なかなか動かない子どものやる気を引き出す魔法の言葉と環境作り

やらなきゃいけないことがあるのになかなか動かない、声を掛けると怒る…そんな子どものやる気を引き出すには、お母さんが魔法の言葉をかけることと、すぐ動ける環境を作ってあげることです。参考にしてみてくださいね!
 
 

1.思わずイライラ…やらなきゃいけないのになかなか動けないADHDグレーの子ども

 
 
時間があるのに、約束があるのに、子どもがやらなきゃいけないことをなかなかやらなくてヒヤヒヤしたりイライラした経験はありませんか?
 
 
私自身、我が家の注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの息子がなかなか動かないことに、幼いころから何度悩んできたかわかりません…。
 
 
こちらの見通しで、もう時間が迫ってるけどそろそろやらないと絶対間に合わない!と思って声をかけても、「わかってる!」「あとでやるから大丈夫。」という答えが返ってくるばかりで、すぐに動きません。
 
 
 
 
そこで「いい加減にしなさい!」と強く言うと機嫌が悪くなって、いつまでも文句を言っていたりします。
 
 
あるいは言われた通りに待ってみても結局時間になって「もう時間だよ!」とできないままになってしまったり…。
 
 
段々声をかけるのも嫌になり、どうして先にやってしまわないのだろう?動かないのだろう?とモヤモヤしていました。
 
 

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2.なかなか動かないのは、動きたくないからじゃなかった!

 
 
そんな風に私の声かけではすぐに動かない息子でしたが、観察しているうちに今やっていることからすぐに切り替えることが難しいだけだということがわかって来ました。
 
 
かなり経ってから動き出すからです。
 
 
息子はやりたくないと思って動かないのではなく、自分の中でキリの良いところまでやってから始めたい、と思っているようでした。
 
 
そのキリの良いところが私とタイミングが違うので、こちらが待ちきれなくなってしまうのです。
 
 
 
 
人がやる気を出すときには、脳の前の方にある前頭葉という部分の「感情をコントロールする力」が必要になります。
 
 
前頭葉の部分は発達がゆっくり進むので、感情をコントロールすることは大人も含めてどんな人でもなかなか難しいことなんです。
 
 
生きていく中で色々な経験をして、その経験から脳が発達することで段々コントロールの精度は上がって行きます。
 
 
だけど、ADHDグレーゾーンの子どもはこの部分の発達がよりゆっくりなことが多いということがわかっています。
 
 
だから、感情をコントロールすることが難しくて「やりなさいー!」と言っただけではなかなかやる気になれないとか、切り替えてやることが難しかったりするのです。
 
 

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3.ADHDグレーの子どもは好きなことから発達が進んで力を出せる

 
 
ADHDグレーの子どもは自分の好きなことや得意なことには、集中してやったり自分で調べたりとすごい力を出します。
 
 
普段は色々なところに興味が移りがちだったり、マイペースな子どもも、好きなことへの行動力は上がります。
 
 
このことは脳科学の点から見ても証明されていて、人は好きなことや得意なことをやって「楽しい!」と感じているときに血流量が上がって脳のネットワークの伸びが速くなります。
 
 
このネットワークが伸びることが、発達が進むことに繋がっています。
 
 
 
 
だからこそ、本人が楽しい!これ好き!と感じるようにしてあげると良いということなんです。
 
 
そこで、我が家ではこんな工夫をしてみました!次の章でご紹介しますね!
 
 

4.ママにかかってる!子どものやる気を引き出す魔法の言葉と環境作り

 
 
子どもにやらなきゃいけないことをやってほしいとき、ただ「やりなさい!」と言っただけではやる気にならないので動きません。
 
 
特に、ほかのことをやっていたりすると興味がないことは耳に入ってすらいないかもしれません…。
 
 
そこで、本人が好きだったり得意なことで、興味を持つような言葉と環境を用意することにしました!
 
 
子どもによって興味のあることは違うので言葉も変わって来ると思いますが、我が家の場合は「これやると〇〇なんだって~」と、本人にとって楽しくなるメリットを伝えるようにしました。
 
 
例えば、「絵がうまくなるんだって~」「〇〇がもらえるんだって!」「これ作るのが自分でできちゃうらしいよ」といった、子どもが「え、やってみたい!」「やってみようかな?」と思える魔法の言葉です。
 
 
それだけでやる気になって「じゃあやる!」と動き出しました。
 
 
それから、「あとは動くだけだよ~」という環境作りもしました。
 
 
息子はやるまでにワンアクションが入ると面倒くさくなってしまうようでした。
 
 
そこで、私が先にある程度の準備をしたり、調べて用意をしておいて「あとはやるだけ!」という状態にしておきました。
 
 
そこまでになっていれば、ハードルがグッと下がるので「それならやってみよう」と思えるようです。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
子どもにとっての魔法の言葉と、すぐに動き出せる環境を用意することでADHDグレーの子どもは動くスピードが加速します!
 
 
やりだしたら、やっているんだね!」「早いね~!」といった肯定や褒めもプラスしてあげると、さらにほかのことまでやる気を出したりもしますよ!
 
 
ぜひ、試してみてくださいね!
 
 
 
 

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執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 

ADHDグレーの子どもは後回し癖がある、と感じているお母さんも多いです。どうしてそういった行動になるのか、STELLA*Schoolで学ぶと理解できるようになっていきますよ♪気になった方はメルマガでも情報をお届けしていますので登録してみてくださいね。

 
 
 
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