宿題やらない子に「早くやりなさい!」と毎日イライラしていませんか?ADHDキッズは、宿題を始めること自体に大きなエネルギーを使っています。この記事では、宿題をやらない理由と自分から動き出せるダブルごほうび作戦を紹介します。
1.宿題をやらないのはなぜ?ADHDキッズが始めにくい理由
「宿題やったの?」 「早くやりなさい!」と気づけば毎日同じことを言っている…。
そんな風に、宿題をやらない子どもに悩んでいませんか?
実は、注意欠如・多動症(ADHD)キッズが宿題をやらないのには理由があります。
まず1つ目は、 集中力を保つことにとてもエネルギーを使うからです。
宿題は、音読や漢字練習、計算ドリル、作文など、どれも集中力が必要なものばかりですよね。
しかも最近の小学生は宿題の幅が広がり、毎日国語や算数の宿題のほかに、自分で課題を決める自主学習などもあって時間がかかります。
ただでさえ苦手な宿題なのに、長い時間集中し続けることは、ADHDキッズにとってかなり負担が大きいです。
さらにADHDキッズには、もう1つ宿題をやり始めにくい特徴があります。
それは、行動を始める時に強いエネルギーが必要なことです。
脳は、車のエンジンをかける時のように「始める瞬間」に一番エネルギーを使います。
つまりADHDキッズは、「宿題を始めよう」と思っても、最初の一歩を踏み出しにくいことがあるのです。

だから宿題をやらないのは、サボっているわけではありません。
やりたい気持ちはあっても、脳がうまく動き出せない状態なのです。
もともと「始める瞬間」にエネルギーが必要な上に、学校から帰った後は1日頑張ってきた疲れも重なります。
そのため、頭では「宿題をやらなきゃ」とわかっていても、すぐに行動へ移れないことがあるのです。
2.「なんでやらないの!」親子バトルになっていた我が家の過去
私にはADHDグレーゾーンの息子がいます。
当時小学校2年生の息子は、本当に宿題をやらず悩んでいました。
学校から帰ってくると、ランドセルを置いてゲームへ一直線。
「先に宿題やろう!」と声をかけても、「あとで!」 と言って全然動きませんでした。
「宿題終わったらゆっくりできるよ」「先にやっちゃおうか!」
こんな風に、最初は優しく声をかけていました。
ところが、時間がどんどん過ぎていくと私も焦ってしまっていました。
「また寝る時間が遅くなる」 「明日の準備も終わってない」 「また朝バタバタになる」
そんな不安からイライラしてしまい、最後には「いい加減にしなさい!!」と怒鳴る。

宿題の時間は毎日ピリピリ。 まさに親子バトルでした。
息子は泣きながら、「もう嫌だ!!」と鉛筆を投げることもありました。
「やればすぐ終わるのに、どうして始められないんだろう…」と、息子への関わり方に日々頭を悩ませていました。
3.宿題をやらないまま放置は危険?苦手意識が強まる前に知っておきたいこと
今は宿題をやろうとしないけれど、「そのうち自分からやるようになるかな」と思うこともありますよね。
しかし、毎日怒られながら宿題をしていると、 子どもの中で『宿題=嫌なもの』になってしまうことがあります。
・怒られる
・失敗する
・嫌な気持ちになる
・自信をなくす
・失敗する
・嫌な気持ちになる
・自信をなくす
そんな経験が続くと、宿題を見るだけでイライラしたり、 机に向かうこと自体を嫌がるようになったりするんです。
さらに、宿題をやらないことで怒られる経験が増えると、 自己肯定感も下がりやすくなります。
「また怒られる」
「どうせできない」
「やっても褒められない」
「どうせできない」
「やっても褒められない」
そんな気持ちが積み重なると、 子どもはますます宿題から離れたくなってしまいます。

実際に息子も、 宿題の時間になるだけで不機嫌になっていました。
机に向かう前からイライラ。 鉛筆を持っただけでため息。
完全に、宿題そのものに苦手意識を持っていたんです。
宿題への苦手意識がこれ以上強くなる前に、関わり方を見直すことが大切です。
4.自分から動き出す!ダブルごほうび作戦のコツ
そんな宿題をやらないADHDキッズにおすすめなのが、ダブルごほうび作戦です。
これは、
・始める前に1、2分ですぐ終わる小さなごほうび
・終わった後にゆっくり楽しめる大きめのごほうび
を用意する方法です。
・始める前に1、2分ですぐ終わる小さなごほうび
・終わった後にゆっくり楽しめる大きめのごほうび
を用意する方法です。
「え?両方あげるの?」と思うかもしれませんが、これには理由があります。
始める前のごほうびは、やる気スイッチを入れるためのものです。
ADHDキッズは「始めること」が苦手です。だから先に少し嬉しいことを作ることで、動き出しやすくなるのです。
例えば、
・小さいお菓子を1つ食べる
・好きなジュースを少し飲む
・ママとハイタッチする
こんな小さなことでもOKです。
・小さいお菓子を1つ食べる
・好きなジュースを少し飲む
・ママとハイタッチする
こんな小さなことでもOKです。

そして終わった後のごほうびは、最後まで頑張れた達成感と自信を育てるためのものです。
ADHDキッズは、「できた!」という成功体験を積み重ねることで、自信や自己肯定感を育てやすくなります。
また、「頑張ったら良いことがある」と感じることで、次も宿題に取り組みやすくなるのです。
例えば、
・ゲーム時間
・YouTubeタイム
・一緒におやつを食べる
など、子どもが楽しみにできるものがおすすめです。
・ゲーム時間
・YouTubeタイム
・一緒におやつを食べる
など、子どもが楽しみにできるものがおすすめです。
つまり、始める前と終わった後ではごほうびの役割が違うのです。
我が家では、
・始める前に小さいお菓子
・終わった後にゲーム時間
という風に分けていました。
・始める前に小さいお菓子
・終わった後にゲーム時間
という風に分けていました。
すると、それまで「宿題やらない!」と毎日怒っていた息子が、「先に宿題やっちゃう!」と、自分から机に向かう日が増えていきました!
宿題をやらない子には、始めるハードルを下げ、できた達成感をしっかり感じさせる。
この2つがとても大切です。
毎日の宿題バトルに疲れているママこそ、怒って動かす方法ではなく「動きやすくする工夫」を試してみてくださいね!
子どもが変わるきっかけは、ママの関わり方で作ることができます。
\一学期に登校しぶりや暴言が
気になったママへ/
二学期にまた調子を崩す前に
知っておきたい
ADHDタイプの子に起こりやすい
二次障害のしくみと、
おうちでできる予防・サポートを
まとめています👇
YouTube人気動画!ADHDタイプの子の脳を育てる基本の会話がわかる!
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーション Nicotto Project マスタートレーナー)
宿題をやらない、忘れ物が多い、何度声をかけても動けない。そんなADHDキッズは、周りに見えない困りごとを抱えていることがあります。放っておくと大きな困りごとになって、対応するママも疲弊してしまうことも多いです。無料メール講座では色々なヒントをお届け中ですので、気になったら始めてみてくださいね!





