【不登校の子どもが鬱状態】暴言や癇癪がひどい時に親がすべき「たった1つの対応」

泣く小学生

不登校で鬱状態の子どもにどう対応すればいいか悩んでいませんか?暴言や癇癪がひどく、外出もできない子どもの心の状態と、親ができる具体的な声かけの方法をご紹介。実体験を交えながら、一人で抱え込まないための解決策をお伝えします。 

 
 

1.不登校の子どもが「鬱」になるのはなぜ?

 
 
不登校になった子どもが、まるで鬱のように塞ぎ込んでいる…。
 
どうしてうちの子がこんな状態に…。
 
学校に行かなくても、せめて元気に過ごしてほしいのに…。
 
 
今、そんな言葉にならない不安と焦りを感じているママはいませんか?
 
 
学校やカウンセラーに相談しても、「様子を見ましょう」と言われるだけで、具体的な解決策が見つからない…。
 
 
家に引きこもって暴言や癇癪がひどい子どもを前に、どう接すればいいのかわからず途方に暮れているかもしれません。
 
 
「このままでは、子どもの将来がどうなってしまうのだろう…」
 
 
そんな不安を抱えるあなたのために、この記事では不登校の子どもが鬱状態になった時、親ができる具体的な対応策をお伝えします。
 
 
泣く小学生
 

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2.実体験:娘の不登校・鬱状態、そして絶望の日々

 
 
私の娘も不登校で鬱状態だった時期があります。
 
 
私の娘は、小学3年生の2学期が始まった途端、1人で学校に行くことができなくなりました。
 
 
最初は私が付き添う「母子登校」を続けていましたが、状態はどんどん悪化し、やがて完全な不登校に。
 
 
その頃の娘の様子は、今思い出しても胸が締め付けられます。
 
 
 

・家のトイレにさえ1人で行けず、常に私のそばにいる「母子分離不安」

・常に顔色が青白く、見るからに体調が悪そう

・「お腹が痛い」「頭痛がする」と毎日訴え続ける

・外出を極端に嫌がり、一歩も家から出ようとしない

・少しでも思い通りにならないと、激しい癇癪や暴言を繰り返す

 

「不登校外来」「スクールカウンセラー」「保健師」など、勧められる場所にはすべて相談に行きました。
 
 
でも、どこへ行っても具体的な解決策は見つかりませんでした。
 
 
「娘はこのまま、ずっと学校に行けないのだろうか…」出口の見えない暗いトンネルに、たった1人で取り残されたような不安な毎日でした。
 
 
疲れ
 
 

3.子どもの鬱状態を改善するためにまず必要なのは「脳を癒すこと」

 
 
なぜ不登校の子どもは、鬱のような状態になってしまうのでしょうか?
 
 
それは、子どもの脳が極度のストレスにさらされているからです。
 
 
脳には、物事を論理的に考えたり、感情をコントロールしたりする「大脳」と、危険を察知したり、本能的な感情を司る「大脳辺縁系」があります。
 
 
ストレスを感じると、この大脳辺縁系が過剰に働き、「不安」や「恐怖」といったネガティブな感情が強くなってしまいます。
 
 
娘も不登校になった当初、この大脳辺縁系が暴走している状態でした。
 
 
だからこそ、家の中でも常に不安を抱え、少しの刺激で癇癪を起こしたり、暴言を吐いたりしていたのです。
 
 
この暴走した大脳辺縁系の動きを正常に戻してあげるためには、子どもにとって「安心」できる環境が必要です。
 
 
では、どうすれば子どもが「安心」を感じられるようになるのでしょうか。
 
 
それは、子どもの行動をありのまま肯定してあげることです。
 
 
親が子どもの存在そのものを肯定し、受け入れてあげることで、子どもの脳は「自分はここにいても大丈夫なんだ」と認識し、少しずつ安心を取り戻していきます。
 
 
これが、子どもの鬱状態を改善するための、最も重要な第一歩なのです。
 
 
脳
 
 

4.子どもの「安心」を取り戻す!親ができる10の肯定的な声かけ

 
 
子どもの存在を肯定することは、決して難しいことではありません。
 
 
日々の何気ないコミュニケーションの中に、少しの工夫を取り入れるだけで、子どもは大きな安心感を得られます。
 
 
ここでは、すぐに実践できる肯定的な関わり方「肯定の声かけ10選」をご紹介します。
 
 

①褒める:

 

「すごい!自分でできたね!」と、結果だけでなく、努力の過程も褒める。

 

②励ます:

 

「大丈夫だよ」「一緒に頑張ろう」と、不安な気持ちに寄り添う。

 

③感謝する:

 

「お皿を運んでくれてありがとう」と、小さな手伝いにも感謝を伝える。

 

④興味関心を示す:

 

「今日は何をして遊んだの?」と、子どもの関心事に耳を傾ける。

 

⑤気付いていることを知らせる:

 

「〇〇ちゃんの笑顔が見れて嬉しいな」と、ポジティブな変化を言葉にする。

 

⑥喜ぶ、驚く:

 

「わぁ、すごい!」と感情豊かに反応することで、子どもの自己肯定感を高める。

 

⑦スキンシップをする:

 

ハグをしたり、頭をなでたり、温かい身体の接触で安心感を与える。

 

⑧ジェスチャーをする:

 

目を見てうなずいたり、拍手したりして、非言語で気持ちを伝える。

 

⑨次の行動に誘う:

 

「ご飯を食べたら、一緒に本を読もうか」と、楽しい未来を提案する。

 

⑩同意する:

 

「うんうん、そうだね」と、まずは子どもの意見を受け止める。

 

 

この10個すべてを完璧にこなす必要はありません。できることから、少しずつ試してみてください。
 
 
最初は「こんなことで本当に変わるの?」と思うかもしれません。
 
 
でも、毎日当たり前のように肯定を続けることが、子どもの脳を癒す一番の薬になるのです。
 
 
 

5.肯定し続けた結果、子どもにも私にも光が差した!

 
「毎日、鬱状態の子どもにどう対応したらいいかわからない…」。
 
そんな悩みに押しつぶされそうだった私は、「発達科学コミュニケーション」に出会い、ふたばスクールで子どもの発達について学ぶことを決意。
 
 
ふたばスクールには、私と同じように不登校で悩んでいるママたちがたくさんいることを知り、「私だけじゃないんだ」と、初めて心から安心できたのを覚えています。
 
 
不安で押しつぶされそうな日も、うまくいかない日も、一緒に学び合える仲間がいたからこそ、私は諦めずに肯定を続けることができました。
 
その結果、娘は少しずつ元気を取り戻していきました。
 
 
今では、4年生から支援級(通級)に転籍し、毎日楽しく学校生活を送ることができています。
 
 
あんなに苦しんでいた暴言や癇癪は、嘘のように落ち着きました。
 
 
あの時、娘が発していたのは、命がけの「SOS」だったのだと、今ならわかります。
 
 
そして、そのSOSに寄り添い、子どもの存在を丸ごと肯定することこそが、苦しい状況から抜け出すための唯一の方法だったのです。
 
 
もし今、あなたが同じように先の見えないトンネルの中にいるとしても、どうか諦めないでください!あなたも苦しみから、必ず抜け出すことができます!
 
 
一人で悩みを抱え込まず、同じ悩みを持つ仲間や専門家の力を借りることが、苦しい状況から抜け出すための大きな助けとなることもあります。
 
ぜひ、一人で抱え込まず、私たちと一緒に子どもの未来を切り開きませんか?
 
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