1 こだわりが強いからこそ、旅の計画をプロジェクト学習にしよう!
2 ギフテッド男子の学びを加速させるのは、プロジェクト学習!
まずは、プロジェクト学習について、解説していきますね^^
この学び方は、
アメリカのギフテッド教育で使用されているだけじゃなく、
NASAのサマースクールでも採用されています。
3 こだわり満載ギフテッド長男が譲れるようなりました。
我が家の長男は、こだわり満載で予定変更が大嫌い!
外食の時は、混んでいるから、別のお店しようと言っても、いうことを聞かない子でした。
なので、旅行に行っても、自分の思った通りの旅程じゃないと怒り出す。
だから、長男の行きたいところに連れて行っても、いつの間にかケンカが起きる。
そんな状態でした…
しかし、長男が小学校5年生の3月、
私と長男、二人きりで旅行に行くことになりました。
そこで、そもそもこだわりが強い長男なのだから、私が行きたそうなところを探して、提案するよりも、
自分で行きたいところを探した方が行きたいところに行けるのでは?というアイデアが出てきました。
そこで、息子に1冊のガイドブックを渡し、行きたいところをリストアップして欲しいと伝えました。
すると、たくさんの行きたいところが見つかり、それをスケジューリングすることで旅のプランができました^^
そして、その旅では、もちろん、うまくいかないこともありました。
息子自身が旅のスケジュール理解していたで予定変更しても、自分の目的は達成できると考えられることができたので、
機嫌が悪くなることもなく、過ごして来れました。
この時から、我が家の旅は、親が子どもの行きたそうなところを見つけて連れていくではなく、
子どもたちと一緒に行きたいところを見つけ、スケジューリングすることがスタンダードになりました。
4 旅がプロジェクト(型)学習になる方法
では、どうしたら、旅をプロジェクト学習にすることができるのでしょうか?
ステップ1、旅のテーマを決めましょう♪
まず、最初の旅のテーマは、『家族、みんなが笑顔の旅』です。
ステップの2つ目は、
子どもと一緒に行きたい場所のリストアップです!
・行きたい場所
・食べたいもの
・買いたいもの
この3つをお子さんと一緒にリストアップしていきましょう。
リストアップを行う時、子どもはだいたい知っている場所をリストアップします。
なので、いつものラインナップが並ぶことが多いです。
大人としては、せっかく出かけるのに、
いつものところ???
って、思いますよね。
ここで役に立つのがステップ1で決めた
旅のテーマ『家族が笑顔になる旅』というテーマです。
つまりは、子どもだけではなく、一緒にいる家族が笑顔にならなければいけないということが目的なのです。
なので、大人が行きたい場所も日程に入れることが必要なのです。
そのためのリサーチなので、いつもと違う場所が必然的に入ることになるのです。
けれども、はじめは、子どもはそこに気が付きません。
なので、こどもがリストアップしたものは、まずは、褒めましょう!
「いいねぇ。たくさん書けたね。」
褒めてあげることによって、子どもにとって、リストアップしていくことが楽しくなります。
そして、
「あれ?でも、旅のテーマって何だっけ?」
こどもに問いかけます。
お子さんは、ハッと気が付き、「家族が笑顔になる旅!」と答えてくれるでしょう^^
そうしたら、悩みながら、
「これで、ミッションクリアできるかな?
○○は、(お子さんの名前)くんが行きたいところでしょ?
あ、ママの行きたいところ、入ってない…
パパの行きたいところも入ってないかも…」
と再び問いかけます。
お子さんは、どうやら、ミッションをクリアするためには、パパとママの行きたいところも入れる必要があることに気が付きます。
「ママは、どこに行きたいの?」と聞いてくるかもしれません。
そうしたら、自分の行きたいところを教えてあげましょう♪
私が本当に行きたいところを言ったら、子どもが楽しめないかも…なんて遠慮は不要です!
むしろ、普段、子どもが行かないところをあげることで、子どもの経験値をあげるチャンスになるので、遠慮せずに言葉にしましょう。
このように、行きたい場所、食事、お土産をリストアップしていってください。
ステップの3つ目は、リストとガイドブック、地図を用意して、プランを作っていきましょう。
家族一人一人が一番行きたい場所を言い、ガイドブックや地図の行きたい場所に目印をつけていきましょう。
目印をみんなで見ながら、その場所に行く日を決めます。
次は、食べたいものリストを見ながら、目的地の周辺に食べられるお店がないかを探していきます。
次は、買いたいものリストで買い物をするお店を決めます。
あとは、具体的にどんな交通機関を使うか?など実際の行動表(旅のしおり)に落とし込んでいくだけです。
目的地での所要時間と移動時間を表に書き込んでいきます。
(我が家では、スマホのアプリで家族全員がそのしおりを確認できるようになっています。写真もアップして置けるので、便利ですよ^^)
この時に必ず、移動時間の計算の仕方を子どもに見せてください。
スマホのアプリで乗り換えを調べるなど、具体的な動きを見せてあげることでギフテッド男子は、必要な時に自分でできるようになっていきます。