教育現場が生まれ変わる!発達障害・グレーゾーンの子はテクノロジーによって躍進する未来が待っている

コロナ渦を経て、日本教育がテクノロジーの必要性に迫られ大きな一歩を踏み出しました。この動きは発達障害・グレーゾーンの子にとっては追い風となる動き!テクノロジーと共存していくために必要な力を育てていくそんな関わり方をお伝えします。
 
 

1.日本と外国の教育概念の違いとは?

 
 
突然ですが、2040年、どんな未来が待っていると思いますか?
 
 
2040年なんてまだまだ先のことに感じてしまいますが17年後には2040年を迎えます。
 
 
実は2040年、学びは超・劇的に変わる!と言われているのです。
 
 
その変化についてお伝えする前に、日本の教育と外国の教育について違いがあることを知っていますか?
 
 
現在、外国では学び方に大きな変化が起きています。その影響を受けて今回の改革の波が日本にも来ているのは間違いありません。なので、先ずは日本の教育と外国の教育の違いについて簡単にお話しますね。
 
 
日本の教育は「みんな一緒」に同じ内容の勉強をしますが、外国では「個々の能力」に合わせた教育をし、才能や可能性を引き出すような教育をします。
 
 
日本では暗記したり知識を増やすような詰め込み型の教育が昔から根強くあり、今もそのやり方は残っています。
 
 
お母さん達も九九を暗記したり、漢字を何度もノートに書くなどの宿題が出たことを覚えていますよね。今でもその形式の宿題は定番ですね。
 
 
しかし、外国では複数の答えがあったり、すでに答えは分かっているけれどなぜそうなるのかを問うような勉強をしたり宿題を出されることが多くあります。
 
 
 
 
例えば、算数の計算問題を例にとると、
 
 
日本の場合:5+5=□
 
 
□の部分を問う問題を出す。答えは1つしかない。
 
 
外国の場合:△+△=10
 
 
△の部分を問う問題を出す。答えは複数ある。
 
 
また、+だけでなく、ー、×、÷、を使っても10の答えは導き出されます。
 
 
外国ではこのような教え方をされるため、子どもたちはいくつもの答えを導きだそうとします。
 
 
しかし日本の場合、答えは1つしかないので、これ以上は何も考えずに済みます。
 
 
昨今、思考力が大事だと日本でもよく言われていますがどちらの方が思考力が身につくと思いますか?
 
 
そう考えると今の日本の教育はそろそろ限界で転換期を迎えようとしています。
 
 
このまま答えが1つしか出せないような考え方をしていると世界から遅れをとるのは想像できますよね。
 
 
いや残念ですが、もう遅れていますね…。
 
 
なので今、急いで教育改革が行われようとしているのかもしれません。
 
 
では2040年にどのような教育改革が行われようとしているのでしょうか?それについて説明していきます。
 
 

2.エドテック導入後の未来

 
 

◆学校が消える?!

 
 
2040年からの学びは、最先端のデジタル技術を活用して子どもの個性や特性を最大限に活かす「個別最適化された教育」へ変わっていきます。
 
 
NO ランドセル、NO 教科書、NO 教壇、NO 黒板、 NO 一斉授業、NO 暗記、NO 正解、NO 受け身、NO 牛乳、NO 体育館、NO 時間割、NO 受験。
 
 
今の学校の当たり前が当たり前でなくなり、確実に学校が全てではない時代がやってきます!
 
 
現に、今の世界ではEdTech(エドテック)と呼ばれ、Education(教育)×Technology(科学技術)教育×テクノロジーによる未来の教室を広げよう!という動きが加速しています。 
 
 
 
 
ひと言でいうと「次世代のオンライン学習、eラーニングシステム」です。
 
 
大量のデーターをAIが分析し、使う人ごとに合った学習アプリや、プログラミング用ソフト、仮想現実を用いた学習サービス、教材などのサービスが提供できるようになるんです。
 
 
今、世界で最先端の教育が「エドテック=EdTech」なんです。
 
 
まだまだ日本では聞き馴染みが薄い言葉ですが日本政府が進める成長戦略にも組み込まれ、文部科学省のみならず、経済産業省、総務省も動き出し日本でも少しづつテクノロジーを用いてこれまでの教育や学び方を変えていく動きが始まっています。
 
 
近い未来、本当に教室も黒板も、教師すら存在しなくなる時代が来るかもしれません。
 
 

◆教育格差が消える

 
 
また、エドテックの導入により、教育格差がなくなることを期待されています。
 
 
一般的な教育格差とは、都心部と地方での教育格差や塾などの経済格差による教育格差が課題とされています。
 
 
しかしそれだけではなく、学校が苦手な子たちの教育が置き去りにされてしまっていることを忘れてはいけません。これも列記とした教育格差の1つです。
 
 
学校に行けないことで将来への不安が募り絶望的に感じているお母さん達…。
 
 
☑いつになったら学校に行けるようになるんだろう?
☑このままで、これから先の進路は大丈夫だろうか?
☑将来、まともな仕事に就けるんだろうか?
 
 
将来不安でいっぱいですよね。
 
 
だからこそ、テクノロジーの力を使って、「学校」という枠にとらわれるのではなくもっと自由にもっと自分らしく学べるそんな社会の実現を目指していく必要があるのです。
 
 
 
 
学校に行けなくたって大丈夫!!
 
 
これからの時代、学校が苦手な子どもたちがもっと生きやすい社会になる。
 
 
学校が苦手な子どもたちがこれからの時代のニューヒーローになる社会はそこまできています!
 
 
個々の能力に適した、オーダーメイドの教育へと変わっていきますので、学校に行けないことをお母さんが必要以上に不安がる必要はないのです。
 
 

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3.思考力を問う会話をやってみよう!

 
 
このエドテックの取り組みは発達障害・グレーゾーンの子ども達には追い風になることは確実です。
 
 
しかし、子どもの成長は待ったなし!エドテックが軌道に乗るのを待っていては時間がもったいない!
 
 
そう考えると、やはりお家で子どもを発達させることはまだまだ必要ですね!
 
 
そこで今からでもお家でできる子どもへの関わり方をお伝えしますので、未来が劇的に変化しようとしている事実を踏まえてやってみてくださいね。
 
 
テクノロジーの力を借りながらも思考力をつけていくことが世界の教育を見たうえでとても大切だとういうことは分かったと思います。
 
 
先にも述べましたが、日本と外国では教育の概念が違います。
 
 
実は生きていくうえでは、日本のように答えを導き出す考え方よりも、答えが決まっている、または決めて動くことの方が圧倒的に多いということに気付いていますか?
 
 
答えを目標や夢に置き換えるともっと分かりやすいと思います。
 
 
私たち大人は年始には1年間の目標などを決めますよね。
 
 
その目標を達成するためにはどうやったらいいか?ということを考えると思うんです。
 
 
子ども達でも速く走れるようになりたい、テストで100点を取りたい、縄跳びを100回飛びたいなど目標を決めてから行動することってたくさんありますよね。
 
 
そういう時にじゃあ、どうしたらその目標を達成できるか?」というところを考えて欲しいのです。
 
 
 
 
例えば、子どもが「ゲームを欲しい!」と言ったとします。
 
 
それを、答え=目標・夢だとします。
 
 
母「うん、ゲームが欲しいんだね。じゃあ、どうやったら手に入れられるかな?」と質問を投げかけます。
 
 
子ども「お母さんに買ってもらう」
 
 
母「それもひとつだね、他には?」
 
 
子ども「お小遣いで買う」
 
 
母「うん、それもいいね。他に方法はある?」
 
 
子ども「お手伝いをして買ってもらう」「お誕生日に買ってもらう」「プレゼント(懸賞など)しているところを探す」「サンタさんにもうら」
 
 
など、ゲームをゲットするという夢には何通りもの叶える方法があります。
 
 
つまり、会話を通して考える力をつけられることができ、思考力を鍛えることができます。
 
 
子どもが「ゲームを欲しい!」と言った時に、ただただ「お誕生日ね」とお母さんが言い放ってしまうのではなく、子どもに「どうやったらゲットできるかいくつか方法を考えてみて」考えるきっかけを与えて欲しいと思います。
 
 
その答え次第ではもっと深堀りしてゲットするためのプロセスをつくることにもなりますので、さらに色々なことを考えることになります。
 
 
このような会話は学校ではなかなかできませんが、お家ではたくさんできますので、是非今日からやってみてくださいね!
 
 
 
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