「うちの子、友達ができないかも…」と不安なママへ。ASDの子どもの友達づくりについて、トレーナーの堀このみが動画付きでお答えします。少人数での関わり方や、おうちでできる声かけなど、ママにできる4つのサポートを紹介します。
前回、大好評だったInstagram公式アカウントでのお悩み相談企画!
今回もたくさんのコメントをいただき、本当にありがとうございました。
今回のテーマは『お友達の作り方』についてです。

いつも一人で遊んで心配…
発達障害ASDの子どもの同年代の友達作り方を教えてください

人との距離が近くて、相手が嫌がっていてもくっついています。空気が読めないからトラブルになることも…

一方的に話してしまい、お友達がよく困っています…
どうしたらコミュニケーションがうまくなるでしょうか?
発達特性をお持ちのお子さんを育てていると、このように子どものお友達とのかかわり方についてのお悩みはとても多いですよね。
今回は、その中でも特に『自閉スペクトラム症(ASD)の子の友達づくり』でママができるサポートについて、トレーナーの堀このみがアドバイスします!
🧠『ASDっ子の友達づくり』対応ポイント
◆1.ASDの特性を理解して、子どもに合った関わり方を見つけよう
ASDの子は、大人数が苦手だったり、ひとつのことに夢中になりやすかったりします。
でも、その特性を無理に変えようとしなくても大丈夫。
お子さんの特性を活かした関わり方をしてあげることで、友達づくりのサポートになります。
◆2.少人数やルールのある遊びが、安心して過ごせるポイントに
興味が似ている子とは、自然と仲良くなりやすいもの。
人数が多いとドキドキしちゃう子も、少人数での遊びやルールがはっきりした遊びなら、落ち着いて楽しめることが多いです。
「この子といると楽しいな」と感じられる時間を、少しずつ増やしていけるといいですね。
◆3.まずはママとの会話が、友達づくりの第一歩
おうちでのやりとりも、子どもにとっては大事な練習の場。
「今日はどんなことが楽しかった?」「これ好きなんだね」って、ちょっとした会話を重ねていくことで、子どもは安心して「話す力」が育ちます。
ママとの会話が、外の世界への一歩につながりますよ。
◆4.焦らず、子どものペースをいちばんに
「お友達を作らなきゃ!」と急がなくても大丈夫。
ひとりで遊ぶ時間も、その子にとっては大切な過ごし方です。
安心できる場所で、少しずつ関わりが広がっていくと、子どもは自然に「また遊びたいな」と思えるようになっていきますよ。
◎よくある質問◎
●学校でいつもひとりぼっちで可哀そう…どうしたら友達が出来るようになる?
●お友達が嫌がっているのに、それに気づかずトラブルに!人の気持ちが分かるようになるためには?
●人との距離が近い!どうしたら教えられる?