書くのが苦手な子「字を綺麗に書かせる」がゴールになっていませんか?

日常のかかわり方
「汚い字」や「殴り書き」
をするのは、

やる気の問題でも、
雑な性格の問題でもなく、

✔脳の発達と関係していて
✔今の脳の状態を伝える
SOSサインである

とお伝えしてきました。

今日は、
“困りごとの捉え違い”
についてお話しします。

最初に質問です。

「書くことが苦手な子」の
本当の困りごとって、
何だと思いますか?

「字が汚いこと」
でしょうか?

「殴り書きをすること」
でしょうか?

そうではありませんよね。

本当の問題は、
「字がうまく書けない」ことで、

✔書くことが嫌いになる
✔宿題が苦痛になる
✔勉強そのものを避けるようになる

そして最終的に、
“学校の勉強が嫌い”
につながっていくことです。

つまり、
本当に解決したいのは、

「字を綺麗に書かせること」
ではなく、

“勉強嫌いを加速させないこと”
なんです。

では、
そのためには何が必要でしょうか?

何度も書き直しをさせること?
「もっと丁寧に!」と注意すること?

たぶん、違いますよね。

やればやるほど、

✔書くことが嫌いになる
✔怒られる記憶が残る
✔「どうせまたダメだ」と思って
勉強へのやる気をなくす

そんな悪循環になることが
想像できますよね。

このように、
大事なのは、

「今、何が本当の問題なのか?」
を見失わないこと。

実際、
私自身も塾講師時代、
“汚い字”ばかりに
注目していた頃は、

 
「書き直し!」「丁寧に!」
を繰り返していました。

でもその時、
子どもたちはどんどん
“書くこと”を
嫌がるようになりました。

逆に、
「勉強嫌いにさせないこと」
を中心に考えて、
かかわりを変えていくと、

こちらが何も言わなくても、

「え!?これ誰の字!?」

二度見するような丁寧な字
書く姿も見られるようになりました^^

”かかわり方”はもちろん大事です。

でも、
“問題の捉え方”がズレたままだと、

どんなテクニックも
うまく機能しません。

例えば、
“褒めればいい”と聞いて、

「この字、綺麗に書けたね!」
と言ってみたけれど、

全然うまくいかなかった…。
そんな経験、ありませんか?
それは、
子どもの本当の困りごと
見れていなかったから
かもしれません。

この子はいま、
何に困っているんだろう?
どこで止まっているんだろう?

そこが見えてくると、
かかわり方は、
自然と変わっていきます。
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