初めての場所が苦手な子どもが安心して過ごせるキャンプの工夫

虫眼鏡で観察する兄弟
ゲームやYouTubeばかりの子どもに、いろんな体験をしてほしい。そんな思いで始めたキャンプ。初めての場所や体験が苦手な子どもが安心して過ごせるよう、キャンプの時にわが家で工夫していることを具体的にお伝えします。
 
 

1.ゲームやYouTubeばかりの子どもが心配。わが家がキャンプを始めた理由

 
 
毎日、ゲームやYouTubeばかりの子どもに「このままで大丈夫かな?」と心配になることはありませんか?
 
 
わが家の子どもたちも、普段はゲームやYouTubeをして過ごすことが多いです。
 
 
たまには外に連れ出して、いろいろな体験をさせてあげたい。
 
 
そんな思いから、わが家ではキャンプを始めました。
 
 
けれど、初めての場所や体験が苦手な子どもたち。
 
 
慣れない場所で、楽しく過ごせるのだろうかという不安もありました。
 
 
そこで、屋外での体験型の活動が子どもの発達にどのようにつながるのか、そして、子どもたちがキャンプで安心して楽しむために、わが家で工夫していることをお伝えします。
 
 
笑顔の男の子
 
 

2.もっといろんな経験をさせてあげたくて始めたキャンプ

 
 
わが家には、小学生の男子が2人います。
 
 
長男は、人混みが苦手です。
 
 
近所の公園に2~3人いるだけでも中に入れなかったり、商業施設に行くことを嫌がったりする事がありました。
 
 
そのため、家の中でゲームやYouTubeをして過ごすことが増えていきました。
 
 
毎日画面を見て過ごす子どもたちの姿を見ていると
 
「このままでいいのかな?」
「もっといろいろな経験をさせてあげたいな」
 
という気持ちがありました。
 
 
悩んでいる女性
 
 

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3.自然の中で遊ぶことが、子どもの好奇心を育てる

 
 
実際にキャンプに行ってみると、人混みが苦手な長男が、自然の中では生き生きと遊んでいました。
 
 
普段の生活ではなかなか見られない楽しそうな姿でした。
 
 
自然の中では、木や土に触れたり、風や音を感じたり、生き物を観察したりとさまざまな体験があります。
 
 
こうした経験は、子どもが自分で気づいたり、試してみたり、疑問を持ったりするきっかけになります。
 
 
そんな好奇心から生まれる経験は、子どもの学びや成長につながっていきます。
 
 
屋外での遊びは、屋内の遊びとは違い、普段あまり使わない五感を刺激します。
 
 
楽しそう!知りたい!というワクワクした気持ちや体験は、記憶に残りやすく、脳の働きも伸ばしてくれます。
 
 
ポイントと書かれた紙
 
 

4.グレーゾーンの子どもも安心!キャンプを楽しむための3つの工夫

 
 
感覚過敏がある息子が安心して、キャンプができるように、わが家で気をつけている事をお話しします。
 
 

①安心できるものを持っていく

 
キャンプに行くなら、自然を思いっきり楽しんでほしいと思いもありましたが、子どもが安心できるものは持って行ってOKにしました。
 
 
わが家の場合は、荷物が増えてしまいますが、子どもが好きなぬいぐるみやクッションを持っていきます。
 
 
ゲームも禁止せず、使っていいことにしています。
 
 
慣れない場所でも、いつも使っているものや安心できるものがあると子どもにとって、安心できる材料になります。
 
 

②いつもの行動パターンを大切にする

 
見通しが立たないことが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)グレーゾーンの子どもにとって、初めての場所で何をするのかわからないことは、不安につながる場合があります。
 
 
わが家では、キャンプでの過ごし方がだいたい決まっています。
 
 
いつもと同じような流れで過ごせるようにすることで、子どもたちも次に何をするのか予想がつきやすくなります。
 
 
子どもが安心して過ごせる大まかな流れを作っておくだけでも、慣れない場所での不安を減らす助けになります。
 
 

③新しいことに挑戦しすぎない

 
キャンプといえば、いつもと違うキャンプ飯を作ったり、色々なことに挑戦したりする楽しみもあります。
 
 
けれど、わが家の子どもたちは、食べたことがないものや味の想像がつかないものを嫌がります。
 
 
そこで、子どもたちが安心して食べられるものを基本にしています。
 
 
わが家の定番メニューは、いつも肉巻きおにぎりです。
 
 
毎回、同じメニューでも、外で作って食べると、特別感があります。
 
 
子どもたちと一緒に作ることも楽しみのひとつです。
 
 
新しいことを経験させたいと思うと、あれもこれもと挑戦させたくなります。
 
 
けれど、子どもが安心できる事を大切にする。
 
 
そのうえで、できそうなことを少しずつ取り入れていけばいいのだと思います。
 
 
おんぶされてる子どもとお母さん
 
 

5.わが家のペースで楽しめるようになったキャンプ

 
 
初めてキャンプをしようと思ったときは、わが家にはハードルが高いかもと感じていました。
 
 
それでも、子どもたちが安心できるものを持っていったり、いつもの行動パターンを大切にしたりすることで、わが家なりにキャンプを楽しめるようになってきました。
 
 
子どもや家族のペースに合わせられるので、その子なりの楽しみ方が見つかるのだと思っています。
 
 
寒い時期には、冷暖房が効くログハウスを利用しています。
 
 
テント泊にこだわらず、家族のペースに合わせて楽しめるのも、わが家にとってはうれしいところです。
 
 
また、キャンプが苦手な方も、お家でキャンプ体験や、海や山、動物園など、子どもの興味に合わせた体験から始めてみるのもいいと思います。
 
 
虫眼鏡で観察する兄弟
 
 

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執筆者:もりやまおりえ
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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