中学生
思春期男子。
部活頑張ってる。
友達とも笑っている。
順調そうに見えていた子が
突然、糸が切れたように動けなくなることがあります。
部活に行けない。
学校のことも話さない。
部屋にこもる。
ゲームばかりになる。
生活リズムも乱れる。
声をかければ、
「うるさい」
「しゃべらないで」
「声がうざい」
そんな言葉が返ってくる。
親としては、
何とかしたくて声をかけているだけなのに、
その声が届くどころか、
ますます関係がこじれていく。
受験も近づいている。
提出物もある。
内申も心配。
このままで大丈夫なのか。
けれど、強く言えば傷つけそうで、
黙って見ていても不安でたまらない。
この状態、単純に
「やる気がない」
「反抗期だから仕方ない」
「ゲームに逃げているだけ」
と片付けるには
違和感があるはず。
実は、この状態は
本人にしかわからない辛さ
いや、本人ですらなぜだかわからず
言葉にできない苦しみを抱えている可能性が高いんです。
発達につまずきがある子は、
環境の変化や人間関係のストレスで、
一気に脳のエネルギーを失うことがあります。
本当はがんばりたい。
本当は楽しくやりたい。
本当は自分の力を出したい。
その気持ちはある。
だけど、
うまくいかない経験が重なると、
脳は自分を守るために止まります。
動かない。
話さない。
拒否する。
ゲームに逃げる。
これは怠けではなく、
限界までがんばってきた子のSOSです。
今日は、中2で発コミュを始め、
今は中3になった息子さんのママ、
Fさん(仮名)の変化を紹介させてください。

Fさんの息子さんは、
もともと発達につまずきがあり、
小学校時代には不登校の時期もありました。
「地獄のような小学校時代だった」
Fさんは振り返ります。
けれど中学に入り、
寄り添ってくれる担任の先生と出会い、
小学校時代から続けてきたバスケ部でも
楽しくがんばれるようになりました。
ようやく、
この子らしさが戻ってきた!
そう思っていた中2の頃。
あることをきっかけに、
夏休み前、突然部活に行けなくなりました。
そこから、
部屋に引きこもり、
一日中ゲーム漬け。
勉強どころか、
生活リズムも乱れました。
ちょうど思春期も重なり、
お母さんに対しても、
「うるさい」
「しゃべらないで」
「声がうざい」
と、まともに話もできない状態に。
Fさんは、
この子にはADHDやASD傾向、
発達のつまずきがある。
けれど、
とても愛嬌があって、
愛されキャラで、
きらりと光るものがある。
持っている力を
ちゃんと発揮させてあげたい。
そう思っていました。
それでも、
どう関わればいいのか分からない。
受験生目前となり、
この状態を何とか打開したい。
そんな時に、
私を見つけて体験会に参加されたんです。
個別相談で
「息子と一緒に買い物に出かけられるようになりたいです!」と
話されたFさんに、私は
「一緒に買い物に行けるのはそう遠い未来じゃないですよ」
そう、お伝えしました^^
以下はFさんからの
3ヶ月後のご報告です。
ーーーーーーーーーー
中学2年、受験生間近となり、
どうにかこの状態を打開したいと思っていました。
子育ての情報をたくさん見る中で、
体験として苦難を乗り越えられてきた
本郷さんのお話が、
どの方のお話より
我が家の状態にはまりました。
受講して、
自分の気持ちは大きく変わりました。
今まで、発達障害の講座や教育講座など、
色々学んだつもりで、
知識としては持っていることもありました。
けれど、受講しながら一つ一つ、
ポジティブアテンション、
シンプルディレクションなどを
つたないながらにも実践していく中で
変化がありました。
今までは、
心配するがゆえに先回りして
色々口出ししてしまっていたこと。
口うるさく言ってしまっていたこと。
思い切り子どもの感情に
巻き込まれていたこと。
それが多々ありました。
けれど、
まず、会話が増えました。
家の空気、雰囲気が良くなりました。
なにより、
自分の感情が振り回されなくなりました。
子どもの言葉、行動を
待てるようになりました。
一番の変化と言われると難しいのですが、
会話ができるようになったこと。
やらなきゃいけないこと、
課題を自分でできるようになったこと。
一緒に買い物についてくるようになったこと。
相変わらずゲームばかりですが、
ここは、という時は
自分で考えて行動、時間調整できるようになりました。
3年生になり、
今まで提出物が全くできなかったのが、
考えて出せるようになってきました。
今までは、
根拠もないけど絶対大丈夫と
子どもの未来を信じていました。
今は、
裏付け、根拠のある確信に変わりました。
(まだ発コミュを知らなくて子育てに悩んでいるママへメッセージをお願いします!)
うまくいっていない時は、
自分の対応が間違っていると
軌道修正できることが心のお守りに。
悩んでいるなら、
すぐに始めることをお勧めします。
ーーーーーーーーーー
Fさん
ありがとうございます!
受講2ヶ月の時
「昨日、息子と一緒に買い物に行けました‼︎」
そうご報告されたFさんの嬉しそうな笑顔が思い出されます^^
中学生になると、
親がいくら正論で動かそうとしても、
子どもは動きません。
むしろ、
「うるさい」
「分かってる」
「しゃべらないで」
と、心のシャッターを閉じます。
だからこそ、
発コミュで最初に整えるのは、
勉強法ではありません。
進路の説得でもありません。
まずは、
子どもが家の中で安心していられる状態をつくること。
そして、
お母さん自身が子どもの感情に巻き込まれず、
この子の今の脳の状態を見立てられるようになることです。
安心が戻ると、
子どもは少しずつ話し始めます。
話せるようになると、
自分で考え始めます。
自分で考えられるようになると、
「ここはやる」
「これは出す」
「この時間に動く」
という行動が生まれ始めます。
ゲームばかりに見える毎日の中にも、
変化の芽はあります。
部屋から出る。
買い物についてくる。
会話が増える。
提出物を出す。
時間を調整する。
一つ一つは小さく見えても、
これは、未来が動き始めた証拠です。
もう中学生だから遅い、
ではありません。
中学生だからこそ、
命令ではなく、
信頼で動ける脳に育てていく。
発達科学コミュニケーションは、
子どもを無理に変える方法ではありません。
お母さんの関わりで、
子どもが本来持っている力を
発揮できる状態に整えていく科学です。
ゲームばかりの日々の奥に、
話さない沈黙の奥に、
動けない姿の奥に、
隠れている
その子だけの原石。
一番近くにいるママだからこそ
磨いて輝かせてあげられるんです。
受験生の今からでも、
未来は変えられます^^


