高齢出産ママが子育て中、何度言ってもいうことを聞いてくれない子どもにイライラが加速してしまう経験ありませんか?何度も同じことを注意しているのに、同じことを繰り返す。そんな、いうことを聞かない子どもが聞く耳をもつ効果的な声かけテクニックをお伝えします。
1.何度言ってもいうことを聞かない子どもに高齢出産ママのイライラが加速する!
高齢出産ママの子育て中、何度も同じことを言ってもいうことを聞いてくれない子どもにイライラする経験ありませんか?
「カバンは元の場所に置いてね」
「手洗ってね」
「ゴミはゴミ箱に捨ててね」
とあげたらキリがない程、イライラしながら、毎日同じことを言っても言っても全然聞かない。
そんな子どもの姿に高齢出産ママも怒りがどんどん加速してしまうなんてことないでしょうか?
さらに、何度も言うと子どもが逆に怒りだし、親子のバトルが始まってしまう。
ただでさえ疲れやすい高齢出産ママにとって、この親子バトルは避けたいことですよね。
2.同じことを繰り返す息子にイライラをぶつけていた過去
私には高齢で出産した現在小学4年の発達凸凹の息子がいます。
息子は学校や習い事から帰宅すると、ランドセルやカバンを玄関に置いたまま部屋に行ってしまうことが何度もありました。
最初は、私も優しく「元に戻してね」「部屋に持って行ってね」と言っていましたが、全くいうことを聞かない息子、毎日毎日同じことを繰り返す息子に、イライラが加速していきました。
「何回言ったらわかるの」
「毎日同じこと言わせないで」
と最後はイライラが抑えられずに爆発。
そんな私の姿に息子も
「あとでやろうと思ったのに」
と反論する。
そんな毎日の親子のバトル、私は疲れ果ててしまいました。
3.そもそも聞く耳を持っていないのが原因⁈
なぜ、毎日同じことを言われているのに、いうことを聞けないのでしょう。
それにはいくつか理由があるのですが、そもそも子どもが「聞く耳」を持っていないことが一番の原因です。
いうことを聞かない子どもには、
「聞く耳を持たせること」
「なぜそれをするのか」
この2つの理由をしっかり伝えることが必須です。
毎日お母さんに、長々と怒られると、やらなければいけないことはどんどん忘れていき、怒られた記憶だけが残ってしまいます。
そして、いうことを聞かない子どもは、言われていることがしっかり理解できていないことも理由の一つにあります。
なので、聞く耳を持たせること、なぜそれをするのか、をしっかり伝える必要があるのです。
4.聞く耳を持たせる効果的な声かけテクニック
お母さんが子どもに伝えるとき、命令口調になっていないでしょうか。
子どもは命令されても、その行動が必要じゃないと判断すると自主的に行動はしないのです。
そこで、子どもが聞く耳を持ってくれる効果的な声かけをお伝えします。
まず、子どもがいうことを聞いてくれないとき、イライラをぶつけてしまうのはNGです。
子どもの耳を開いてもらうように、おやつ中や落ち着いている時に、必要な情報だけを伝えましょう。
例えばカバンを玄関に置かずに部屋の元の場所に置いてほしい時
「いつもお願いしてるけど、カバンは元の場所に戻してね」
なぜかというと、カバンが玄関に置いてあると、家の中に入れないから。
躓いて怪我してしまう可能性もあるから。
と、子どもが納得できる理由を、優しく、穏やかに、短く伝えましょう。
子どもに伝える時には視線を合わせて、タイミングを見計らって伝えます。
子どもの視線がお母さんに向いていない時は、聞く耳を持っていないので、しっかり視線を合わせて、笑顔で伝えられるといいですね!
執筆者:
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり