小学生になってもママべったりでしんどい…それ【母子分離不安】かも?!

イライラ

小学生になってもママべったりな子どもの対応に“しんどい”と感じている親御さんはいませんか?母子分離不安は「甘え」ではなく不安障害の一つです。元当事者ママが、母子分離不安の子どもへの正しい対応法を解説します。

 
 

1.小学生になってもママべったり…しんどいママへ。

 
 
「小学生になっても、ママと離れるのを嫌がるのは甘え?」
「このままじゃ、この子の一生はどうなるんだろう…」と不安を感じていませんか?
 
 
✔️朝、玄関で大泣きする我が子を振り切って仕事に行く。
 
✔️学校に行きたくないと泣き叫ぶ子どもをなだめ、毎日クタクタになっている。
 
✔️子どもが気になって、1日中、仕事も家事も手につかない。
 
✔️ママ友とランチに行ったり、自分の趣味の時間をもったりすることなんて夢のまた夢。
 
 
「いつまで、こんな生活が続くんだろう…」と、しんどい気持ちを抱えながら、毎日を過ごしているかもしれません。
 
 
この記事は、そんな風に悩んでいるママのために書きました。
 
 
あなたの抱えるその悩みは、決して特殊なものではありません。
 
 
この記事を読み終える頃には、お子さんの行動の理由がわかり、これからどうすればいいのか、そのヒントが見つかるはずです。
 
 
イライラ
 

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2.ママべったり=母子分離不安かもしれません

 
 
「母子分離不安」という言葉を聞いたことがありますか?
 
 
これは、母親と離れることに対して、継続的に強い不安を感じる状態を指します。
 
 
実は、分離不安そのものは、お子さんの発達の中でとても大切なステップです。
 
 
人は生まれたばかりの頃、ママに完全に依存して生きています。
そこから成長とともに、少しずつママから離れ、世界を広げていくのが自然な流れです。
 
 
しかし、ある程度の年齢になっても、「ママと離れられない」「離れることが怖い」という気持ちが強く残っている場合は注意が必要です。
 
 
これは、単なる「甘え」ではなく、子どもの不安障害の一つである可能性が高いのです。
 
 
※「母子」とついていますが、不安の対象は母親だけでなく、一番信頼している大人(父親や祖父母など)になることもあります。
 
 
分離不安が続く背景には、お子さん自身の気質や日常のストレス、そして親子関係の中で育まれる安心感の積み重ねなど、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
 
 
お子さんが強い不安を感じているのに、親がその気持ちを理解せず「甘えているだけ」「しっかりしなさい」と厳しく接してしまうと
 
 
お子さんは「自分は愛されていない」と感じてしまい、不安がさらに大きくなって母子分離不安が悪化してしまうこともあります。
 
 
ハグ
 
 

3.私の子どもも母子分離不安で、毎日しんどかった…

 
 
この記事を書いている私も、かつて、同じように息子の母子分離不安の状態に「しんどい」思いをしていました。
 
 
私の息子は、小学1年生になっても私から片時も離れられず、学校に行く時間になると泣き叫び、家から一歩も出られない状態でした。
 
 
最初は「甘えているだけだ」と思い、息子に厳しく接するようにしました。
 
 
「もう小学生なんだから、自分でできるでしょ」「ママは忙しいの!」と突き放したり、時には感情的に怒鳴ってしまったりすることも。
 
 
しかし、私の対応は逆効果でした。
息子はますます私から離れられなくなり、ついには学校に行けなくなってしまったのです。
 
 
このままではいけないと思い、精神科を受診したところ、「母子分離不安」という言葉を初めて知りました。
 
 
登校拒否
 
 

4.母子分離不安の子どもへのOK対応とNG対応

 
 
息子の母子分離不安に悩み、日々どう対応したらいいかをスマホで検索していた私。
 
 
そんな時に出会ったのが『いたがきひまりさん』でした。
 
 
私は、当時、母子分離不安の専門家として活動されていた『いたがきひまりさん』の元で、発達科学コミュニケーションという子どもの心と脳の発達を促す科学的なアプローチを学び、母子分離不安の子どもへの正しい対応を実践しました。
 
 
その中で特に「これだけは知っておいてほしい!」という対応方法について、今回は特別にご紹介したいと思います。
 
 
 

◆OK対応

 
 
①子どもの「不安」に寄り添い、安心感を与える
 
 
母子分離不安の子どもは、親から離れることに対して、強い不安と恐怖を抱えています。
この不安を解消し、安心感を与えることが最も重要です。
 
 
②気持ちを肯定的に受け止める
 
 
「学校に行きたくない」「ママと離れたくない」と子どもが訴えたとき、まずはその気持ちを否定せず受け止めてあげましょう。
 
 
「そうか、学校に行くのが嫌なんだね」「ママと離れるのが不安なんだね」と、共感の言葉をかけることで、子どもは「ママは自分の気持ちをわかってくれている」と安心できます。
 
 
③子どものペースを尊重する
 
 
無理に引き離したり、急がせたりするのは逆効果です。登校前、出発の時間を少し早めて、子どもの不安な気持ちを受け止める時間をつくってあげましょう。
 
 
④子どもの今できていることをたくさん褒める
 
 
つい、子どもが親から離れることが『できない問題行動』ばかり注目しがちになってしまいますが、視野を広げると、きっとお子さんにも『できていること』はたくさんあるはずです。
 
 
どんな小さなことでもいいので、お子さんの今すでにできていること、素敵なところをたくさん見つけてあげて褒めてあげましょう。
 
 
そうすると、お子さんの自信は少しずつ回復していくはずです。
 
 
 

◆NG対応

 
 
①突き放す、怒る
 
 
母子分離不安の子どもに対して、親が感情的に対応してしまうと、不安がさらに増幅し、状況は悪化してしまいます。
 
 
②「甘えだ」と突き放す
 
「もう小学生なんだから、甘えないの」「しっかりしなさい」といった言葉は、子どもの不安な気持ちを否定し、心を深く傷つけてしまいます
 
 
子どもは「ママに愛されていないのではないか」と感じ、さらに不安が強くなります。
 
 
③他の子どもと比較する
 
 
「〇〇ちゃんは一人で学校に行けるのに、どうしてあなたはできないの?」といった比較は、子どもの自己肯定感を大きく下げてしまいます。
 
 
子どもは「自分はダメな子だ」と感じ、ますます自信を失ってしまいます。
 
 
長所短所
 
 

5.専門家の力を借りる、同じ悩みを持った仲間と話すことも大切です!

 
 
お子さんの「ママべったり」に悩んでいるお母さん。
 
 
それは決して「甘え」ではなく、「母子分離不安」という子どもの不安障害かもしれません。
 
 
正しい対応を知り、実践することで、お子さんは少しずつ、お母さんから離れても安心して行動できるようになります。
 
 
かつて、私と同じように母子分離不安に苦しんでいたママたちも、今では、自分の趣味の時間を満喫したり、仕事に復帰したりと、子育てをしながらも自分の人生を楽しめるようになっています。
 
 
「ふたばスクール」では、子どもの発達に関する専門家から、一人ひとりの特性に合わせた具体的なアドバイスをもらうことができます。
 
 
専門家のサポートを得ることで、子どもだけでなく、親御さん自身の負担も軽減され、より良い親子関係を築くことができるはずです。
 
 
あなたも、この「しんどい」日々から抜け出し、お子さんと笑顔で過ごせる未来を手にしませんか?
 
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