子どもたちには楽しい夏休み!だけどお母さんはついつい小言ばかりになってグッタリしてしまっていませんか?ADHDグレーゾーンのお子さんの夏休み中のお家での過ごし方に悩んでいるなら、小言より楽しみながら脳を発達させる方法がオススメです!
1.ADHDグレーゾーンのお子さんの夏休み中のお家での過ごし方問題
学校や幼稚園、保育園も夏休みが始まり、子どもたちはどんなふうに過ごそうかとワクワクしていますね!
一方で、子どもが朝からダラダラ…せっかくのお休みなのだから何かしたら?と気になったり、ゲームやYouTubeばかりにならないかと心配になっている親御さんも多いのではないでしょうか?
かといって、昨今の夏場は日差しが強くて気温も高いし、熱中症やコロナの心配もあるので『外で遊んでおいで!』と言いにくいですよね。
どうしてもお子さんのお家時間が増えるので、お家での過ごし方についての悩みも出てきます。
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんの夏休み中のお家での過ごし方によく出てくる問題は
勉強や宿題をやらせようとして、親子喧嘩になってしまう
子どもがダラダラしているのを見てお母さんがイライラしてしまう
ゲームやスマホやYouTubeばかりで、止めてもやめられない
子どもがダラダラしているのを見てお母さんがイライラしてしまう
ゲームやスマホやYouTubeばかりで、止めてもやめられない
といったことが多いです。
普段はいらないところで動いてしまうのに、声を掛けたときは思ったように動いてくれないADHDタイプのお子さんにイライラ…夏休みは長いのに、先が思いやられる!と思っているご家庭もあると思います。
では、子どもがゲームやYouTubeばかりにならないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。
2.お家時間を”ちゃんと”させたいと思っているお母さんは要注意!
お家での過ごし方については、大人が必要以上に『おうち時間を使ってちゃんとさせたい!』と思っていると、イライラが増してしまいがちです。
この『ちゃんと』という意味の中には
毎日、勉強や宿題をしないといけない
ダラダラせずに身になることをして欲しい
ゲームは悪いもの!
ダラダラせずに身になることをして欲しい
ゲームは悪いもの!
という私たちが今まで植えつけられ、思い込んできた考え方や勝手な期待が含まれています。
思い当たる節はありませんか?
確かに、子どもが自分でケジメをつけたり、目標を持って行動してくれるならそれに越したことはありません。
しかしそれが出来ない状態なら、このことで毎日ガミガミと言い続けることは良い結果にはつながりません!
これを脳科学的に見ると
怒られながらやる勉強は学習効果があまり得られない
なかなか勉強に取り組めないときは、勉強ではなく脳が発達できる方法を考えると良い
なかなか勉強に取り組めないときは、勉強ではなく脳が発達できる方法を考えると良い
という捉え方ができます。
もし今、『宿題をやりなさい!』と言ってもADHDグレーゾーンのお子さんが乗り気にならないときは、脳の発達をメインに考えて関わってあげることがオススメです。
脳は、楽しいと感じたり、褒められるといった”快”を感じた時に発達します。
好きなものを作ったり、好きなものを書いたり、遊んだりと脳に快を与えながら行動させると脳は発達するのです。
とはいえ、ゲームやYouTubeが好きなお子さんの場合、それよりも楽しいと感じるものがあるのか?という疑問が浮かびますよね?
そんなときこそお母さんお父さんの出番です!
せっかくの夏休みですから、是非一緒に楽しいことを探して欲しいと思います。
その一例として、親子でお家でできて脳の発達も促せるおすすめの遊びをご紹介します。
3.夏休みだからこそいつもと違う遊びを取り入れて脳を発達させよう!
脳を発達させるおすすめの遊び3選!
◆集中力を高めるゲーム
トランプで誰が早く見つけられるか
何か1つマークを決め、トランプを1枚ずつスピーディーにめくっていきます。
そのマークが出たとき、1番先に言えた人が勝ち!
トランプで誰が早く見つけられるか
何か1つマークを決め、トランプを1枚ずつスピーディーにめくっていきます。
そのマークが出たとき、1番先に言えた人が勝ち!
◆注意力アップゲーム
一列で歩く
はみださないように一列で歩く遊びです。
床のフローリングや、カーペットにマスキングテープでしるしをつけ、その上をはみ出さずに歩けたら勝ち!
一列で歩く
はみださないように一列で歩く遊びです。
床のフローリングや、カーペットにマスキングテープでしるしをつけ、その上をはみ出さずに歩けたら勝ち!
◆手先を器用にするゲーム
手卓球
読んで字のごとく、ピンポン玉を手で打ちあいます。
どうなったら勝ちかを相談して決めるといいですね!
手卓球
読んで字のごとく、ピンポン玉を手で打ちあいます。
どうなったら勝ちかを相談して決めるといいですね!
こういったアナログなゲームや遊びはうちの子やらないのよ、という声が聞こえてきそうですが、アナログゲームの醍醐味はみんなで遊べることです。
普段忙しくてなかなか一緒に遊んであげられないご家庭も多いと思います。お母さんお父さんが一緒にやってくれるというだけで、乗り気になるお子さんは多いんですよ!
ADHDグレーゾーンのお子さんは新しいものが好きなことが多いので、初めてのルールや初めてやるゲームだとなおさらノリノリになったりします。
時間を取るのが大変というときは、夕飯後の5分だけ、とか1回だけなどお母さんお父さんに負担がかからない程度でも良いと思います。
一緒に楽しく遊ぶことで脳を発達させちゃいましょう♪
ADHDグレーゾーンの子たちは行動力や好奇心は人一番強いということが多いです。
やってみて楽しいということがわかれば、自分から工夫してやってみたり、他の方法を試してみたりと自分で考えるようになっていきます。
そうすると自然に他のことも自分から考えて動くことが増えて行きますよ!
お子さんが宿題をやろうとしないことや、お家時間の使い方にイライラしてしまうというときは、アナログゲームや遊びを活用して脳を発達させる方法を試してみてくださいね!
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)