発達凸凹姉妹のママ必見!姉妹のケンカは2つの対応で解決!

ちょっとしたことでケンカを起こしやすい発達凹凸姉妹。小競り合いや口喧嘩が絶えないと、お母さんもイライラしてしまいますね。ここでは、私が実践して子どもたちが大変身したケンカへの対応法をご紹介します!
 

【目次】

 

1.姉妹ケンカ、必要だって分かっているけど…

 
 
姉妹がいて、みんなで暮らしていれば、悲しいことも、うれしいことも一緒に分かち合って感じられますね。社会生活をするための大事な練習になるので、ケンカも子ども達の一つの社会の学習の一部ともいえます。
 
 
とは言っても、ちょっとしたことで何度もケンカをされるとお母さんもイライラしてきたり、ついつい否定的な言葉を言ってしまったりすることもありますよね。
 
 
実は私もそうでした。姉妹達は目が合えばケンカの嵐!ついにはさんをやめたくなるような境地までおちいっていました。
 
 
そんなとき、姉妹ケンカにイライラせず苦にならない方法を見つけたので紹介します!
 
 
 
 

2.姉妹ケンカの突破口はこの2つで解決

 
 
以前の私は 姉妹ケンカが起こるたびに、
 
「どうしてケンカになるの」
「なんであんな言い方するの」
「泣かしてうれしい?」
「どっちが先に手を出したの?」
 
 
などと必ず仲裁にはいっていました。
 
 
すると、お母さんに言えば相手を悪者にできると思ったり、チクられることで相手をもっと嫌いになってしまったことで、姉妹関係はどんどん悪化していたのです。
 
 
そして、ケンカになったときに必ず我が家の長女の口から「どうせお母さんにチクるんでしょ!チクり魔!」というフレーズが出ていました。
 
 
仲裁でその場は収められても相手へのネガティブな感情は蓄積していたのです。
 
 
そこで私がやめたことと代わりにやったことを紹介します。
 
 

◆①姉妹ケンカで、”裁判官”母さんはいらない。

 
 
姉妹がケンカをしたときにどちらかに「あなたが悪い」と”裁判官”になって言うのを止めました。
 
 
お母さんが判決を下してしまうと、子どもに負の感情が強く残ってしまいます。すると、仲良くするどころか「お姉ちゃんなんか、嫌い」「妹なんかいなくていい」など相手への恨みが強くなってしまいます。
 
 
どちらが悪いなどの判決でことを収めるのではなく、「どうしたの?」「○○したかったと言ってるけど、なぜダメなの?」と間に入って冷静に聞いてあげるようにしました。
 
 
相手にうまく伝えられなかったり、気持ちを表現できないこともあるので、言葉にしてあげるサポートをしました。
 
 

◆②お母さんはアメリカ人!?

 
 
ついつい、誰が?どうして?なんで?と問い詰めたりしたくなりますよね。そんなときは、アメリカ人になりきることにしました!
 
 
泣いていたり、ケンカ中でヒートしてきたら「What’up?(どうしたの?)」と英語で話してアメリカ人になりきりました。そうすることで、私の気持ちに余裕が出てきます。
 
 
そして、子どもの言葉を受けとめて、そのまま繰り返してあげました。
 
 
妹:「おねえちゃんが叩いた」
母:「おねえちゃんが叩いてきたのね!」
妹:「そうなの!○○使っていただけなのに」
母:「○○使っていただけだったのね」
 
 
このように否定も肯定もするわけではなく繰り返すだけ。すると面白いくらいに子どもはスッキリしたようにまた、遊びはじめます。
 
 
 
 
私が、このたった2つの対応を変えただけで、娘たちはケンカしてもきちんと気持ちを切り替えられるようになったのです。
 
 
さらに、同じケンカを何度も繰り返すことが少なくなりました。そして私が間に入らなくても、自分たちで解決できるようになっていったのです。
 
 
いかがでしたか。”裁判官”をやめて、”アメリカ人”になる!発達凸凹の姉妹のケンカをおさめる非常識な方法でした。 ぜひ試してみてくださいね。
 
 
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執筆者:雨宮愛
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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