夏休み。
朝からゲーム。
「そろそろ終わりにしよう」
そう声をかけると、
「今いいところ!」
と
怒りだし。
荒れる。
だから、
今日はもう何も言わずに
見守ってみよう。
そう思って放っておく。
すると今度は、
お昼になってもゲーム。
夕方になってもゲーム。
宿題もしない。
お風呂にも入らない。
気づけば、
今日も一日ゲーム。
すると今度は私が、
「やっぱり止めた方がよかった?」
って不安になる。
堪えきれず
「もう終わりにしよう」
と言ってしまって、
また長男が荒れる。
当時の私は、
ゲームを
取り上げても地獄。
放っておいても地獄。
だけど
この二択しか知らず
毎日ぐるぐるしていました。
小3で不登校になった長男は、
学校にも行かず、
習い事も全部やめ、
家では1日10時間以上
ゲームをしていました。
私は、
「このまま好きにさせていて
本当に大丈夫なの?」
と思う一方で、
ゲームを取り上げれば
ものすごく荒れる息子を見ると、
「こんなに怒らせてまで
止める意味があるの?」
とも思う。
何を選んでも、
私が間違っている気がする。
これが、
一番苦しかったんです。
だけど今なら分かります。
私がずっと悩んでいたのは、
「取り上げるか」
「放っておくか」
だったけれど、
実は、
そもそもその二択の中に
答えはありませんでした。
私が本当に育てたかったのは、
ゲームを
ママに取り上げられて
終わる子でも、
好きなだけゲームをする子
でもない。
自分で終わって、
自分で次へ動ける子。
だったんです。
だけど当時の私は、
そこに気づかず、
「どうやって
私が長男のゲームを終わらせるか」
ばかり考えていました。
だから、
私が頑張れば頑張るほど、
息子は、
自分で終わる経験を
ほとんど
できていなかったんです。
もし今、
取り上げたら荒れる。
だけど
放っておいたら終わらない。
そんな毎日に疲れているなら、
まず、
「どっちを選べば正解?」
から一度出ていい。
私はそれを知った時、
初めて、
ゲームの見え方が変わりました。
今夜は、
「じゃあ、
ゲームを取り上げずに
どうやって
“自分で終われる子”を育てるの?」
そのお話をします。
松下かよ


