【ひろこ先生の本棚】絶妙な距離感で言葉をくれる小説のような1冊

今日は日曜日。

「ひろこ先生の本棚!」

の日です!

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毎日頑張ってるママたちに

少し頭を休めて
新しい価値観に出会う日にしてほしい!

 

 

そんな思いで、毎週楽しみに
書いています^^

 

 

初めて読む方のために説明しておくと、

「ひろこ先生の本棚」コーナーは

私が、小児科医の視点から、
凸凹キッズの母親の視点から、

そして、脳科学と発達診断のプロ!
としての視点から

 

選りすぐりの1冊をお届けする企画です。

 

 

今日は、
私が2022年、一番たくさん開いた1冊を
ご紹介しますね。

 

それが、こちらの本!

 

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3年の星占い 2021-2023
乙女座

石井ゆかり 著

 

占いの本かよ〜〜〜!
って思いましたか?

 

ですが、この本、
そんじょそこらの占いの本とは
ちょっと違うのです。

 

 

皆さんの中に
毎朝「めざまし占いカウントダウン」
見てる人いませんか?

 

そのランキングに
毎朝一喜一憂している方
いませんか??

 

わが家では、息子たちが
毎日めざまし占いを見て

 

「今日は俺の方が順位が上だ〜」

などと言い合いながら一喜一憂
しています。

 

あまり気にしていなくても、
やっぱり占いの順位が低いと
ちょっと気になったりしますよね。

 

占いの結果って
自分ではコントロールできないものなので
どうしようもないのですが

 

その結果を受けて、その日をどう過ごすかは
自分でコントロールできることです。

 

ですので、私は子どもたちにも

「今日は〜って書いてあったから
こういうこと気をつけたらいいよね」

 

「今日は〜って書いてあったね!やったね。
こういういいことがあるといいね」

 

って、一度翻訳して
伝えるようにしています。

 

 

一方、石井ゆかりさんの占いには
そんな必要がありません。

 

例えば、今日は〜な風にした方がいいよ、とか
ラッキーアイテムは〜だよ、とか

こうすれば良くなるよ、という
アドバイス的な文章はほとんどないから。

 

こちらの1冊も、3年間の星の動きから
こんな風な3年間になりそうだよ、というのを

まるでおとぎ話のようにストーリーにして
書いてあります。

 

まさに、小説を読んでいるみたいな1冊。

 

占いが当たっているとか、当たっていないとか
そんなことではなくて、

 

読むと、この3年
自分が進むべき道が明るく見えてくる

自分が進むべき道を自分で決められるようになる
そんな1冊なのです。

 

 

私がこれまで出会った占いの本とは
全然違う1冊。

 

この1冊で、一気に
石井ゆかりさんのファンになりました^^

 

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わたしは、「ママカルテ」を作った時、
こんな親子を想像していました。

 

ママとお子さんが「ママカルテ」を見ながら

「ねえねえ、どうだった?」

「私はこういうとこが強みでこういうとこが苦手って
書いてあったよ」

「私もおんなじ!親子だね〜」

 

って会話をしながら
笑顔でやり取りをする。

 

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「ママカルテ」は発達診断ではあるけれど、
重たいものではなくって

 

占いとかタイプ診断のように
もっと軽い思いで、
自分たちの特性を親子で語り合って欲しいし、

 

 

「私って、こんなところは苦手なんだよね。
だけど、こんな対応をすれば大丈夫だって
わかってるから安心だね。」

 

って思える親子を増やしたい。

 

 

発達障害という診断名をつけるだけで
どうしたら問題が解決するのかを教えてくれない

 

そんな診断ではなくって、

 

その先に見える未来やわが子の可能性を
諦めなくて良くなる、

 

そんな「未来を創る」診断
目指しています。

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石井ゆかりさんの書く文章は
私の目標。

 

「ママカルテ」が
親子の成長とともに何度も受けたくなる。

 

そして、成長とともに
何度も見返したくなる。

 

そんな人生の羅針盤になりますように。

 

 

今日の1冊は

読む人が、
きっと大丈夫だよ!と思える、

そっと読む人の背中を押せる言葉を綴る。

 

占いというより、
少し離れたところから人生を応援してくれる本。

 

そんな1冊をご紹介しました。

 

自分の星座の1冊を
ぜひぜひ読んでみてくださいね^^

 

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