学校でのトラブルを防ぐ!子どもの可能性を広げるためにできる周りへの伝え方

お子さんのことで気になることがあるけど様子をみようと思われることはありませんか?様子を見ているうちに、困りごとになり学校トラブルにつながってしまいます。子どもの可能性を広げるためにママができる方法をお伝えします。
 
 

1.生活が一変!環境の変化で個性が困りごとになり問題児に変身した息子

 
 
我が家の息子は注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのグレーゾーンです。
 
 
それがわかったのは小学校2年生の時でした。
 
 
それまでは周りから個性として受け入れてもらえていた彼の行動などが、初めてみんなにわかってもらえないという環境になりました。
 
 
また、理解してもらえないことでお友達から攻撃的な対応を受けるようになってしまったのです。
 
 
毎日学校でトラブルが起こり息子は問題児扱いされるようになりました。
 
 
彼の個性は困りごとへと変容してしまい、元々は素直で頑張り屋だった子がすぐキレたり、反抗的になり、嫌なことには一切取り組まなくなってしまいました。
 
 
 
 
家でもイライラし始め、反抗的になって宿題もしなくなりました。
 
 
そんな様子を見て、ちゃんとやらせなければと毎日のように叱りましたが逆にどんどんやるべきことをやらなくなっていってしまいました。
 
 
終いには今までできていたことすらやらなくなってしまい、どうしたらいいのかと頭を抱える日々…。
 
 
今思えば、ずっと注意しても変わらないということは息子にとってこのアプローチ方法は間違っていたのですが、その頃の私はそんなことに気づきもしませんでした。
 
 
そのうち学校から受診を勧められましたが、結局検査を受けても診断はおりず「ADHDグレーゾーンかな、様子を見ましょう。」と言われました。
 
 
検査を受けても息子の毎日のトラブルがなくなるわけではなく、本当に困り果ててどうにかしたいと行き着いたのが発達科学コミュニケーション(発コミュ)でした。
 
 
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2.家ではうまく行っているのに学校トラブルが減らないのは問題児というレッテルだった

 
 
息子の場合、発コミュを始めて約3週間で落ち着きを取り戻し、学校でのトラブルの電話も激減しました。
 
 
あの頃から比べると、今の息子は家ではとても落ち着いて、苦手な学習も頑張って取り組んでいます。
 
 
時にはやるべきことなどがさっと行動に移せないこともありますが、私がどんな対応が息子に合っているのかを知っているので、軌道修正をかけることができます。
 
 
だから、毎日の生活の中で家にいる時は息子に怒ることはほとんどなくなりましたが、未だに学校ではうまくいかなくてトラブルになる事があります。
 
 
もちろん息子はまだ成長途中であり、気をつけるべきところもたくさんあります。
 
 
それでも彼自身の行動は、問題ばかり起こしていた頃と比べるととても成長しています!
 
 
しかし、周りの環境に影響されてうまくいかない時もあるのです。
 
 
それは、問題児のレッテルを貼られていて、本人の意図しないところで悲しい対応をお友達から受けてしまうという事です。
 
 
違う子だったらみんなが何も言わない事でも、息子がやると悪く言ってきたり、やっていない事もやったと言われたり、穏やかな状態を保ちにくい環境が学校にはあります。
 
 
 
 
こういう状況になったのは、今までの息子の行いの積み重ねの結果です。
 
 
しかも、息子はすぐに忘れることができたりリセットすることができますが、周りの子はそういうわけにはいきません。
 
 
息子がやった事や言った事をしっかりと覚えています。
 
 
だから、息子は切り替えてお友達と仲良くしようとしてもうまくいかないことも多いのです。
 
 

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3.ADHDタイプの子の可能性を広げるママの理解と周りへの伝え方

 
 
私や息子のように傷つく経験はしてほしくない…そのためにやってほしいことがあります。
 
 
それは、お子さんの特性にあった関わり方をママが知って、それを先生や周りに伝えてほしいということです。
 
 
なぜかというと息子にはもともと個性が強い特性があって、私がこの特性に合った対応をもっと早くに知っていたら、 2年生の時にあんなに辛い経験をすることはなかったと思うからです。
 
 
先生たちはADHDタイプの子への関わり方をよく知らない、わからないという方も多いです。
 
 
決して先生たちが勉強されていないとかそういうことではなく、正しい対応が世の中にまだ知られていないからです。
 
 
そんな先生方が、今まで通りの「できていないところを注意する」教育を行うと、子どもの行動を悪化させてしまうことがあります。
 
 
息子も特性による困りごとは、2年生の時まではなかったのです。
 
 
つまり、彼の個性を困りごとにしてしまったのは私であり、先生であり、周りの大人たちだったということです。
 
 
 
 
子どもが起こしてしまった学校でのトラブルの記憶や、体験してしまった心の傷は消えません。
 
 
病院などで検査を受けて、診断がおりず私たちのように様子をみましょうと言われることもあると思います。
 
 
診断結果に落ち込んでしまったり、成長すればよくなるかもと思うかもしれません。
 
 
そんなときに、様子を見よう!という言葉や自分の気持ちに流されないでください!
 
 
今困ってないから大丈夫だと思われている方もいるかもしれませんが、困ってから対応するのでは子どもの心に傷を与えてしまいます。
 
 
気づいたその時が最大のチャンスです!
 
 
まずは一番近くにいるママが理解して味方になってあげること、そして周りからの理解も得られるようにお子さんに合った対応を伝えていってください。
 
 
既に困りごとになっていたとしても、周りの対応次第でお子さんは変わっていきます。
 
 
ADHDタイプの子は対応さえ本人に合っていれば、パッと動ける行動力があったり、人とは違う素晴らしい発想を持っていてその力を発揮することができます。
 
 
その才能が開くかどうかは、周りの大人の対応次第!
 
 
ママが関わり方を知ること、それがきっとお子さんの可能性を広げていきますよ!
 
 
 
 

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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

 
 
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