子どもがゲームを始めると、なかなかやめられず困っていませんか?特にADHDキッズは、次の行動への切り替えが苦手な特徴があります。本記事では、ゲームをやめられない子どもが自分で切り替えられるようになるママの対応3ステップを紹介します。
1.何度言ってもゲームをやめられない…ADHDキッズに多い悩み
子どもがゲームを始めると、なかなかやめられず困っていませんか?
例えばお風呂の時間。
ゲームをしている子どもに「お風呂の準備ができたから入ってきてね。」と声をかけます。
すると「うん、分かった!」と返事はするものの、その後もゲームは続けたまま。

何度声をかけても動かない様子に、だんだんイライラしてきて、「早く入りなさい!」と叱ることもあるのではないでしょうか。
このように、ゲームをやめられない子どもとのやりとりに悩んでいるママは少なくありません。
次の章では、ゲームをやめられない理由と、そこから起こる悪循環についてお話します。
2.ゲームをやめられないのは特性だけじゃない!叱られる経験が生む悪循環
ADHDの子どもがゲームをやめられない背景には、「楽しそう」「今やりたい」という気持ちに強く引っ張られやすい特性があります。
そのため、ゲームのような楽しいことを始めると、めんどくさいことや嫌だと思うことへなかなか切り替えられないことがあるのです。
また、自分では「そろそろやめよう」と思っていても、行動を止めることが難しいということもあります。
しかし大人から見るとだらしなく見えてしまい、「ゲームばかりして!」「いい加減にしなさい!」と叱られる場面が増えてしまいます。
ゲームをやめられず叱られる経験が重なると、子どもの自己肯定感は少しずつ下がっていきます。

そうすると、叱られたストレスやモヤモヤを発散するためにまたゲームに逃げ込んでしまうこともあります。
さらにはやめたいのにやめられない自分へのイライラも募っていきます。
こうしてゲームの悪循環が生まれてしまうのです。
このように、ゲームをやめられない背景にはADHDキッズの脳の特性と、叱られる経験の積み重ねがあります。
このまま叱られる経験が積み重なると、思春期に入った頃にはママの声がまったく届かなくなってしまう可能性もあります。
だからこそ、親の声がまだ届く今の時期に子どもの特性を理解し、関わり方を見直すことがとても大切なのです。
3.いつまで待たせるの!?ゲームが生活の中心になっていた息子に怒ってばかりの日々
私にはADHDの息子がいます。
息子はゲームが大好きで、 ゲームを始めるとなかなかやめられない子でした。
例えば登校前。朝起きてきたと思ったら「おはよう」も言わずゲーム機にまっしぐら。
朝食を食べず着替えもせず、ソファーに寝転がりながらゲームに没頭していました。
「学校に遅れるからご飯を食べなさい!」と何度も言っても、「あとちょっとだけやったら!」と返事をするだけで、なかなか動こうとしません。
ゲームをやめられない息子に私はイライラし、ついには無理やりゲーム機を取り上げました。
息子は「今いいところだったのに!」「ママのせいで負けた!」とカンカンに怒っていました。

私は息子がゲームをする姿を見るたびにうんざり。
息子は、ますますゲームの世界にのめり込んでいくばかり。
毎回ゲームを取り上げるたびに親子バトルになり、お互いがストレスを抱えている…そんな毎日に悩んでいたときに出会ったのが発達科学コミュニケーション(発コミュ)です。
4.ゲームをやめられなかった息子が変わった!自分で切り替えられるようになるママの関わり方
毎日のゲームバトルのストレス、どうにかしたいですよね!
そこで、ゲームから切り替えができない子がやるべきことに取り組めるようになる発コミュ式3ステップをお伝えします。
①共感する
まずは、ゲームをやめたいのにやめられない気持ちに寄り添います。
例えば「今いいところだったんだね」「ゲーム楽しいよね」と声を掛けます。
「 なんでやめられないの!」と責めるのではなく気持ちに共感することで、子どもは心を開き、話を聞き入れやすくなります。
②ルールを決める
子どもと一緒にゲームの終了を決めます。
例えば「バトルを3回戦したら終わりにしよう!」というように、キリよく終われるようにします。
「何分まで」と時間で区切るとゲームによってはバトルの途中になりキリが悪くてやめにくいので、 時間で区切らないようにします。
③好きなことへの切り替えを提案する
好きなことからめんどくさいこと、嫌だと思う行動へはなかなか切り替えにくいものです。
例えば 「ゲームをやめたらお菓子を食べよう!」というように、嫌なことではなく、次も“楽しみ”がある切り替えを提案してあげることで行動に移しやすくなります。

切り替えができたら「 ゲームやめられたね !」とたくさん褒めてあげます。
繰り返していくうちにサッと切り替えができるようになり、子どもの自信に繋がります。
次第に好きなことから嫌なことへの切り替えもできるようになっていきますよ。
私はこの3ステップを繰り返すことで、ゲームからなかなか切り替えができない息子が変わっていきました。
ゲームの終了をキリよく終われるように決めたことで、息子は満足いくまで ゲームをし、自分で電源を切ることができるようになりました。
「ママ、ゲームやめられたよ!」と話す息子はとても自信に溢れていました。
お子さんがゲームをやめられず切り替えができなくて悩んでいたら、是非この3ステップを試してみてください!
執筆者:青木華音
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
「何度言ってもゲームをやめない…」そんな毎日に疲れていませんか?ADHDキッズの“切り替えの難しさ”は、ママの関わり方で少しずつ変わっていきます。一人で抱え込まず、よかったら受け取ってみてください。





