子どもが言うことを聞かず、叱ってばかりの毎日に悩んでいませんか?発達障害グレーゾーンの子どもには、一般的な対応が合わないことがあります。本記事では、子どもの行動に着目し、具体的な対応と活用例をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
1.子どもが言うことを聞かない、叱ってばかり…と悩んでいませんか?
毎日、子どもに注意し叱り続ける生活…。
そんな中で「どうしてうちの子は言うことを聞かないのだろう?」と悩んでいませんか?
私も、小学2年生の息子が「学校行きたくない」「先生が嫌だ」とネガティブ発言を繰り返していた時期がありました。
ネガティブ発言を聞くのも嫌になり、うんざりしていました。
そのたびに共感し、寄り添い、励ましなどをしていましたが、効果はありませんでした。
むしろ状況が悪化するばかり…。
そんな時、私が発達科学コミュニケーションを学び気付いたことは、発達グレーゾーンの子どもには「一般的な対応が合わず、私の対応を見直す必要がある」ということ。
お母さんが、子どもの行動を観察する力を身につけることで、適切な対応ができるようになります。
ぜひ、我が子にあった方法を手に入れてくださいね!

2.なぜ、子どもは親の言うことを聞かないの?
小学生、特に10歳を過ぎるころになると、子どもの脳では「考えるエリア」がぐんと発達してきます。
自分の頭で考えて行動したい!という気持ちも、どんどん強くなるのです。
さらに、発達障害グレーゾーンの子どもは、感情のコントロールが難しく、その子にあった対応が必要となります。
そんな子ども達に対して、いちいち親が指示だしすることやガミガミ言うことは、子どものやる気を失い、自主性を奪うことにつながります。
では、親は子どもにどのような対応をすればいいのか?
その解決の第一歩は「子どもの行動を、冷静に観察・分析すること」です。
次章で詳しい方法をご紹介します。

3.発達障害グレーゾーンの子どもの行動を分析してみましょう
まずは、子どもの行動を4つの行動に分類してみましょう。
①好ましい行動
②まだできない行動
③好ましくない行動
④許しがたい行動
お母さんが行動を分析できるようになると、我が子にあった対応ができるようになります。
①好ましい行動
子どものことを観察し、「できていること」「できて当たり前のこと」を肯定してあげましょう。
「朝、起きれたね!」
「ご飯食べたね!」
「準備できたね!」
など、実況中継をして肯定します。
特に小学生高学年になってくると「褒める」ことを嫌がる場合もありますので、子どもの行動を口に出し伝えてあげることがおススメです。
子どもに定着してほしい行動には肯定を繰り返し行います。
②まだできない行動
親からしたら「これくらいの年齢になればできるだろう」と思えることも、もしかしたらその子にとっては「まだできないこと」かもしれません。
そのため、 「ダメ!」 「これやったら?」 「あれしなさい!」 と子どもを制止や命令するのではなく、これはまだできない行動なんだと捉えて、必要な時にサポートできるよう見守ることが必要です。
特に、反抗的な子どもには自主性を尊重してあげることが大事です。
③好ましくない行動
ついつい、注意したり、ネガティブ発言や癇癪に構ってしまいたくなる場面は多いですよね。
しかし、お母さんのその行動が発達障害グレーゾーンの子どもからすると「お母さんが構ってくれる」という脳の回路を強固にし、さらに好ましくない行動が強化されることがあります。
「好ましくない行動」はあえてスルーします!
子どもにお母さんは好ましくない行動をしても構ってくれないということを分かってもらうのです。
子どもが自分から好ましい行動に移り始めたら、 「自分で落ち着けたね!」 「ゲームやめられたね!」 「宿題取りかかれたね!」 と必ず肯定の声かけをしましょう。
④許しがたい行動
人を傷つけるような危険な行為や法を犯す行為は許しがたい行動です。
なぜ、その行動がダメなのか?理由を子ども自身に考えさせ、大人と対等な関係で接し話しあいましょう。

4.行動別の対応で子どもがグーンと伸び、行動力を引き出す!
私は息子のネガティブ発言や癇癪の「好ましくない行動」を徹底的にスルーを心がけ、過剰に反応することを止め、軽く対応するようにしました。
そしてできている「好ましい行動」を見つけて肯定的な声かけをするようにしました。
その結果、自ら気持ちを整理し考え、行動を起こすようになりました。
息子:「学校行きたくない…」
私:「そっかー…」と流します。
その後、特に言葉をかける事もなく、スルーします。
すると、息子が自分自身で自分の気持ちを整理でき、準備を始めたのです。
そこで、私はこの「好ましい行動」に対応し、「準備始めてるね」とすかさず肯定の声をかけます。
また、普段の宿題などは、「手伝ってほしいときは声かけてね」と伝えておくと、サポートが必要な時は癇癪を起こさず、言葉で伝えてくれるようになり、親子バトルも無くなりました。
このように、行動分析を活用すればグレーゾーンの子どもも自分の力で考え、行動を起こす力が伸びます。
ぜひ、この記事の内容を参考に、日々の対応を見直してみてくださいね!

執筆者: たるみ あや
発達科学コミュニケーション アンバサダー