夏休みの帰省問題、どうしますか?発達障害・グレーゾーンの子どもと一緒に帰省ライフを楽しむための発コミュ的対応

夏休みに入りましたね!!夏休みは田舎に帰省して親戚みんなが大集合。お墓参りやキャンプに花火…でも、こんなイベントも発達障害・グレーゾーンの子どもにとっては「普段と違う」がストレスのタネかも。そんなお子さんのために事前の対応をご紹介します!
 
 

1.「いつもと違う」がストレスな、発達障害・グレーゾーンの子ども達

 
 
みなさん、夏休みの予定は決まりましたか?お盆にはいつも会えない、おじいちゃん・おばあちゃんに会いに田舎に帰省される方も多いと思います。
 
 
我が家も、お互いの実家に帰省予定です。この時期、発達科学コミュニケーション(発コミュ)講座の受講生さんからよく聞くお悩みとして、夏休みの帰省問題があります。
 
 
そもそも帰省は発達に凸凹のある子どもたちにとってストレスフルな行事なんです。
 
・移動に時間がかかるケースが多く、体力を消耗する
 
・いつも会わない人に何人も会う 
 
・いつもと違う環境での寝泊まり、飲食
 
・団体行動を強制される行事(法事・お墓参り・おでかけなど)
 
 
このような「いつもと違う状況」では不安が高まりやすくなります。その結果、いつもできていることもできなくなってしまうケースが多くなります。
 
 
 
 
そんな時に、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚に
 
 
「ダメでしょ」
「おとなしくしなさい」
いとこの〇〇ちゃんはできているよ」
「〇年生なのにこんなこともできてないの」
 
 
と怒られたり、マイナスな言葉をかけられたりするなど、傷つき体験が多くなってしまいます。
 
 
そして最終的には「しつけをちゃんとしろ!」と親も怒られます。
 
 
まだまだ、いまの日本では「子どもができていないことは親のしつけが悪い!!」「できないことを叱って教えるものだ!!」というしつけの文化が根強く残っています。
 
 
せっかく発コミュを頑張って自信がついてきているところなのに、すごく残念な気持ちになってしまいますよね。
 
 

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2.仕込みは帰省前から!!子どもと一緒に帰省ライフを楽しむための発コミュ的対応を伝授します

 
 

①帰省する前にキーパーソンを決め、相談する

 
 
本来は、おじいちゃん・おばあちゃん、親戚に事情を話して理解してもらうのが子どもにとっては一番ベストです。
 
 
我が家はすべてお話しした上で、病気について書かれた小冊子を渡しています。しかしご家庭の事情によっては、そうもいかないケースが多いのが現実です。
 
 
そこで実行したいのが、キーパーソンを一人決めて相談する方法です。お母さんが相談しやすい人がいいですね。
 
 
帰省する前に「叱ることで自信がなくなってきているようで最近上手くいっていない」と相談します。そして「褒めることに力を入れたら素直になってきた」と伝えます。
 
 
最近頑張っていることや先生に褒めてもらったことも教えてあげてください。
 
 

②子どものコンディションを良好に保つ

 
 
帰省先は基本的に子どもにとってストレスでいっぱいです。生活のリズムが崩れないように調整しましょう。そしていつも以上に、当たり前にできていることに目を向けて、細かく褒めることが大切です。
 
 
そうすると子どもの調子がいい状態をキープできますし、自分から良い行動をとろうとするので怒られる場面が減ります。
 
 
 
 

③実際に子どもにどのように関わっているのか見てもらう

 
 
それでも、褒める対応を周囲から納得してもらえなかったり、マイナスな言葉をかけられたりすることも多々あります。そんな時は注意される前に先回りして褒めるようにします。
 
 
そうすると子どもも自然にダメなことをやめてくれたりして、注意される回数が減ります。このように、実際に親が褒めた結果、子どもの問題行動が減る場面を見てもらうといいですね。
 
 
し叱られてしまった場合は、ママやパパがその後にスキンシップを取ったり、できていたことをお話しして振り返ってあげたりしましょう。子どもは穏やかな気持ちを保つことができます。
 
 

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いかがでしたか。夏休みに帰省先でしかできない体験もあるかと思います。いい思い出を1つでも持ち帰ることができますように!!応援しています。
 
 
 
 

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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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