お子さんの悩み(不登校など)にこれからどうなっていくんだろう…と悲観的にしか考えることが出来なくなっていませんか?子どもの状況は変わらず、見通しもたたないことに不安ばかりが増していきますよね。こんな辛い状況を変えるにはどうしたらいいのか。私の実体験をご紹介します。
1.不安で不安で…おかしくなりそう。
不登校、母子登校、母子分離不安など、お子さんの問題が不安で不安で仕方がない方いらっしゃいませんか?
✔︎不安がだんだん膨らみ気分が沈んだまま…
✔︎頼れる人もいないし、お先真っ暗としか思えない…
✔︎子どものことも自分のことも(仕事辞める?辞めない?)、どうしたら良いのか分からない…
このように、自分ではどうにもできない環境に置かれた場合、気持ちが不安定になりますよね。
お子さんが学校に合わないんじゃないか、無理やり嫌がる子どもを連れて行くのはおかしいんじゃないかといろいろと考えはじめると、答えの出ない沼にハマることになります。
この記事では、子どもの不登校・母子登校で悩んだ私が不安をどのように解決したのかをお伝えします。
参考になれば幸いです。
2.不登校の不安を1人で抱え込んでしまった過去
以前の私は、娘の不登校、母子登校、母子分離不安などを1人で抱え込んでしまい、不安で押しつぶされそうで、今にも折れてしまいそうな不安定な時期がありました。
主人に相談しても『私の好きにしたらいいよ』と丸投げで、一緒に悩んでもくれませんでした。
当時仕事をしていたので日中は実家に娘を預けていましたが、心配してくれているのはわかるのですが私にとって厳しい言葉の数々に私も不安が増すばかりでした。
ママ友に相談しても、不登校が未経験のため辛さが伝わらないどころか傷つく言葉を言われることが多かったです。
誰も答えがわからないし、具体策もわからない、言われるのは傷つく言葉だけ。
そうするうちに相談するのを避け、1人で抱え込んでしまいました。
私が精神的に不安定だと、いくら子供の前だけ笑顔を取り繕おうとしても見抜かれてしまい、娘がますます荒れました。
悪循環としかいいようのない状態で、八方塞がりの長い長い真っ暗なトンネルの中にいるみたいでした。
3.ママの不安が子供に悪影響な理由
不登校・登校拒否・母子登校などをしているお子さんは、周りのお友達と自分のことを比べてできない自分に落ち込む事があります。
そのような状況の中、ママが不安な表情、ため息、疲れ切った様子を見せてしまうとお子さんはますます自分のせいだと責めてしまいます。
特に繊細な特性をお持ちのお子さんの場合、非言語的コミュニケーション(言葉以外)の読み取りが格段に優れています。
相手の表情や態度、声色によって何を考えているかまで一瞬で見抜いてしまうくらい鋭いです。
ママは自分の表情や態度が子どもを責めることになるとは一つも思っていなくても、傷つきやすい繊細な子はそう感じてしまうのです。
「ママが辛そうにしている、ママが悲しい顔をしている」
「私のせいだよね、絶対そう。ママにこんな思いをさせちゃった。私って悪い子。」
ママの不安な雰囲気からこんな風に自分を責めてしまうのです。
心配かけまいと、子どもの前だけどんなに笑顔を取り繕っても
繊細で優しいお子さんは、ママのふとした表情や思い詰めている様子を見て、自分を責め、迷惑をかけてしまったと親子関係に溝ができることもあります…。
4.不安を克服するには⁈
自分を満たすために、精神を安定させるためにできること、それは自分の気持ちを話せる人を見つけることです。
ただし攻撃してこない人を探してくださいね。
女性は話を聞いてもらう、自分の思いを聴いてもらうことでストレスを減らす事ができます。
話を聴いてもらうだけでこんなメリットが期待できます。
①カタルシス効果(カタルシスとは浄化という意味です)
悩みを打ち明け話を聴いてもらうことで、気持ちが楽になります。
寂しさ・悲しみ・辛さ・苦しさといった不安やネガティブな感情を言語化することで心を癒す効果が得られます。
②バディ効果(バディとは仲間という意味です)
話を聴いてもらう事で相手との一体感や仲間意識が芽生え、孤独感から解放される効果です。
③アウェアネス効果(アウェアネスとは気づきという意味です)
話を聴いてもらえると自分の考えや感情を客観視できるようになります。
頭の中や心の中が整理される効果があります。
このような効果があるので、実際に人に話すのが苦手な私も話を聞いてもらえるだけで自分の頭の整理ができて、不安に押し潰されそうになるのは徐々に少なくなっていきました。
私も実際色んな方に相談に乗って頂きましたが、余計なアドバイスを聞くことになったり私の求めていない反応が返ってくることもしばしば…
子どもの状況などは相談にのってくださいますが、ママの不安を聞いてもらえる方には中々出会うことができませんでした。
そんな中、スクールカウンセラーの先生と話す機会があり、この方だけ私の辛い気持ちをひたすら聞いてくれました。
私はスクールカウンセラーの先生と相性が良かったですが、合わなければ無理して通うことはありません。
娘の小学校はスクールカウンセラーが常駐しておらず週1回の訪問でしたが、毎週話を聞いてもらうようになってやっと私が安定することができました。
そしてもう1人、私の精神が安定するのに力を頂いた方がいます!
母子登校の専門家である『いたがきひまりさん』です。
夜な夜なネット検索をしていたらInstagramを見つけることができました。
そこには、分離不安、HSC、母子登校の子どもの特徴が載っており、謎だった娘の行動に納得がいきました。
また、ひまりさんも同じく母子登校を経験している1人で、同じような悩みを解決されています。
1人で苦しんでいた私には「もうあなたは1人じゃない」とひまりさんの言葉一つ一つが心に染み、個別相談を申し込みました。
実際に体験しているからこそわかる悩みに共感し、私のことを分かってくれる方に出会えたこと、これからの未来に希望が持てたこともあり、私の希望の光になりました。
悩んで悩んで不安で押し潰されそうな方!
誰かに話を聴いてもらうとホッとしますよね。
お子さんにはママの笑顔が一番です。
お子さんや自分のために『いたがきひまりさんの個別相談』にご相談くださいね。
インスタグラムやホームページもオススメです。
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執筆者:
発達科学コミュニケーション リサーチャー
田中さくら