自己否定をしてしまうギフテッド男子がチャレンジする子になりました!

自信がなく自己否定をしてしまう、6歳のSくんが自信をつけ、チャレンジする子になった。その過程をお母さんに語ってもらいました。
 

1 自分を大切にできない息子が心配でたまりませんでした…

 

集団行動が苦手で、ちょっとしたことで自己否定してしまっていた息子がチャレンジするようになった話をします。

 

 

息子は話し始めが遅く、私は、言語への苦手さがあるのではないか感じていました。

 

 

そんな息子が保育園に通い出すとかんしゃくがひどく、早口で言いたいことが伝わってこないこともあり、保育園の先生から、発達障害を指摘されるようになりました。

 

 

4歳8ヶ月の時に児童相談所で知能検査を受け、知能は高いが手先の不器用さの凸凹があるということで、 1年前の6月から言語と作業療法開始しました。

 

 

言語の指導も受けましたが11月に終了し、心理士の方に相談することになりました。

 

 

その時、心理士の先生には、ボキャブラリーや説明能力が高く先生には驚かれました。

 

 

その一方的で、頭で思っていること(ゲームのことなど好きなこと)を話したり、話してる途中で話が変わったりするので、聞く側は何を言いたいのかわからないことがあり、大人とは話せても友達同士のやりとりがうまく行きませんでした。

 

 

集団行動が苦手で、年中時の運動会はマット運動が嫌だと児童席から1人だけ動かずに泣きつつ怒る。けれども、かけっこは好きなので参加する。

 

 

みんなが外遊びしていても中で遊びたいので別の先生に見てもらい1人教室で遊んでいるなんてこともありました。

 

 

私は、個性は大事にしてもらいつつも、友達と関わったり、共同作業をしてほしい。

 

 

けれども、息子がそれを行うことは、難しいと感じ、小学生になることに不安を感じていました。

 

 

また、私に怒られると死についての発言をすることが心配でしょうがありませんでした。

 

 

当時は、軽く注意するだけで泣き出し、階段の前に行き、階段から落ちて自殺すればいいんだろうと言ったりしていました。

 

 

大切なあなたに傷ついてほしくないと伝えてもわかってくれない。

 

 

また、別の日にはお風呂になかなかこないのでこないと1人になるけどいいの?と確認していたがこないので1人で洗ってねと伝えると怒り浴槽に顔を近づけて窒息してやるといったりもするようなことに困っていました。

 

 

2 私が変われば、今の現状を変えられる!と信じて、飛び込みました。

 

息子のことをギフテッドではないか?

その中でも2eの記事が初めて当てはまる感じがしてインターネットで色々調べている時に神山先生のメルマガに出会いました。

 

 

しばらくメルマガを通して神山先生の想いや考え方に共感し、いつか受講してみたいと思っていました。

 

 

そんな時、息子が死について発言したり、自分の仕事なども色々重なり体調を崩してしまって休職することになり、個別相談に申し込みました。

 

 

最初から、神山先生は「辛かったね。」と声をかけてくださりました。

 

 

ツラかったよね。けど、大丈夫だよ。

対応の方法を知らなかっただけ、知って、実行すれば、変われるよ。

 

 

息子くんといっしょに幸せになってもらいたいと声をかけてもらい。

 

 

神山先生の元でなら変わっていけるような気がして申し込みました。

 

3 息子の夢を叶えるチャレンジが息子が変わるきっかけになりました。

 

私の目標は、3か月後に息子の行きたがっているユニバーサルスタジオジャパン(ユニバ)に連れて行ってあげること!

 

 

そのために、母が変わること。絶対に否定せず家族全員で受け入れてあげて共感することを心がけると決めて行動しました。

 

 

まずは、目標達成をするために、祖母の家に泊まることが目標です。

 

 

泊まることへの拒否反応がすごかったので、祖母の家に泊まることを告げずに映像見てていいからと不安なスタートを切りました。

 

 

騙すような形になってしまいましたが、その間怒ることはありませんでした。もしかしていけるのでは?と期待が高まりました。

 

 

1日目は、朝5時まで映像を見続けたりもしましたが、泊まれたので「泊まれたね^^」と一言声をかけると

誇らしげに息子が「僕、泊まれたよ!」と答えました。

 

 

泊まれたという事実ができて、それが息子の自信となり、次へと繋がれたことが嬉しく思いました。

 

 

どーせ泊まれないと今までチャレンジしなかったのですが、どんなふうに過ごしてもいいのでやってみて本人が自信へと繋がったので良かったです。

 

 

そして、その3週間後には、今までは、急かしても行動できなかったのが、すぐに考動できるようになりました。

 

 

行動を起こす前に拒否反応を示すことが多く取り組まないことがほとんどでしたが、自分で判断して調整できるようになっていきました。

 

 

今までは、自分でやらずに私に頼んでしていたことも、まずは自分でやってみるようになり、自分の存在を否定するような発言が減っていきました。

 

 

1人でお風呂に入ってみたらと声かけをしてから行動までのタイミングも早まりました!

 

 

なによりも、嫌なことがあるとパニックになるだけだった息子が、嫌だったことや困っていることを声に出しいってくれるようになったので、コミュニケーションがとりやすくなりました。

 

 

すると、私自身が穏やかにニコニコ過ごすことが増え、私が穏やかに過ごすこと子供も穏やかでいられようになりました^^

 

 

また、息子が行きたがっていた念願のユニバに行ってきました。

 

 

5 自分で考え、幸せになっていく力を伸ばしていってほしいです。

 

ユニバには私と祖母と弟の4人で行きました。

 

 

パパがいないから、兄弟喧嘩したり、ゲームばかりしたいとか歩くの疲れたとかは無理だからねということは、前もって伝えてありました。

 

 

でも、きっとぐずるだろうし、怒るだろうし、映像ばかりになるだろうな。

 

そんなことも思っていましたが、こちらの不安をよそに、

 

 

大人でも、長いと感じるユニバのアトラクションの待ち時間を愚痴一つこぼさず、また、映像を見て過ごすこともなく待っていました。

 

 

二日間とも6〜7時間バギーに乗る弟と喧嘩することも、疲れたとぐずることもなく、自分の足で歩き続けました。

 

 

普段だとできないことや保育園でも心配事な点が、本当はできるだと驚きの連続でした。

 

 

自分で決めたことなら、自分の好きなことならこんなにも頑張れるんだなと、感心しました。

 

 

変わった子だと言われ続け、将来が心配ばかりでしたが、大人でもできないことをやれるのだから、この子は大丈夫だ!と思えた旅行になりました!

 

 

これからは、マイクラが大好きな息子のためにパソコンを購入したので、きちんと時間を守りつつも楽しんでやって欲しいと考えてます。

 

 

沢山好きなことをさせてあげて、できないことがあっても認めてあげて、自信を持ってもらい、自分で考え幸せになっていく力を伸ばしていってほしいと思っています。

 

 

執筆者:SくんママのKさん

 

 

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