登園・登校しぶりに悩み、自信を失っていたママが、子どもの不安に寄り添う関わり方を学び、笑顔を取り戻した記録をご紹介します。ゆっくりでも着実に変わり始めた息子と、親子で前に進めるようになった実体験です。
1.登園渋りに悩む毎日
現在、小学2年生になる息子は、保育園年少の頃から登園渋りがありました。
友達との関わりがうまくできない息子は、園で一人で虫探しをしていることが多く、そんな息子を見て、
「本当はお友達と楽しく遊びたいはずなのに…」
と苦しくなる毎日でした。
年中・年長になるにつれて息子の登園渋りはひどくなり、園についても車からなかなか降りず、30分以上かけて保育園に連れていくということもありました。
このような毎日が続き、私も精神的にもつらく、「この子の将来は大丈夫なのか」という不安も強かったです。

2.ママが自信を無くしていた毎日
息子が小学校に入っても登校渋りは続きました。
主人は「学校を休ませるべきではない」という考えだったので、何とか学校に行かせようと毎朝の付き添いが続きました。
登校中に同じクラスの友達に声を掛けられても返事することができず逃げ出したり、
学校についても誰と声を交わすことなく、重い足取りで校門をくぐっていく息子を見るたびに、私自身も気持ちが落ち込む毎日でした。
仕事でもパフォーマンスが上がらず、
「子育てもうまくできていない、自分は何をしてもダメだ…」
と自信を完全に失っていた時期でした。
落ち込む毎日でした。

3.USJでの出来事が教えてくれた“気づき”
転機となったのは、息子が1年生の秋休みに行った家族旅行でした。
初めての船の旅に息子も最初は楽しく過ごしていたものの、USJに着いて楽しみにしていたマリオワールドに入ってしばらくすると、突然「もう帰りたい」と言いだしました。
息子のために企画した旅行だったのに、暗い気分で早々に切り上げて帰宅することに。
主人はショックで怒り、「もう旅行なんか行かない」と言い出す始末。
私も戸惑いました。
「楽しいはずのUSJで、息子はどうしてこんなことを言うのだろう…息子は他の子と何が違うのか」
という疑問を抱えたまま家に帰ってからネットを検索する中で、発達科学コミュニケーション(発コミュ)マスタートレーナーのいたがきひまりさんの記事にたどり着きました。
ひまりさんの記事を読んでみると「不安症」という特性の存在が書かれていて、息子の姿と重なる部分が多く、息子は「不安症」なのかもしれないと妙に合点がいきました。
また、「接し方を変えれば子どもを発達させられる」ということが分かって、息子のためにできることがあるのであれば、という思いで個別相談に申し込みました。

4.肯定の声かけがうまくいかない…そこから始まった本当の変化
発コミュを受講して、これまでできないことばかりに注目して、否定の声掛けばかりだった私にとって、「肯定することで子どもが伸びる」という新しい学びがたくさんありました。
これで息子は変わるんだと期待を胸に早速、肯定の声掛けに取り組んでみたものの、
・思いのほか褒めポイントが見つからない
・褒めても子どもの反応がない
・逆に褒めたことに対して怒られてしまうことさえある
上手くいかない日が続き、肯定のサンドイッチも指示出しもうまくできず、気持ちは再び落ち込みました。
他の受講生が短期間で結果を出している姿を見るたびに、「自分はできていない」と落ち込むことも増えてきました。
そんな時、ひまりチームのミーティングの中で聞いた言葉に心が救われました。
「肯定は言葉だけではない、お母さんの笑顔や態度も肯定になる」
その瞬間、肩の力がストンと抜けました。
肯定の言葉の声掛けにこだわっていた私は「笑顔でいいんだ」と気持ちが楽になりました。
それからは、気持ちが落ち込んでいる時でも意識的に笑顔を作るようにしました。
すると、私自身の気持ちも落ち着いてきて、息子に対して優しい気持ちで接することができるようになりました。
私が笑顔で過ごしていると、息子も機嫌よくいろいろ話をしてくれるようになりました。
そして、学校の行き渋りも少しずつ減ってきて、苦手な体育がある日は学校に「行きたくない、休みたい」と言うものの、
行きたくないという気持ちをいったん受け止めてあげるようにしていると、次第に自分で「学校に行くか」と気持ちを切り替えて学校に行けるようになってきました。

5.笑顔で過ごせる日々が訪れた
発コミュを始めて約1年。
苦手なことが多い息子に劇的な変化はありませんが、ゆっくりでも確実に成長していると実感しています。
私も時には、時々息子の癇癪に巻き込まれて落ち込むことがあります。
しかし、ひまりさんの
「まわりと比べる必要はない」
「私は私なんだ」
という言葉を糧に、これからも笑顔で息子に肯定を届けていきたいと思います。





