家の中でもママべったり…母子分離不安の娘が1人で行動する褒めの声がけ法

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母子分離不安で「ママと一緒」が手放せずママべったりだった娘。 実況中継の褒め声かけで自信を育み、一人で行動できるようになった方法を紹介します。
 
 

1.ママと一緒じゃないと行動ができない子にイライラするママへ

 
 
・朝から「ママ来て!」と泣き叫ばれて1日が始まる
・トイレも一緒、家の中でも付きまとわれて気が休まらない
・いつでも「ママじゃなきゃイヤ!」「ママと一緒がいい!」
 
 
そんな日々が続くと、外出もままならず、息が詰まりそうになりますよね。
 
 
「なんでうちの子だけ?」「私の育て方が悪いのかな…」 そう思ってイライラしたり、自己嫌悪で落ち込んだりすることもあるかもしれません。
 
 
私自身もそんな日々に疲れ果て、「私の子育てはどこか間違っているのでは…」と悩んでいました
 
 
この記事では、母子分離不安の背景と、私自身が試して効果を感じた対応法をお伝えします。
 
 
うんざり
 
 

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2.家の中でもママにべったりで一人で行動ができない年長の娘

 
 
私もかつては一人で行動しない子どもにイライラして怒ってしまっていました。
 
 
外ではもちろんのこと、家の中でもママと一緒じゃないと動いてくれず
 
 
朝起床するとベッドから、「ママー!きてー!」と叫んで呼ばれ、すぐに行かないと癇癪が悪化し、なおさら事が進まない状態に。
 
 
トイレも私が見ていないと行けず、別の部屋に移動することも一人ではできませんでした。
 
 
行動が娘のペースに見合わなくなると、すぐさま「ママ待って!」と強制的な言い方で言われ、従わないと癇癪へ。
 
 
私が外出する時には、「行っちゃだめ!」と泣き叫んで行かせてくれませんでした。
 
 
家の中でも常に一緒で、娘に「ママー!」と呼ばれる度に、もううんざり…
 
 
私も我慢ができず怒りをあらわにしてしまい、悪循環の日々を送っていました。  
 
 
イライラ
 
 
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3.母子分離不安が強くなっていたワケ

 
 
子どもがママにべったりになってしまう背景には、「母子分離不安」が関係している場合があります。
 
 
母子分離不安とは、子どもが安心できる存在(多くは母親)から離れることに強い不安を感じ、泣いたり拒否したりする状態のこと。
 
 
この不安は、発達段階として誰にでも起こりうるものです。
 
 
ただ、不安が強まる要因として、このようなことが考えられます。
 
 
・環境変化(進級、引っ越し、きょうだい誕生)
・親の不安感情(子どもは敏感に察知する)
・気質(繊細・敏感・心配性な子は影響を受けやすい)
・経験不足(離れる練習や安心体験が少ない)
 
 
母子分離不安は、「安心の拠り所を常にそばに置きたい」という安心確認の表れでもあります。
 
 
原因は子どもにより様々ですが、子どもの生まれ持った繊細な気質発達特性が関係することがあります。
 
 
このような子どもは特に、もともと不安を感じやすい傾向があり、ストレスもため込みがちです。
 
 
毎日怒られてばかりだった娘もその典型で、自信を失い、心の充電(エネルギー)が切れている状態でした。
 
 
だから常に「ママがそばにいるか」を確認せずにはいられませんでした。
 
 
その娘の行動にイライラした私が、つい突き放すような態度を取ったことで、 さらに自信を失い、不安が強まるという悪循環に陥っていたのです。
 
 
悪循環
 
 

4.肯定の褒め言葉で、まるで別人のように我が子の行動が加速!

 
 
子どもの不安が強い時には、否定をしない事が鉄則です。
 
 
褒めると良いと言いますが、褒める=肯定するということです。
褒める中でもおすすめなのが、実況中継です。
 
 
子どもが行動し始めたら、「パクパク食べてるね!」「もう着替えてるんだね!」
こんな風にそのまま言うことで、子どもはお母さんが見てくれていることを認識して安心感へとつながります。
 
 
実況中継の褒めを実践したことで、
 
・朝起きてからは、一人でリビングまで起きてこれるように
・トイレにも付き添わなくても行けるように
私の外出を阻止する事もなくなり、家の中の移動も一人でできるようになりました
 
 
まるで別人のように、行動が加速しています。
 
 
癇癪を起こすこともなくなり私の話を素直に聞いてくれるようになりました。
 
 
失敗ばかりで自信がない子どもたちが、自信をつけるための最後の砦とも言えるのが、母親からの「肯定の褒め言葉」です。
 
 
母親という最も信頼できる存在に褒められて肯定されることで、子どもたちは日々の出来事で小さな成功体験を積み、自信をつけて行動できるようになります。
 
 
みなさんも、実況中継でたくさんの褒めシャワーをかけてあげてください。
 
 
きっと、お子さんの行動が加速しますよ。
 
 
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執筆者: 河西 幸代
発達科学コミュニケーション トレーナー
 
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