高学年の今が分かれ道。ASDグレーゾーンの子の癇癪を中学に持ち越さないために

自閉症スペクトラム・アスペルガー

高学年のうちに
癇癪を落ち着かせるのは
マストです!

とお伝えするのはなぜか?

をこの記事から持ち帰っていただけると嬉しいです。

高学年になっても
癇癪を起こすお子さんを見て

「人に嫌われるタイプだよな」
「結婚相手にモラハラをするのでは?」
「将来、働けるのだろうか?」

と思っているなら
この感情にフタをしない
勇気を持ってください。

癇癪って、
「感情の問題」だと思われがちですが、
実はもう少し違う見方があります。

 
 
それは、
 
脳が何を「学習」しているか
 
という視点です。

脳は、筋肉とよく似ていて使った動きが上手になります。
何度も使った反応が、とっさに出やすくなるということ。

つまり──

怒りが爆発する

注意される

さらに感情が荒れる

 
 
この流れが何度も繰り返されると脳は
 
「この反応が標準だ!
 これが普通なんだ!」
 
と覚えてしまうんです。

高学年から思春期にかけて、脳の中では

 
✔ よく使う回路を残す
✔ 使われない回路は整理される
 
という変化が起きます。
 
 
難しい言葉でいうと
「神経回路の刈り込み」と呼ばれる時期です。
 
 
この時期に、
 
 
✔ 怒りで反応する
✔ 爆発して切り替える
 
 
という回路がよく使われていると、
その反応が“残りやすく”なります。
 
 
これが、
「反抗期」とよく言われる反応で
感情が扱いづらくなる理由のひとつです。
 
 
だから、大事なのは
 
癇癪で
脳を鍛えないこと。
 
 
よく「そのうち落ち着きますよね?」
と聞かれます。
 
 
落ち着く子も、もちろんいます。
 
 
ですが、
「いつ落ち着くかわからない状態」
ほど親を疲れさせるものはありません。
 
 
そして、いつかは落ち着くだろう、という
希望的観測では
 
高学年という脳が育つ
ゴールテンタイムを逃す
ことにもつがなるからです。
 
 
癇癪を起こさずに
落ち着いて過ごす時間を
いかに増やすかが今一番大事です。
 
 
その関わりを小学生のうちにしてあげられるかどうかで、
中学以降のしんどさはお子さん本人も、ママも大きく変わります。
 
 
だから、
癇癪を中学に持ち越さないで。
 
 
疲れているママほど、
ここまで本当によく頑張ってきました。
「それでも、できることがあるなら知りたい」
 
 
そう思えたママに向けて、
癇癪を起こす子の自己肯定感の高め方を
お伝えしていきますね。

 


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