分離不安っ子は「脳」を育ててあげればいい

今日は、
分離不安っ子こそ
「脳」を育ててあげればいい!
というお話です。

ひまり先生、
「分離不安は治らないのですか?」
と聞かれることがよくあります。

基本的には、
「不安」をゼロにするのは
難しいと言えるでしょう。

風邪やコロナとは違い、
もともと生まれ持っての気質
脳の特性による部分が
大きいからです。

だからと言って、
落ち込む必要はありません!

分離不安のお子さんは
人より少し不安を感じやすだけ!

決して
心が弱い、根性がない
我慢が足りない、わがまま
といった精神論から
生まれるものではありません。

不安とは、
脳の働きが生み出すもの!

だから闇雲に

「大丈夫!」「そんなの平気!」

と上っ面な励ましの声で
不安を解消しようとしても
解決することはできないのです。

脳の力がなければ、
不安な感情は生まれません。

だったら脳を
育ててあげればいいんです!

脳は「できた!」という
成功体験や経験の積み重ねによって
成長していくものです。

それならば、
不安にならないだけの
たくさんの「できた」の成功体験を
子どもの脳に入れてあげればいいんです!

すると、脳全体が成長し、
不安は軽減されていきます。

だけど分離不安っ子は
はじめてのことが苦手、
緊張しやすいなどで、

なかなか自分の本来の力を
発揮できないお子さんが多いです。

だから正直、
たくさんの成功体験をさせましょう!
と言われても、、、

なかなか経験をさせてあげることが
難しいです。

そりゃあ、

優勝した!
金メダル獲った!!
新記録達成!!

といったオリンピック選手
のような人だったら話は別ですが、

私たちの子どもを
想像してみてください!

普通に暮らして、
普通に学校にいっていて、

どれほどの成功体験を
経験できるでしょうか?

なんなら、

うまくいかなくて落ち込んだり。
みんなみたいにできなかったり。

ママに怒られたり。
パパに叱られたり。

成功体験よりも、
失敗経験の方が多い
のではないでしょうか?

だから私は、

ママの声かけ
成功体験の記憶を
子どもの脳にたくさん
インプットしてほしい!

と思っています。

そのために、
毎日おうちでママが
どんな声をかけるのか?


イライラしながら、

「宿題しなさい!」
「早くしなさい!」
「わがまま言わない!」
「泣き止みなさい!」

と声をかけるのか?

それとも、

「宿題やってるんだ!」
「もうここまでできたんだ!」
「ありがとう♡」
「泣いてもいいんだよ」

と声をかけるのか?

ママの声かけ1つで
成功体験の記憶に
変えることができるんです。


だから、
ママの声かけって
とっても大切なんです^ ^


ぜひ今日は1つでもいいので、

〇〇しなさい!を
 ↓
〇〇しているんだね!

に変換してみてください。

子どもに成功体験を
たくさん授けてあげましょう!

明日は日曜日^ ^
素敵な1日をお過ごしください。

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