お母さんが夏休みに自由な時間をGETできちゃう!!ADHDグレーキッズの「グズリ・癇癪」の原因とタイプ別の対応をご存じですか?

もうすぐお子さんと過ごす時間が増える夏休み!お子さんの「グズリ・癇癪」にお悩みではありませんか?ADHDグレーゾーンの子は〇〇のコントロールが苦手なんです。その原因とタイプ別の対応を知って、お母さんが自由な時間をGETしちゃいましょう!!
 
 

1.ADHDグレーゾーンの子は感情のコントロールが苦手です。

 
 
さあ、そろそろお子さんと過ごす時間が増える夏休みがやってきます。
 
 
お子さんの「グズリ・癇癪」に振り回される夏休みを終わりにしませんか?「グズリ・癇癪」は、とにかく目立ちますよね。だから「今すぐになんとかしたい!!」と思うのは当然です。
 
 
「グズリ・癇癪」など、子どもの気持ちの不安定さに対するお母さんのお悩みはとても深いもの。
 
 
でも、お母さんが怒っても、なだめてもダメ。おさまるどころかますますエスカレートしちゃう。もう、どうしていいか分からない!!
 
 
 
 
実は、注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの子は感情のコントロールが苦手なんです。ですから「グズリ・癇癪」を根本から落ち着かせるためには「感情を司る脳の部分の発達」が不可欠です!
 
 
ではその「感情の脳」を育てるには?発コミュのファンの方なら察しがつくかもしれませんね。そう、お母さんのコミュニケーションなんです!
 
 

▼▼子どもの集中力が続かない理由が知りたい!👉今すぐダウンロード↓↓↓

 
 
 
 

2.4タイプ別!その特徴とお母さんの対応をご紹介します!!

 
 
「グズリ・癇癪」に効く「感情の脳」を育てるにはお母さんのコミュニケーションが大切だとお伝えしました。ここからは4つのタイプに分けて、その特徴とお母さんの対応をご紹介します。
 
 

◆タイプ1:語彙力が少なかったり、言葉にすることが苦手なタイプ

 
 
語彙力とは、言葉や単語をどれだけ知っているか、という意味です。例えばお子さんが「すごくイライラしている」「とっても不安になっている」と感じたとします。
 
 
でも、お子さんはこの気持ちをうまく言い換える言葉が見つからないと「バカ!!」などという一言で代弁してしまいます。
 
 
そして言葉で思いを伝えるのが苦手だと、自分の頭の中にどんどん出てくる感情や考えをどう表現していいのかわからず、頭の中がいっぱいになり「グズリ・癇癪」を起こしてしまうのです。
 
 
このタイプは、お母さんがまずその気持ちを受け止めてあげることが必要です。「イライラしてるのね」「不安なのかな」とお子さんの言いたいことを代弁してあげてください!
 
 
そしてこのタイプのお子さんは自分が経験・体験したことなら言葉にできやすいという傾向があります。普段から多くのことを経験・体験させる機会を作ってあげることも大切です。
 
 

◆タイプ2:衝動性が強いタイプ

 
 
ADHD系のお子さんに多いのがこのタイプ。思ったら即行動なので、不快だと思ったら、先のことや周りのことを考えず、感情のままに行動してしまいます。
 
 
感情をコントロールすることが難しいので、カッとなったら手が出ていて、気がついたらお友達を叩いていた…なんてことも。
 
 
このタイプは、お子さんが一旦怒りを忘れられるようなことを挟む練習をしてみてください。
 
 
例えばカッとしたら、頭の中で数を数えたり、好きな歌をワンフレーズ歌う、違う部屋に行って気持ちを落ち着かせる、空や絵など好きなものを見る…など、お子さんと相談しながら、どんな方法なら自分で気持ちを落ち着かせることができるのか探してみてください!
 
 
脳は、考えたり、観察するとクールダウンする特性がありますので、これらの作戦が有効です。
 
 
 
 

◆タイプ3:ワーキングメモリや、情報の処理能力に苦手があるタイプ

 
 
ワーキングメモリとは作業記憶・作動記憶のことです。短い時間で情報を保持し、同時に処理する能力のことを指します。会話や読み書きや計算などの基礎となる、私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。
 
 
例えば先生の話を聞きながら黒板を写す。頼まれたことを2つ同時にこなす、などです。
 
 
ADHDグレーゾーンの子は、思ったこと、やるべきこと、自分の感情などが自分の処理速度の限界を超えやすく、超えてしまった時にパニックになり「グズリ・癇癪」を起こしてしまいます。
 
 
コップの容量が少ないと水がすぐにあふれてしまうのと一緒です。
 
 
また、優先順位を考えることも苦手なので、その場に合わない行動・言動をしてしまい、周りの大人や友だちから指摘されることが「グズリ・癇癪」につながることもあります。
 
 
このタイプは、お母さんが「あれやりなさい、これやりなさい」と、あれこれと指示を一気に出すことでパニックになってしまいます。なので、指示はひとつひとつ出すようにします。
 
 
また優先順序のアドバイスをしてあげることも有効です。目で見ることが得意なお子さんの場合は、スケジュールを図にしたり、情報の整理を手伝ってあげるといいですね。
 
 

◆タイプ4:こだわりが強いタイプ

 
 
強いこだわりがあり、曲げることができず、それを通すために「グズリ・癇癪」を起こしてしまうのがこのタイプ。
 
 
そしてそのこだわりの強さから、自分でやりたいと思ったことや自分の決めた予定を変えられることが苦手です。そのため、日常生活では切り替えが難しいことが多いです。
 
 
このタイプは事前に自分の中で段取りができるように予告することが効果的です。例えば1日のスケジュールをストーリー仕立てにして話しておくと、お子さんの中で見通しが立ち、スムーズに行動することができます。
 
 
ポイントは、予定が変更になるかもしれない、ということも一緒に伝えておくことです。雨が降るかも、バスが時間通りにこないかも、買いたいおもちゃがないかも…。このような細かいことも事前に伝えておくことで心の準備ができ、「グズリ・癇癪」を減らすことにつながります。
 
 

▼▼朝起きてから夜寝るまで 様々な場面での困りごとを落ち着け脳を育てる会話が学べる1冊 ダウンロードはこちら↓↓↓

 
 

3.もしお子さんの「グズリ・癇癪」が減ったら、あなたはどんな時間を過ごしたいですか?

 
 
今、この記事を読んでくださっている方は、お子さんとの「グズリ・癇癪」にお困りのお母さんが多いと思います。
 
 
家庭では大目にみてあげられるけど、出かけた先で「お友達とケンカしちゃった」「ちょっと注意しただけで、暴言がとまらない」とか、迷惑をかけたお友達やその親御さんに謝ってばかりなど。
 
 
その時間は、本当は楽しく遊ぶ予定があったのに…お友達と会う約束をしていたのに…
毎日おだやかに過ごしたい!そう思ったことありませんか?
 
 
「グズリ・癇癪」は一緒の時間を過ごすお母さんがいちばん消耗します。
 
 
どうして、そんなささいな事で怒ったり、泣いたりするの?自分の子どもなのに、子どもの事が理解できない!でも何とかしてあげたい…そういう辛いお気持ちを抱えてこの記事にたどり着いてくださったかもしれません。
 
 
お子さんの「グズリ・癇癪」に巻き込まれずに「感情の脳」を育てるには、お母さんが原因と対応を知った上で、「良いコミュニケーション」をとることが大切です。ぜひ、今年の夏休みは子どものグズリ・癇癪への適切な対応を実践してみてくださいね!
 
 
 
 

▼▼苦しいADHDタイプ子育てを抜け出す方法が見つかるかもしれない! ダウンロードはこちらから▼▼

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
タイトルとURLをコピーしました