際に見ることが大切。
 
 
見学でしか分からない“空気感”があります。
 
 

◆先生の声かけは肯定的か?

 
 
特性から苦手が多い子どもたちに向けて、ポジティブな言葉が飛び交っているかは、とても大事な観点です。
 
 
私が見学に行った学校の先生は、よくない行動にも注意や指摘から入らず、「ポジティブな声かけ→してほしいこと」の順で伝えていました。
 
 
授業中の子どもたちのどんな発言も否定せず、まずは受け止めることをしていました。
 
 

◆子どもたちの表情・雰囲気

 
 
笑顔が多く、落ち着いた教室なら、心も安心して学べる証拠。
 
 
掲示物や作品にも「できた!」の記録が溢れています。
 
 

◆学習の進め方

 
 
支援学級は少人数ですが、完全な個別対応ではありません。
 
 
それでも、スモールステップで学びを進められる仕組みがあります。
 
 
わが子がスムーズに取り組めるイメージがわくか、考えてみてくださいね。
 
 

◆交流学級の仕組み

 
 
得意科目は通常学級に参加するなど、学校によって柔軟です。
 
 
運動会や行事での関わり方も確認しましょう。
 
 
 

◆通学距離と手段

 
 
通える範囲か、送迎やバスの有無などを事前に確認。
 
 
毎日の通学がストレスにならないかも大切です。
 
 
 
 
支援学級への転籍は、「今、脳が育つ環境を選ぶ」前向きな選択肢です。
 
 
迷ったら「わが子の“できた!”が増える場所」かどうかを一つの基準にして、考えてみてくださいね!
 
 
 
 

支援学級への転籍でよくある質問(FAQ)

 
 

Q1:支援学級に転籍したら、通常学級に戻れなくなるの?

 
 
A1: そんなことはありません。自治体や学校によりますが、発達や希望に応じて戻ることも可能です。定期的に見直しがあり、柔軟に対応してくれる学校も増えています。
 
 

Q2:見学は誰に申し込めばいいの?

 
 
A2: 担任の先生か、学校の特別支援コーディネーターに相談しましょう。在籍校に支援学級がない場合は、まずは学校同士で調整をしてくれるケースが多いです。
 
 

Q3:支援学級に行くと将来の進路が限られる?

 
 
A3: 必ずしもそんなことはありません。支援学級の経験を通じて「自分に合った学び方」が見つかる子も多く、中学以降にスムーズに進級していくケースも増えています。
 
 
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執筆者:若月綾
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

 

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