母子分離不安っ子の育児。あなたの心の中のコップはイライラでいっぱいになっていませんか?イライラの限界がきた時、感情は怒りとして発散されます。怒りの感情自体は決して悪いものではありませんが、怒りが爆発してその矛先が子どもへと向かってしまうことは避けたいですよね。怒りの爆発を防ぐためには、イライラを限界までためてしまわないこと。そのためには〇〇〇〇がとても重要です!
1.母子分離不安っ子の育児、イライラの限界になってませんか?
あなたが1日のうちで、1番イライラしている時間帯はいつですか?
私は、夜の時間にイライラが限界に達し、怒りが爆発してしまうことが多いです。
心の中にイライラを溜めるコップがあるとしたら…
朝の時点では、「あ〜今日の朝も大変だったな。」とコップに1分目くらいイライラが溜まるくらいでしょうか。
昼はどうでしょう?
私はワーママなので、昼は仕事をしています。
ワーママは育児以外のことでも、少しずつイライラが溜まっていってるかもしれませんね。
夕方からはコップにイライラがどんどん溜まっていくゴールデンタイム!
1日の疲れ、そして夕方の忙しさが相乗効果となって、どんどんイライラを加速させていきます。
母子分離不安っ子にとって、ママの疲れなんて関係ありません。
母子分離不安っ子は学校から帰ってきてママと一緒にいられる喜びから、あらゆる手を使ってママの気を引こうとします。
「宿題しなさい!」→ 「嫌だ!」 → イラ
「ご飯食べなさい!」 → 「嫌だ!」 → イライラ
「お風呂に入って!」」 → 「嫌だ!」」 → イライライラ
子どもがママの気を引こうとして、「嫌だ」と言っているのは、十分理解しているつもり。
ですが、心に余裕がないママは「嫌だ」と言われるたびに、どんどんイライラが増していきます。
そして、もう我慢の限界!
「いいかげんにしなさーーーーーい!」
「なんで、こんなにママを困らせるの⁈」
大きな声で怒鳴ってしまって、時には子どもに言ってはいけない言葉まで出てしまうこともあります。
負の感情がどんどん出てきて、怒りを抑えられなくなってしまいます。
怒鳴ってしまって、スッキリして、ふと我に帰った瞬間。
「あ…。またやってしまった。私はなんてことを言ってしまったんだろう。」と後悔し、猛反省して自己嫌悪に陥っているママも多いのではないでしょうか?
2.怒りは決して悪いものではない
「なんで私だけこんなに怒ってしまうのだろう?」
そう思って、自己嫌悪に陥っているママ。
怒ることは、当たり前の感情なので、自分をあまり責めないでくださいね。
どんな優しそうな人でも、冷静そうな人でも、人間は必ず怒りの感情を持っています。
怒りの感情は、生まれた時から誰にでも備わっていて、危険から身を守ろうとするサインでもあります。
怒りは「防衛感情」とも呼ばれ、自分の安心や安全が脅かされた時や守りたいものが守れなかった時に感じる、自分の身を守るための大切な感情です。
怒りを感じるポイントやタイミングは人の価値観によって、それぞれです。
自分が「怒りっぽい」と感じている人は、防衛本能が強いということです。
また、本来は怒りっぽくない人でも、子育てや仕事の悩みや疲れなど環境的にストレスが大きくなると、余裕がなくなり、怒りっぽくなってしまいます。
特に母子分離不安っ子の子育ての悩みは、ママ一人で抱え込んでしまいがちです。
子どものことを真剣に考えているママこそ、怒りっぽくなってしまうのです。
3.「我慢の限界!」そうなる前にママがやるべきこと
心の中のコップがイライラでいっぱいで溢れてしまった時、怒りは爆発してしまいます。
そうなってしまう前に、心の中のコップのイライラを調整する=「ガス抜き」が必要です。
よくストレスを溜め込まないために「自分だけの時間を持ちましょう」と言われますが、母子分離不安っ子のママの中には「自分時間」はほとんど取れない人もいることでしょう。
そこで、今回は子どもから離れられない母子分離不安っ子のママでもできるイライラの「ガス抜き」の方法をご紹介します。
特にイライラがピークを迎える夕方の時間にこの方法をぜひ実践してみてくださいね!
◆①夕方、自分の心の中のイライラのコップがどのくらいの容量になっているかを確認しよう!
・仕事が忙しくて疲れた
・悩みや不安で気持ちが不安定
こういう時は、コップはすぐイライラで満タンになって溢れてしまいます。
夕方の時点で、自分の心の中の容量がどれだけ余っているかを確認しておきましょう。
◆②必ず一つは手抜きをする!
今日はもう満タンに近づいてきていると感じた時は、思いきって夕方にするべきことを一つなくしてみましょう。
例えば
・夕飯はテイクアウトにする。
・取り込んだ洗濯物は畳まない。
・習い事の送迎は祖父母に協力してもらう。 など
1つやるべきことを手放して、意識的に手抜きをすることで、イライラがコップから溢れてしまうことを防ぐことができます。
結果、ママは心の余裕を持って子どもと接することができ、怒りを爆発させずに済みます。
怒りの爆発と少々の手抜き。
天秤にかけたら、きっと少々手抜きしても、笑って子どもたちと過ごせる方が断然いいと思いませんか?
イライラの限界!子どもへの怒りが収まらない!
そんなママは、まずは自分の心の中のイライラのコップを想像してみることから始めてみましょう。
溢れて怒りが爆発してしまう前に、必ず少しずつ「ガス抜き」をしていくことを忘れないでくださいね。