時間がなく、心に余裕がなくなり、子どもに感情的に怒ったりしていませんか?私は子どもに感情的に怒ったりしては自己嫌悪を繰り返す日々でした…。この記事では、ママの怒りはなぜ起こるのか、怒りのコントロールの仕方について紹介しています。このテクニックを実践し、感情的に怒ってしまうイライラママにさよならしましょう!
1.時間がなく、疲れて心に余裕がなかったりして子どもにイライラして感情的に怒ったりしていませんか?
仕事に子育てに家事、ママは日々忙しくてやることがいっぱい!
毎日の忙しい中、時間に余裕がなかったり、疲れて心に余裕がなかったりして、子どもにイライラして感情的に怒ったりしてしまうことってありませんか?
ママがしてほしいことを子どもに声かけしても、子どもも学校生活に疲れていて、「あー、後でやる」「分かったー」「今やろうと思ってたのに!」の返答でダラダラ…。
その後、親子の言い合いになったり、バトルになったりして余計に疲れてしますよね…。
ママにとって子どもは大切な存在…
だからこそ思い通りに動いてほしい、子どもにこうあってほしいという期待が高まってしまい、イライラして怒りの感情が出てきてしまうのかもしれません。
2.私は子どもに感情的に怒ったりしては自己嫌悪を繰り返す日々でした…。
私はよく
・疲れている時
・時間に余裕がない時
・自分の期待していることと状況がかけ離れている時に怒りの感情が出てきます。
以前は、子どもに感情的に怒ったりしては自己嫌悪を繰り返す日々を過ごしていました。
仕事から帰ってきた時に玄関にランドセルが投げ捨てられ置かれたまま…
「なんでランドセル、元に戻せないの?玄関に置いたままだよ!」
朝脱いだパジャマがリビングに脱ぎっぱなし…
「パジャマは洗濯機のかごに入れてよ!」
子ども達が遊んだ道具が置かれて散らかったたまま…
「これ、直してもらっていいかな?!」
これらの子どもの困った行動に対して、よく強い口調で、子ども達に怒っていました。
特に、私の仕事が溜まっている時や自分に余裕がない時に、子どもが宿題を聞いてきたり、探し物が見つからず聞いてきたりすると、
「今は時間がないから、後にして!」
「何でもっと早く時間がある時に聞いてくれないの?」
「物をちゃんと元に戻さないのが悪いんでしょう?!」
など、子どもに当たってしまっていました。
その後、気持ちが少し落ち着いた時に、
「さっきは少し強く言いすぎてしまったな…」
「私は、なんでもっと優しい口調で言えないんだろう…」
と反省していました。
3.そもそも、怒りの感情はなぜ起こってしまうのでしょうか?
人は心と身体の安心や安全が脅かされそうになった時に、怒りで対応するという本能を元々持っています。
そして「怒り」の心の根っこにあるのは、悲しみ、寂しさ、不満、不安と言ったネガティブな感情です。
自分の思い通りにならないという不満や不安の感情が怒りとなり表面にでてくるのです。
また、感情的に怒りやすいママの心理的要因として次のことがあります。
・感情を抑える癖がある
・自己犠牲して頑張りすぎてしまう
・〇〇するべき、〇〇しなければならないの思考が強い
・自己否定が強い
私は全てが当てはまっていました。
今までも、怒りについて自分なりに本を読んだり、調べたりしたことはあったのです。
ですが、その時は、私は自分が当てはまっているとは自覚がありませんでした。
自分のことなのに、自分で理解できておらず、冷静に客観的に見れていなかったのです。
4.ママは怒りの感情の陰に隠れた本当の気持ちは何かを考え受け止めましょう。
怒りは「第2の感情」と言われています。
怒りの感情はエネルギーが大きいため、最初に感じる感情はほとんどの場合、怒りに隠れてしまい、怒りを感じている本人さえも気付けないでいます。
最初の感情とは悲しみ、寂しさ、不満、不安、心配と言ったネガティブな感情です。
私は、自分の感情に向き合うため、イライラを感じた時に、「今、私は何にイライラしてる?何で怒りの感情が出てきたんだろう?」とその都度、自分に問いかけるようにしました。
ママは、子どもに怒りをぶつける前に 「怒りの感情の陰に隠れている感情は何だろう?」と考えてみましょう。
自分の思いや願いに気付くことができれば、冷静さを取り戻すことができ、怒りをコントロールしやすくなりますよ。
また、ネガティブな感情を司る脳の「扁桃体」という場所があります。
「扁桃体」はストレスがかかると過敏に反応しやすくなります。
その状況を防ぐために、普段から自分がリラックスできる環境を作りましょう。
嗅覚は五感の中でも唯一「扁桃体」にダイレクトに伝わります。
イライラする時やストレスを感じるときは、好きな香り、リラックスできる香りを深呼吸しながらゆっくり嗅いでみるのもお勧めです。
5.ママが変わると子どもも変わります!親子バトルがなくなりました!
私が自分の感情に向き合い、怒りの感情をコントロールすることで、私も子どももお互いにイライラすることが、グッと減り親子バトルになることはなくなりました。
たとえ、子どもに怒ってしまったとしても、自分だけの考え方だけでなく、子どもの立場に立って物事を考えられるようになりました。
「そうだよな…、この状況だったら子どもは嫌だったよね…」
「子どもだったら、こんな風に思ってしまっても仕方ないのかも…」
と客観的に考えれるようになり、怒りの感情もスーッと引いていくのを感じれるようになりました。
子どもに対しても
「さっきは言いすぎてごめんね」
「協力してくれてありがとう」
とすぐに言葉で伝えることができ、私も子どももお互いに気持ちの切り替えが早くできるようになりました。
ママが変わると子どもも変わります!
イライラから解放されて、ママも毎日をいきいきと楽しみましょう。
執筆者:たるみ あや
発達科学コミュニケーション トレーナー