高齢出産ママさん、発達凸凹っ子に厳しいしつけは逆効果です!発達凸凹っ子は特にネガティブな記憶をためやすく、厳しいしつけはを続けるとお母さんの声が届かなくなる可能性が…厳しいしつけを断捨離し、お母さんの声が子どもの脳に届くよう、効果的な声かけをご紹介致します。
1.高齢出産ママの昭和の厳しいしつけは、発達凸凹っ子に逆効果なわけ
高齢出産ママさんは、子どもの出来ていないところを正す、昭和の厳しいしつけで育ってきていますよね。
ですが出来ていないところを正す声かけ、発達凸凹っ子には逆効果なのです。
発達凸凹っ子は特性上、ネガティブな記憶を残しやすいため、出来ていないところを正す声かけでは、子どもの脳がママの声を受け取らず、してほしい行動が定着しません。
毎日ガミガミ指示指摘をされていたら、ママの声は不快な声と脳が記憶し、 益々届かなくなるのです。
なので、発達凸凹っ子には出来ていないところを正す昭和のしつけではなく、出来ているところに注目してあげると効果的です。
2.発達凸凹の息子に逆効果な声かけをしてしまった過去
私には現在小学4年の発達凸凹の息子がいます。
高齢出産した私は息子の出来ていないところを正す昭和のしつけで 厳しく育ててしまいました。
「〜しなさい」
「ダメでしょ」
「ちゃんとして」
「何回も言ってるでしょ」
など何回も何回も、毎日毎日同じことを指摘したり指示したり、それでも全く行動が定着しませんでした。
なぜ、毎日同じことを言われているのに出来ないのだろうと思いながらも毎日同じことの繰り返し。
実は息子の脳は、私の声を不快に思いシャットアウトしてしまっていました。
私のしてほしい行動の指示が全く届いてなく、逆にネガティブな記憶の積立をしていたのです。
毎日出来ないことで私に叱られる、幼少期からこの繰り返しで少しずつ少しずつ息子は自信を失っていってしまったのです。
自信を失った息子は、小3の新学期、厳しい担任に変わったことがきっかけで学校に行けなくなってしまいました。
ずっと昭和の厳しいしつけをしていた私は、息子が学校に行けなくなってしまったことをきっかけに昭和の厳しいしつけが逆効果だったことに気づきました。
そしてこのことがきっかけで発達科学コミュニケーションに出会い、発達凸凹っ子の脳に届く声かけを学び実践しました。
3.高齢出産ママの声が脳に届く正しい声かけテクニック
昭和の出来ていないところを正す逆効果なしつけ子育てから、発コミュで学んだ出来ているところにフォーカスし、効果的な声かけに変えていきました。
私の声をシャットアウトしていた息子に、次第に私の声が届くようになりました。
「〇〇くん、(〇〇ちゃん)」
と最初に名前を読んだり
「何してるの?」
と子どものしている行動に興味を持って聞いてみたり
「頭を撫でたり、肩に触れたり」
スキンシップをとったり
このように最初は必ず褒める声かけから始め、子どもにしっかり声が届いてることがわかってから指示や提案をします。
そして行動の最後には必ず
「出来たね」
「頑張ったね」
「ありがとう」
などの褒め言葉を伝える。
その繰り返しで自然と行動が定着していき、最終的に褒めなくも行動できるようになります。
<褒める> → <指示だし・提案> → <褒める>
このサンドイッチでママの声が脳にしっかり届きますよ。
昭和の厳しいしつけは断捨離し、サンドイッチの声かけに変えていきましょう!
執筆者
発達科学コミュニケーション
ごとうあかり