支援が受けられないグレーゾーンの子ほど、家で失敗できる安心が必要です

日常のかかわり方

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支援が受けられない
グレーゾーンの子ほど、
家で失敗できる安心が必要です
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昨日のメルマガでは、

人前で子どもが
困った行動をしたとき、
ママはわが子を見ているようで、
実は周りの目を見ていることがある。

そんなお話をしました。

今日はもう少しだけ、
その続きをお話ししますね。

発達グレーゾーンの子のママは、
どうしても家で、ママが、
全部なんとかしなきゃならない
思いがちです。

なぜなら、
グレーゾーンの子は、
支援を受けにくいことが
多いからです。

学校で大きく
困っているように見えない。
診断がついているわけではない。

でも家では、

宿題を嫌がる。
癇癪を起こす。
指示が通らない。
身の回りのこともなかなか進まない。

だからママは思うんです。

家でできるようにしておかないと。
私が教えてあげないと。
私が直してあげないと。
外で困るのはこの子だから。

その気持ちは、
とても自然なものです。

子どもを困らせたいママなんて
いません。

恥ずかしい思いをさせたくない。

先生に注意されて
傷ついてほしくない。

友達の中で浮いてほしくない。

勉強で自信をなくしてほしくない。

だから、
子どもが失敗する前に、

先に声をかけ、
先に止め、
先に直してあげたくなる。

たとえば宿題の時間。

字がぐちゃぐちゃになってきたら、
「もっと丁寧に書いて」

計算式がななめになっていたら、
「桁をちゃんとそろえて」

問題を読まずに進めようとしたら、
「まず読んで」

手が止まっていたら、
「ここからやればいいでしょ」

そう言いたくなる。

でも、ここで一つだけ、
見方を変えてみてほしいんです。

家は、
外で失敗しないように、
ママが全部教え込む場所
ではありません。

むしろ家は、
安心して失敗できる場所
あってほしいのです。

間違えても大丈夫。
止まっても大丈夫。
うまくいかなくても大丈夫。

その安心の中で、

「これだとうまくいかないんだ」

「こうすればうまくいくんだ」

「じゃあ次はどうしよう」

「もう一回やってみよう」

と、自分で気づいて、
自分で立て直す経験をする。

おうちが
そんな場所になっている子は、
外で勝負できる力が育ちます。

たとえば、
字が乱れてきたなら、

「さっき書いた字、
きれいに書けてたね」

問題を読まずに
進めようとしたなら、

 

「問題にヒントが
隠れているかもね」

手が止まっているときには、

 

「ここまでできたね」

そんなふうに、
できていないところを直す前に、
今できている行動に声をかける。

これが、
発コミュの基本である
肯定の声かけです。

肯定の声かけは、
子どもを甘やかすためのもの
ではありません。

失敗しても大丈夫。
途中で止まっても大丈夫。
もう一回やってみればいい。

そんな安心を、
子どもの脳に届けるための
かかわりです。

ママが全部を整えるのではなく、
子どもが自分で戻ってこられる
安心をつくる。

ママが全部を防ぐのではなく、
子どもが小さく失敗して、
小さく立て直す経験を残す。

その積み重ねが、
子どもの
「自分で考えて動く力」
育てていきます。

家は、
完璧にできる子に仕上げる場所
ではありません。

安心して失敗することで、
外で生きる力を育てる場所です。

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