夏休み短期決戦!「褒めて・育てる」子育てを活かしてお家でママができる学校の困りごと解決法

巷では「褒めて・育てる」子育て法は日本社会において失敗である、なんて言われているのを知っていますか?そこのあなた!ちゃんと勉強して褒めました?と聞きたいくらいです。この時期に上手に褒めて不安の強い子の行動量をあげる夏休みにしていきましょう!
 
 

1.褒め方、間違っていませんか?

 
 
巷では「褒めて・育てる」子育て日本の若者をダメにしている!と提言している人もいます。社会に出た時に、上司に厳しいことを言われると我慢ができなかったり、仕事が続かずに辞めてしまう心配があるとも言われています。
 
 
また、褒めて育った子は褒められらないと何もやりたがらない人になるとも言われており、それは正しく褒められて育ったというよりは、私にはチヤホヤされて育ったという印象を受けます。
 
 
褒める時の落とし穴として、褒めるしか知らない人は
 
 
・褒めるところが見つからない
・褒めるところがない
・褒めたくても褒められない
 
 
そのために、結果が出た時だけ「よくできたね!」「すごいね!」などと褒めてしまいます。
 
 
また、子ども自身ができたと思っていないのに結果だけを見て親がおしつけるように褒めてもそれは子どもには伝わりません。余計に、
 
 
・何もしていない時の自分はダメな奴だ…。
・何も出来ていないのに褒めるなんて意味が分からない…。
 
 
と子どもは思ってしまい、それだとやる気や活力が起きないのは当り前ですよね。
 
 
うまく褒めて育てていきたいと思っていてもワンオペ育児にもなり兼ねない夏休み。世のお母さん達は憂鬱でしかないのではないでしょうか?
 
 

2.お母さんにとっての夏休みは過酷…。

 
 
夏休みという長期の休みになると暑さゆえにおうちで過ごす時間がどうしても多くなります。
 
 
その上に通常の家事・育児やお仕事以外にもお母さんはやることがいっぱいです。
 
 
でも、子どもにとっては行きたくない学校に行かなくていいし、やりたくない勉強もしなくていい。
 
 
不安の強いお子さんは、不安の原因となるものがなく家でゆっくり・まったり過ごすことが出来る最高の環境なのです。
 
 
そんな中、家でダラダラとやりたいことだけやって過ごしている子どもを見ると、
 
 
 
 
・いっつもゲームばかり!
・毎晩、寝るのが遅い!
・全然、宿題をやらない!
・言っても手伝いをしてくれない!
 
 
などなど…。お母さんたちはイライラすることが多くなります。本当にお母さんにとって夏休みって過酷ですよね…。
 
 
しかし、不安の強いお子さんや登校渋りのあるお子さん、母子登校や付き添い登校をしているお子さんがいるご家庭はこの長期のお休みを逆に活かして、子どもの自信をつけるミッションに挑戦してみてはいかがでしょうか?
 
 

3.お家での褒め対応が学校にも活きる

 
 
実は不安の強いお子さんや登校渋りのあるお子さん、母子登校や付き添い登校をしているお子さんの問題を解決するには、お家でじっくりと対応するのが1番いい!です。
 
 
学校の問題なんだから、先生がなんとかしてくれればいいのに!
 
 
スクールカウンセラーさんがなんとかしてくれればいいのに!
 
 
だけど学校はなかなか対応をしてくれない…。
 
 
担任の先生が理解のある先生ならうまくいくかもしれないけど、あまり理解のない先生だとうまくいかない。
 
 
そんなこともよくありますよね。
 
 
学校に任せているだけでは、実は根本的な問題を解決するのって難しいんです。
 
 
だからお母さんがお家で対応することが1番の近道なんです!
 
 
なので、長期の休みを逆手にとって子どもと一緒に居る時間が多くなる今!この時間を普段できないようなことに充てていきましょう!
 
 
学校の問題なのにお家で対応することが良いの?と思ってしまいますが、それには理由があります。
 
 
先ずはお家で自信をつけることが大切だからです。
 
 
 
 
お家で自信をつけて子どもの行動力をあげると、子どもの脳はぐんぐん成長していきます。
 
 
行動してはじめて脳は成長していくのです。
 
 
先ずお家で子どもの行動量をあげ脳を活性化することで、子どもの「できた!」が増えて子どもの行動そのものが変わっていきます。
 
 
早速!お家で自信をつけて、行動量を上げることからはじめましょう。
 
 
できたを増やしていく時に大事なのが、お母さんが一方的に「できた!」と思って子どもに「できたね」「できたよね」と、できたことを押し付けるのではなく、子どもが体感として「できた!」と感じることが大切です。
 
 
先にも述べましたが、子どもの気持ちを無視して親が一方的に褒めても子どもには何の意味もありません。
 
 
一方的にお母さんができたことを押し付けてしまうと、子どもにはできていないのに…というモヤモヤした気持ちが沸いてきてしまい、結果的には子どもを追い詰めてしまうことになるので注意しましょう。
 
 
では、「褒めて・育てる」子育ての実践方法についてお伝えしていきますね。
 
 

4.「褒める=肯定する」時間をたくさんとろう!

 
 
では、実際にどのようなことに注意しながら褒めていったらいいのでしょうか?ポイントを2つお伝えします。
 
 

◆①「肯定8:否定2」の割合で褒める

 
 
先ず、子どもの行動量をあげるにはどうしたらいいのでしょうか?
 
 
それは「子どもを肯定する!」ただそれだけです。
 
 
褒めるということは子どもを肯定することなんですね。
 
 
せっかくの長期休みなので、徹底的に子どもを肯定するということにチャレンジして欲しいと思います。
 
 
お母さんの声かけで子どもに自信をたっぷり授け、不安が強くなる新学期を自信いっぱいで迎えてほしいと思います。とにかくたくさん肯定する!ただそれだけです。
 
 
 
 
褒めすぎて子どもに悪い影響があったなんて声は1度も聞いたことはありません。褒めすぎ?と思うくらい褒めてしまって大丈夫です!!
 
 
褒め言葉は「目減り」するとも言われているので、褒めすぎじゃない?と思うくらい褒めてやっと子どもには伝わります。
 
 
目安としては最低でも肯定8:否定2」です。
 
 
残念ですが、このくらい褒めてやっと!子どもには褒めが伝わります。
 
 
うちの子、
 
 
ちょっと荒れているなぁ…
不安がすごく強いなぁ…
 
 
と感じたら
 
 
「肯定9:否定1」
 
 
「肯定10:否定0」
 
 
で、肯定してあげても大丈夫です!ただし、一生この割合で褒めて欲しいという訳ではありません。夏休みの間だけでも集中してやってみませんか?
 
 

◆②褒めのバリエーション

 
 
褒めることは肯定するということは分かりましたよね?では、どうやって肯定する場面を増やしていくかというと…。
 
 
・励ます
・感謝する
・興味を示す
・実況中継
・共感する
・喜ぶ
・驚く
・同意する
・スキンシップ
 
 
など、これら全て肯定のテクニックになります!
 
 
例えば、興味を示す肯定のテクニックとしては、子どもの好きな事柄にお母さんが興味を示して話しかける。
 
 
「このゲーム面白いの?どんなところが〇〇君は好きなの?」と尋ねるだけで肯定することになります。
 
 
また、実況中継のテクニックなら、子どもがしていることをただ見たままに伝えるだけで肯定することになります。
 
 
 
 
「おはよう!今朝も7時に起きたね。」「朝ごはん、全部食べたね。」「ゲームをしているんだね。」
 
 
このように言うだけで肯定したことになります。
 
 
本当の褒めとは、このように肯定の声かけをするだけです。決して結果だけを見て褒めているのとは違います。
 
 
褒め方さえ間違えなければ、「褒めて・育てる」子育てで子どもをダメにすることはありません!
 
 
せめて夏休みの間だけでも「褒め褒め週間」と位置付けて意識して取り組んでみてはいかがでしょうか?
 
 
夏休み中の変化が楽しみですね!
 
 
 
 
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