母子登校キッズの「休み明け学校に行きたくない」を防ぐ3ステップ対応

母子登校中のママは長期休暇明けに子どもがどうなるのか心配だと思います。母子登校継続?できたら一人で通って欲しい…。それとも不登校?そんな複雑な思いがあります。休み中に子どもの〇〇を回復させ学校に行けるようになる対応についてお伝えします。
 
 

1.長期休暇を目標に必死に頑張る母子登校

 
 
今、母子登校をしているママは長期休暇までを目標に、毎日頑張っていませんか?
 
 
目前に長期休暇が控えていたら、夏休みまでは何とか!冬休みまでは!春休みまでは!と母子登校でもいいから、とにかく学校に行かせよう!と必死なママもいるかもしれません。
 
 
以前、個別相談に来てくれたAさんが涙ながらにこんな話をしてくれました。
 
 
『小学1年生の6月。娘が突然学校に行けなくなりました。その後いろいろと試し、夏休みまでの1ヵ月間は授業に付き添っていました。
 
 
もうすぐ夏休み!と思い何とか頑張ったけど、2学期が始まると母子登校が改善されることはなく、また授業に付き添う日々でした。
 
 
正直、母子登校も最初は頑張ったけど、終わりが見えない日々にだんだんと疲弊してきました。』
 
 
 
 
「いっそのこと学校なんてなければいいのに…」と、心の内を話してくれました。
 
 
Aさんと同じような悩みを抱えているママはきっと多いのではないでしょうか?
 
 
実は以前の私もそうでした。私が頑張れば息子は学校に行けるんだ!そう思い、毎日母子登校をしていました。
 
 
しかし、1か月…2か月…と続くにつれて
 
 
母子登校はいったいいつまで続くんだろう?
 
このまま付き添っていれば良くなるのだろうか?
 
母子登校から抜け出すことはできるのだろうか?
 
 
しだいに自分も疲れていき、この状況から逃げ出したい…」そんな風に思ってしまっていました。
 
 
母子登校をしているママ達は、何とか乗り切って長期休暇へ突入したとしても、休み明けの新学期直前になると学校登校への不安が出てきてしまいます。
 
 
母子登校や登校しぶりを経験しているママ達に共通する想いなんです。
 
 
もうずっと母子登校などが続いていると何とか学校に行っていたけど、休み明けに「学校に行きたくない」と言われたら、「どうしたらいいの?」と休み中も気が休まることなく不安な思いでいっぱいです。
 
 

2.母子登校中を振り返る

 
 
では、親としてはどうにかして長期休暇中に学校へ行けるように何らかのサポートができたらと考えると思います。
 
 
しかし、闇雲に何かをさせようと思い間違ったやり方をしてしまうと逆効果になります。子どもの様子を見て、今子どもがどのような状態にあるのかを先ず確認していきましょう。
 
 
実は長期休暇の後に学校に行けなくなる子は、休み中にすでにその兆候があります。
 
 
例えば、
 
 
・休みに入っても常に疲れている
 
・外出を嫌がる
 
・ゲームやYouTubeなどの動画サイトやSNSにほとんどの時間を費やしている
 
・夜更かしが増える(生活リズムが乱れる)
 
・宿題をやりたがらない
 
・不安やプレッシャーを感じている
 
 
どんより
 
 
このような様子が長期休暇中に見られると休み明けの学校は気を付けないといけません。
 
 
そもそも、休み中にこうなってしまうのは母子登校で何とか乗り切ったとはいえ、もうその時点でかなり無理をして疲弊しながら学校に行っていたのかもしれません。
 
 
子どもは基本、心が元気ならば休みに入るとルンルンとした気持ちで過ごすことがほとんどです。最初からそうでなくても数日経つと次第に元気になってきます。
 
 
しかし、そうでないということは、母子登校をしていたこと自体、無理をさせ過ぎていなかったか…。そこを改めて振り返って欲しいと思います。
 
 
・見て見ぬ振りしてた行動はなかったかな?
 
・あの時、キツそうにしていたのに無理して学校に連れていってしまってたかな…。
 
 
振り返ってみると、子どもにひどい言葉を浴びせてしまい、毒親なのではないかと心配されるママもいるかもしれませんが、自分を責める必要はありません。
 
 
その振り返りで湧き上がってきた感情を元に次で説明する3つのステップを試して欲しいと思います。
 
 
長期休暇中に子どもの心が元気になるためのステップでもありますのでぜひ試してみてください!
 
 

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3.学校行きたくないを防ぐ3ステップ対応

 
 
私は以下の3ステップを踏むことで母子登校から抜け出すことができました。
 
 

◆ステップ1: ママの気持ちを吐き出し肯定する

 
 
どうしても子どものことばかりに目が行きがちですが、先ずはママが自分の気持ちに気づいて自分の気持ちを肯定することが大事です。
 
 
母子登校のことを振り返ると色々な感情が蘇ってくると思います。ママが自分にダメ出ししたくなる感情も沸いてくると思います。
 
 
その気持ち全てひっくるめて「マル〇」にしてあげましょう。
 
 
OK
 
 
あの時、無理やり学校に連れて行ってしまったかな、と思ったとしてもそう思ったことがダメとか良かったとかジャッジはせず、そう思ったんだね、と認めてマル〇をしましょう。
 
 
母子登校やめたい…と思ったなら、そう思ったんだね、疲れたんだね、と認めてあげる。
 
 
決して自分の感情に蓋をすることなく、見て見ぬ振りをせず「そう思ったんだね」と認めてママの気持ちを認めて癒していきましょう!
 
 

◆ステップ2: 子どもを肯定する

 
 
ママの気持ちを整理してから、その次に子どもの心を元気にしていきましょう!
 
 
子どもは肯定されることで 自信がつき自立へと繋がります。
 
 
子どもができたことをありのまま言葉にして伝えてあげましょう。
 
 
休みの日でもちゃんと朝に起きてきたら、笑顔
 
 
傷ついた心
 
 
「おはよう!起きてきたね~」
 
「ご飯、食べたね~」
 
「バッチリお着換えできたね!」
 
 
と些細なことでも良いので声をかけていきましょう!
 
 

◆ステップ3: スモールステップ

 
 
どうしても「母子登校を終わらせる!」と大きな目標を立てがちですが、その問題は一旦横に置いておいて、子どもができそうな目標を立ててクリアできるようにしていきましょう。
 
 
明日の朝は何時に起きる?
 
 
自分で起きる?ママが起こす?目覚まし時計を使って起きてみる?
 
 
「これならできそうかなぁ」という小さな目標を設定して、できたの積み重ねが大きな力になります。
 
 
ぜひゲーム感覚で目標をクリアしていってみてくださいね。
 
 
 
 
子どもは少しずつ自信を持てるようになり、チャレンジする気持ちも芽生えてきます。
 
 
その気持ちを育てることが母子登校を長期化させない大切なポイントになりますのでぜひやってみてくださいね。
 
 
また、自分一人で母子登校の解決が難しい場合は、母子登校を解決したプロから学びながら、先導されながら、解決していくことも一つの方法だと思っています。
 
 
私もその一人ですので、もし休み明けの母子登校が憂うつで仕方がないママはぜひ連絡をくださいね!
 
 
 
 
 
 
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執筆者:いたがきひまり

発達科学コミュニケーション トレーナー

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