「今じゃなくてもいいかな」
子育てでは、この判断が
あとから大きな差になる
ことがあります。
高校1年生のお子さんをもつ
受講生ママと話していて、
改めて「タイミングって大事だな」と
感じたことがありました。
お子さんはママのYさんは
育てにくさをずっと感じておられて
小1で集団行動ができないと
学校から指摘されました。
学校から検査を勧められ
小学時代は別室登校をしながら
6年間を過ごし、
中2で
自閉症スペクトラム症の
診断を受けました。
この辺りから自信を失い
ガタガタと崩れ始め
中学の卒業式にも出られず
高校に進学したものの
入学式から一切登校できなくて
完全不登校に。
親に対して反発も多く、、、
学校に行けないのは
体調不良のせいだ!
家の経済状況が悪いせいだ!
パソコンを買ってくれたら
学校に行くから!
全部ママが悪い!
と、環境や人のせいにして
責めていました。
そんなお子さんに対してママは
親に感謝も出来ない息子に、
寄り添いたい気持ちと、
もう勝手にすればいい
という気持ちで揺れています、、、
と本音を吐露してくれました。
それでもママは
「息子と仲良くなりたい」
「なんでも話せる関係になりたい」
とも話してくれたんです。
このママは
何もしてこなかった
わけではありません。
学校にも相談したし、
病院にも行って
ずっと息子さんのために
できることを探してきたママです。
だから、
ママが悪かったわけではなくて
ただ、
毎日の親子の会話の中で
子どもの脳を育てられることを
まだ知らなかっただけでした。
発コミュを学び
ママから出たのは、、、
「もっと早く知りたかった」
という言葉。
この言葉を聞いて、
私自身、発コミュをやって
気づいたことを思い出しました。
それは、
「うまくいかない」
と感じる時間をこれ以上
増やさないことも大事
ということです。
私も、過去の自分の対応に
今でも後悔しています。
どうしてもっと早くに関わりを
変えてあげなかったのだろう、と。
もっと小さい頃から
発コミュをやっていれば
もっと成長させられたかもしれない、と。
過去はどんなに悔やんでも
変えられないんですよね。
しかも、子どもの脳は、
今日声かけを変えたから
明日すぐに変わる、
というものではありません。
実際に、3ヶ月前に
発コミュをスタートしたママたちも、
毎日の関わりを積み重ねてようやく今、
いろいろなことが
スムーズにいき始めているんです。
だからこそ、
「いつ始めるか」って
実はすごく大事なんです。
大人にとっては、
「もう少し落ち着いてから」
「来月になってから」って思うけど
その間にも
子どもの時間は
猛スピードで進んでいます。
朝なかなか動けない。
学校に行きたくない。
ゲームをやめられない。
失敗すると
「もうやらない!」となる。
そんな毎日も、
関わり方を知れば、
「できた」
「やってみた」
「失敗しても大丈夫だった」
という経験を積む時間に
変えていくことができます。
そのおかげでわが息子は
小5では宿泊学習に
不安ゼロで参加でき
友達関係が深まりました。
友達と自転車に乗って
釣りにしに遠出をするなど
小学生の時にしか経験できない
楽しみを体験することも。
小6はクラスの人気者となり
先生から三浦さんの周りには
いつも友達がいます!
と褒めていただき
ノートを書くことを嫌う子が
苦手な漢字の自習勉強を
1年間やり続けました。
そして今、中学ライフを
大満喫しています。
高学年のママにこそ
知っておいてほしいのは
大人には
「また今度」があるけれど、
今のわが子には
今しかない。
ということを。
数ヶ月後に、
「あのとき始めていれば」
ではなく、
「あのとき始めたから、今がある」
と思えるように
子どもの「今」を
プラスの脳を育てる時間に
使っていきたいですね。


