子どもと夏の楽しい思い出がつくれる!お出かけ時のトラブルを防ぐ「褒めるタイミング」

子どもとの夏のお出かけは楽しみな反面、出先でのトラブルが心配!子どもの行動にイライラしてしまう、周りの目が気になってしまう…そんなトラブルを防ぐポイントは、ママが褒める声かけの”タイミング”です。ぜひ参考にしてくださいね。
 
 

1.毎回トラブル発生!楽しみだけど楽しみじゃない子どもとの夏のお出かけ

 
 
子どもたちが楽しみにしている 夏休みがやってきましたね。
 
 
お出かけの予定をいくつか立てているご家庭も多いと思います。
 
 
だけどそんなときに立ちはだかるのが、お出かけ先で子どもが起こすトラブル…。
 
 
我が家はパパが多忙なため、3人でお出かけすることも多いです。
 
 
そんなときに子どもが1人でも機嫌が悪くなったりすると大変!
 
 
とくに我が家の注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの息子はじっとしているのが苦手です。
 
 
一緒にお出かけしているきょうだいにちょっかいを出してケンカが発生!
 
 
 
 
大騒ぎになってしまい周りの方から白い目で見られる…なんてことも一度や二度ではありませんでした。
 
 
出かける度にトラブルが起こるので、楽しむために遊びに行ったのに子どもたちを𠮟りつけてイライラしてしまう…。
 
 
子どもたちも叱られたことで機嫌が悪くなって雰囲気は最悪!
 
 
ガッカリな気分で帰宅するということも多くて、段々「子どもとお出かけするのが嫌だなぁ」という気持ちになっていました。
 
 

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2.ADHDグレーキッズがお出かけ先で叱られやすい理由

 
 
お出かけをしたときに、トラブルが起こることはどんなお子さんでもあり得ますが、イライラしてしまうと残念な気持ちになりますよね。
 
 
その中でもADHDグレーキッズはいつもと違う場所・環境では、トラブルになることが多いです。
 
 
それは
・感情のコントロールが苦手
・気持ちの切り替えが苦手
・周りの刺激に影響を受けやすい
・見通しの立たないことが苦手
・楽しくなりすぎると話に意識が行かない
など、ADHD特有の特徴がトラブルを起こしやすくしているからです。
 
 
 
 
とくに息子は気持ちの切り替えが苦手で、一度トラブルになって気分が落ち込んだり苛ついてしまうと、なかなか落ち着かずこちらも対応に疲れてしまう状態でした。
 
 
だけどこれは脳の発達に未熟なところがあることで起きているので、本人がわざとやっているとか、注意されても気にしていないというわけではないのです。
 
 
むしろ、内心ではまたやってしまった!とか、何回注意されてもやめられない自分はダメなやつだ…と自分を責めて苦しい想いをしていました。
 
 
私が対応を変えたことで今ではすっかり落ち着いた息子ですが、以前のことを思い出して「自分のことをわかってもらうって大変なんだ」と教えてくれました。
 
 
こんな風に、子どもは子どもで感じていることや思っていることがあるということを知っておいてほしいと感じます。
 
 

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3.お出かけトラブルを防ぐ褒める声かけのポイントは「タイミング」

 
 
では、トラブルを起こしがちな子どもとお出かけをしても、家族みんなが楽しく過ごすためにはどうしたら良いでしょうか?
 
 
それは、「トラブルが起きる前に」できているところを褒める声かけをすることです。
 
 
そのときに、「静かにできているね!」「きちんと並べたね!」「仲良くできてるね」というような「褒める声かけ」をしてあげてくださいね。
 
 
思い返してみると今まではトラブルを起こしてから対応していませんでしたか?
 
 
実は、トラブルが起きる前のお子さんの行動への対応が大切なんです。
 
 
 
 
子どもの行動を気を付けて見てみると、必ずどんなに短くても静かにしていたり、お行儀良く振舞っている瞬間があります。
 
 
このできているタイミングに、やっている瞬間の行動を褒めるだけで、お子さんは「あ、自分はできているんだ!」と気づいてその状態を保とうとします。
 
 
また、「自分はできる」という自信がついて、段々と良い状態が長く続くようになっていくのです。
 
 
そうなってくるとお互いにイライラすることがなくなっていって、家族でのお出かけを楽しむことができるようになりますよ~!
 
 
子どもとの夏のお出かけを楽しい思い出にするために、「トラブルが起きる前に」できているところを褒める声かけを意識してみてくださいね!
 
 
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
 
 
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