不安が強い小学生が「初めて」の学校行事を楽しめるようになる!声かけの秘訣

「初めて」が苦手なお子さんはいませんか?我が家の不安が強い小学生の息子も、初めての学校行事があると、どこか不安そうにしていました。この記事では、そんなお子さんが「不安だけどやってみる!」に変わる日々の声かけの秘訣をお伝えします。

 

「初めて」が苦手な不安が強い小学生

 

いつもとは少し違う「初めて」のことが苦手なお子さんはいませんか?

 

例えば、体力テストや課外授業、全学年が参加する行事など、今まで経験したことのない学校行事があると不安になってしまう。

 

我が家の不安が強い小学生の息子も、今まで受けたことのない授業や行事があると、そわそわ、どこか不安そうにしていました。

 

ある日、1年生から6年生までが参加する学校探検の行事がありました。

 

私からすると、勉強ではなく楽しそうに思える学校行事なのですが、息子は曇り顔。

「楽しそうじゃん!」「大丈夫!」と声かけをしていました。

 

安心させようと、明るく励ましていたつもりでしたが、不安そうな顔のままでした。

息子の不安を理解し、やわらげることができていなかったんですよね。

 

 

 

 

初めてのことへの不安や苦手意識は、誰にでも起こる感情です。

 

ですが、「初めて」は成長の機会でもあるので、少しでも不安をやわらげて、楽しんで挑戦できるようになったらいいなと思っていました。

 

では、そもそも不安が強くなってしまうのはどうしてなのでしょうか?

 

 

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どうして「初めて」に不安を感じるの?

 

息子にどうしてその行事が嫌なのか聞いてみたところ、

 

・クラスメートではない知らない子たちや先生と一緒だから

・いつもとは違う教室に行くから

・何をするのか分からないから

・なんとなく嫌だ

 

などの理由を教えてくれました。

 

 

 

初めてのことに不安を感じる子は、このような脳の特性が関係しています。

 

物事をネガティブにとらえる脳のクセ

 

不安が強い子どもは、うまくいかなかったり失敗したことをより強く印象づけて覚えています。

物事をネガティブにとらえる脳のクセがあるのです。

 

そのため、まだ起きていないことや初めての物事に対しても、「うまくいかないかも」「できないかも」とどんどん不安が大きくなり行動を止めて、動けなくなってしまいます。

 

先のことを見通すのが苦手

 

これからどうなるか、という見通しを立てることが苦手な傾向があります。

 

ですので、初めての学校行事で何をするのかが分からず、不安や心配ばかりが大きくなり、行動を起こせなくなってしまうのです。

 

こだわりが強く、マイルールがある

 

こだわりが強いという特性があり、マイルールを重視する傾向があります。

 

息子の場合、自分の教室だと安心できるけど、他の教室に行くのは何となく不安に感じてしまい、学校行事そのものを嫌がるようになっていたようです。

 

では、どうしたら初めてのことにも「やってみよう」という気持ちをもつことができるのでしょうか?

 

 

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「不安だけどやってみる!」に変わる声かけ

 

不安が強い小学生に、初めてのことでも「やってみよう」という気持ちを持たせるには、「大丈夫」という声かけだけでは足りません。

まずはネガティブにとらえる脳のクセを解消することが必要です。

 

私が、日常で実践した声かけは2つです!

 

今できていることに注目して、小さな成功体験を積み重ねましょう

 

成功体験というと、何かにチャレンジして達成するような大きなことを考えがちですが、

日常生活の小さなことで大丈夫です。

 

「1人で起きれたね」

「自分で着替えを選んだんだね」

「朝の準備バッチリだね」

 

自分ではできていることに気づいていないので、毎日たくさんのことができているんだよ、と気付かせてあげます。

 

そして、この「できた」という成功体験を積み重ねることがお子さんの自信になって、不安がやわらいでいきます。

 

寝る前に「今日のできた」「子どもへの感謝」を話してみましょう

 

寝る前にその日のよい出来事を振り返ることで、ポジティブな感情で1日を終えることができ、不安をやわらげることにつながります。

 

また、今日できたことを振り返ることは、1日の出来事を整理し、見通しを立てる力にも繋がります。

 

「宿題とりかかるの早かったね」

「YouTube自分でやめられたね」

「妹に優しくしてくれてありがとう」

「お風呂洗いありがとう、助かったよ」

 

寝る前に、今日のできたことや感謝を改めて伝えると、

 

「そう?(てへへと照れ笑い)」

「それは普通だけどさ〜(嬉しそう)」

「へ〜そう思ったんだ」

 

など、とっても嬉しそうな反応をしてくれます。

この振り返りが息子の自信につながっていきました。

 

 

この声かけを日々繰り返したことで、息子はネガティブにとらえる脳のクセが解消し、

「不安だけどやってみる!」と初めてのことでも行動できるようになったのです。

 

小学3年生になった息子は、理科、社会、書道など今までになかった授業が始まったり、課外授業も増えました。

 

しかし、「なんかよく分かんないけど、やってみる〜」と、

初めての学校行事も「やってみよう」という気持ちを持つことができるようになりました。

 

日々の声かけでネガティブにとらえる脳のクセを解消して、お子さんに自信をつけてあげましょう!

 

継続することで、きっと「やってみよう」という前向きな行動へと繋がります。

 

ぜひ、今日からこの声かけを始めてみませんか。

 

 

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーション アンバサダー

仲村まな

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