しつけが効かない発達障害・グレーゾーンキッズの育児に疲れ果てていませんか?壁に油性ペンで落書き、お風呂上りにそのまま布団にダイブ!どうしたら私の話を聞いてくれるの?そんな毎日頑張っているママ、気持ちがラクになる魔法の言葉がありますよ! |
【目次】
1.しつけが効かない発達障害・グレーゾーンキッズの育児に疲れ果てていませんか?
やんちゃな発達障害・グレーゾーンキッズを育てていると、受け入れがたい行動ってたくさんありますよね。
私も悲鳴をあげるようなできごとを多々経験してきました。例えば…
・新築1年で壁に書かれた無数のイタズラ書き。しかも油性ペン…
・おしゃれなカーテンは遊びのターゲットにされ、ボロボロに。
ちなみにハウスメーカーのコンセプトは、「リゾート気分」 (笑)私の当初の予定では、リゾート気分に浸るつもりだったわけですよ。そんな私の夢は無残に打ち砕かれました…
これはまだ息子が小さかった時のお話なので仕方ないのですが、6歳になった今でも理解できない行動はあります。
・みさかいなく水たまりに突入する
・お風呂の後、そのまま布団にダイブ!
などなど、後先考えずにやってしまうこの「衝動性」。 本当にイライラさせられます。そして叱りまくる毎日…
ご経験あるママには共感していただけると思いますが、しつけのために叱るのも案外疲れるんですよね。 何回叱ってもまた同じことを繰り返すとなると、うんざりしてきます。
私も気がつかないうちに口癖のように「まったく!」というのが日常になっていました。そうしているうちに息子の口からとある言葉が飛び出すようになったんです…
2.どこでそんな言葉覚えてきたの?まさかの犯人は…
私の息子は保育園の年長さん。発達障害・グレーゾーンタイプです。数年前、私は息子をなんとかして「落ち着きのある子にしたい」と思っていました。
「走っちゃダメ」
「触っちゃダメ」
「大声出さない」
など、息子の「できていないこと」に着目して、注意を繰り返していたのです。
注意していればいつか治る、しつけはしっかりしないとと思っていました。でも、できるようになりませんでした。
私は息子が何かやらかすたびに「まったく!」と言うのが口癖になっていました。
すると…息子の口からも「まったく!」というフレーズが飛び出すようになったのです。私に叱られて、イライラしている時に言うようになりました。
お恥ずかしいことに当時は私の口癖をまねしているとは全く気が付かず、「保育園で生意気な言葉を覚えてきたな…」とさらにイライラしていました。
そのことに気がついたのは発達コミュニケーションに出会ったあとのことです。
子どもの脳はとっても柔軟。砂に水がしみこむように、いいことも悪いこともどんどん吸収してしまいます。
ですから大人が意識的に、優しい言葉、温かい言葉、勇気が出る言葉を届けていきたいですね。
では、ここで発達障害・グレーゾーンキッズにイライラしているママへ、気持ちがラクになる「魔法のことば」をお伝えしますね。
3.イライラにさようなら!気持ちがラクになる魔法の言葉とは?
それはなにかというと… 「まあ、いっか」 です。
自分や他人を傷つける、モノを壊すなど倫理道徳に反することは別ですが、イラッとすることも「まあ、いっか」と口に出すだけで、気持ちが軽くなり、冷静になれます。
冷静になると、どのように子どもに接するか考えられるので、頭ごなしに叱ることがなくなるんですよ。
例えば、お風呂の後、身体も拭かずにそのまま布団にタイブしたなら、ひとまず
「まあ、いっか」
そして気が軽くなったところで、
「まずは、服を着るよ~!」
「10秒以内で着れるかな?」
「よ~いスタート!」
こんなふうに子どもが楽しんで動けるような声かけができます。そして私が「まあ、いっか」を口にだすようになって数か月。
息子が「まあ、いっか」をマネしはじめたんです。
以前は妹に自分のおもちゃを使われると激怒していたのですが、「まあ、いっか」と言い、妹に譲れるまでになりました。すごい変化ですよね。
今日もいろいろやらかしてくれますが、そうそう、まあ、いいじゃん!親子で笑っておしまいです♪
ぜひ、使ってみてくださいね。
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)