ネガティブ発言は繊細な子どもの特徴⁈子どもに自信をつける親の関わり方

繊細な子どものネガティブな発言には理由があります。繊細な子どもになぜネガティブな発言が多いのか、その時どのように親は対応していけばよいのかを本記事ではご紹介します。親の言葉が子どもに与える影響を考え、肯定的なアプローチができるようになると、子どもは自然と自信をつけていくことができますよ。
 
 

1.繊細な子どものネガティブ発言

 
 
どうせ僕(私)なんて…
 
 
✔️できないと思うけどね…
 
 
✔️どうせダメって言うだろうけど…
 
 
行動の前にネガティブな「枕詞」がついてしまう繊細なお子さんの様子をご心配されているお母さんはいませんか?
 
 
本当はやりたいという気持ちがあるのに、自信を持って行動できない。
 
 
なかなか前向きな気持ちになれず、行動に移せない。
 
 
そんなネガティブ思考なお子さんの様子を見ているとイライラ、うずうずしてしまいますよね。
 
 
もし、お母さんがポジティブ思考の持ち主であれば、尚更かもしれませんね。
 
 
なんでうちの子はもっとポジティブに物事を考えられないんだろう…。
 
 
どうやったらポジティブに行動できるようになるんだろう。
 
 
この記事を読んでいただければ、繊細なお子さんの特性がわかり、お子さんがなぜネガティブな発言をするのか納得していただけると思います。
 
 
ネガティブ発言を繰り返す理由を知り、親として繊細なお子さんに今後どう対応して行けばよいか。
 
 
子育ての参考にしていただけると幸いです。
 
 
 
 

2.繊細な子どもの特徴

 
 
繊細な子どもは、ちょっとしたことに敏感に反応し、感じてしまう特徴を持っています。
 
 
例えば…
 
 
<繊細な気質を持っていない子の場合>
 
 
子:「ママお菓子食べていい〜?」
 
母:「ダメ!さっき食べたでしょ!」
 
子:「え〜いいじゃ〜ん。ちょっとだけ〜」
 
 
日常によくある親子の会話です。
 
 
通常はこんな感じでさらっと会話が終わるのですが…。
 
 
<繊細な子どもの場合>
 
 
繊細な子:「ママお菓子食べていい・・・?」
 
母:「ダメ!さっき食べたでしょ!」
 
繊細な子:「・・・(ガーン。さっき食べたのに、また食べたいって言っちゃった。ママ怒ってないかな?どうしよう…。」
 
 
同じ会話でも、繊細な子どもは言葉の受け取り方が違います。
 
 
要するに、ちょっとした言葉に反応して、傷ついてしまうのが繊細な子どもの特徴なんです。
 
 
傷つくことが怖いため、繊細な子どもはいろんなところで予防線を張っています
 
 
私たち大人もちょっと自信がないなぁという時は「間違っているかもしれないけど…」と前置きしてから話すことってありますよね。
 
 
繊細な子どもがネガティブな言葉を枕詞として使うのもこれと同じ心境なんです。
 
 
繊細な子どものネガティブ発言は、自信のなさの現れなのです。
 
 
 
 

3.息子のネガティブ発言にうんざりしていました

 
 
私の息子はゲームが大好きです。
 
 
我が家ではゲームは1時間だけというルールを設けています。
 
 
なぜなら時間を決めないとエンドレスでゲームをし続けるからです。
 
 
息子はゲームを始める時「ママ、ゲームしていい?」と言ってくるのですが、私はその場合「いいけど…。1時間だけね」と答えていました。
 
 
正直、ゲームばかりの毎日にうんざりしていた私は「いいよ」と言いながらも、本心ではなく、快く返事を返せていなかったかもしれません。
 
 
そのうち息子は「ママどうせダメって言うと思うけど…。ゲームしていい?」というようになってきました。
 
 
ゲームだけでなくても何かしたいことがある時、些細なことでも「ママはどうせダメって言うと思うけど…。」という枕詞を使うことが癖になってきたのです。
 
 
よく考えると、「どうせできないと思うけど」「やっても無駄だと思うけど」こんなネガティブな枕詞もよく使うようになっていました。
 
 
そして、このような言葉の後に行動し、うまくいかなかった時は、「やっぱりできなかった!」とひどく落ち込み、「ママのせいで!」と私に当たり散らし、癇癪を起こすこともありました。
 
 
 
 

4.意外と気づいていない?余計な否定の一言

 
 
さて、私と息子の関わりを聞いて、敏感な子どもの対応として何が問題だったかわかりますか?
 
 
私は息子の行動を肯定しているつもりで、ゲームを禁止したことなんてありませんでしたし、子どもの行動を促していたつもりでした。
 
 
しかし、実は私が返答していた言葉かけが「否定」そのものだったのです。
 
 
私が言っていた「いいけど…。」の「けど」、そして「1時間だけね!」の限定するような言葉。
 
 
「いいよ」の後に余計な一言をプラスしていたことで、繊細な子どもにとっては「否定」されたと感じさせていたのです。
 
 
皆さんも自分の行動を振り返ってください。
 
 
気づかないうちに「いいけど…。条件付き」の言葉をお子さんに投げかけていませんか?
 
 
もし、お子さんが繊細な子どもだったら、このちょっとした否定を敏感に察知してしまっているかもしれませんよ。
 
 
 
 

5.繊細な子が自信をつけるために親ができるコト

 
 
このような否定の関わりの積み重ねのせいで、我が家は息子が登校しぶりをしたり癇癪がひどくなったりと、メンタルが崩れてしまっていました。
 
 
そのため、私は大胆な方法を試してみることに!
 
 
一旦ルールは撤回!我が家はゲーム1時間のルールを思い切ってやめてみました。
 
 
息子からの「どうせダメだと思うけど、ゲームしていい?」のお願いに、余計な否定の一言をグッと我慢して「いいよ☆」と満面の笑みで答えるようにしました。
 
 
息子は初め「え?いいの?」と驚いたような表情を見せていましたが「ありがとうママ!」と素直にとびきりの笑顔で答えてくれました。
 
 
この子どもの素直な反応を見て、私は気づいたことがあります。
 
 
私が伝えた「いいよ☆」はゲームに対してだけでなく、「ゲームをしているあなたでいいのよ!そんなあなたも大好きだから!」と息子に伝わったんだと…。
 
 
そのことに気づいた私は、ゲームに対して、とにかく笑顔で「いいよ☆」と伝える肯定の関わりを増やしていきました。
 
 
すると、びっくりすることが起こったんです。
 
 
3日も経たないうちに息子のイライラが減り、とても穏やかな表情を見せるように!
 
 
ネガティブな発言も減っていくのが、明らかでした。
 
 
正直ゲームに関する時間制限を撤廃することはとても不安でしたが、1ヶ月もすると自分からある程度の時間をしたらやめるようになったのです。
 
 
私は息子のネガティブ発言がなくなった時点で、一回ゲーム会議を開き、時間制限について本人に選択をさせました。
 
 
やりすぎたら疲れる
 
 
思う存分ゲームをやってこのことがわかっていた息子は、時間制限を設けることを選択。
 
 
今では、ゲームをする時に全くネガティブな枕詞はなくなり、私が「あと10分で時間になるよ!」と声をかけると「今やっているここまで終わらせるね!」と自分でゲームをやめられるようにもなりました。
 
 
私たちが普段何気なく使っている言葉が繊細な子どものセンサーに引っかかってしまうため、知らない間に傷つけてしまっているのではないか…。と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが
 
 
繊細な子どもは思いを受け入れて、肯定をしてあげることで、すぐに自信を回復していくことができます!
 
 
ですので、日頃から親が気持ちをまずは受け入れてあげることを習慣化してください。
 
 
なたはあなたのままでいい」という思いをいっぱい伝えてあげましょう。
 
 
その安心感の中で、心配なことがあれば事前に伝えてあげたり、ポジティブに取り組みができるきっかけ作りをして、苦手なことを補えるような工夫をしてあげることが大切です。
 
 
さぁ、さっそく「あなたはあなたのままでいい」
 
 
この魔法の言葉をお子さんに伝えてあげてくださいね!
 
 
 

執筆者

 
発達科学コミュニケーショントレーナー
 
増満咲奈 
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